裏切りの日日 (集英社文庫) [Kindle]

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  • 集英社
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感想・レビュー・書評

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  • 評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    人質を楯に、身代金を奪った犯人は、厳重な包囲の中で、ビルの9階からエレベーターに乗り込んだが、1階についた時には消えていた!その頃、近くのマンションで、右翼の大物が何者かに射殺された。“2つの事件は関連するものなのか?”居合わせた警視庁公安刑事・桂田の暗い瞳が光った。彼は、2年前に妻子に逃げられ、それ以後、人が変わったといわれる。その凄腕に更に磨きがかかり…。

    百舌シリーズはかなり前に読んだので記憶が甦らず。諦めて悪徳刑事桂木の話として最後まで・・・途中で過去読んだ記憶だけは甦った。

  • 百舌シリーズ第一段。

    ドラマが面白かったということで、読み始め。
    百舌は出てこないが、、、


    ビル占拠事件と、暗殺事件の同時発生。果たしてその意味は?

  • ミステリとハードボイルドの境界でドキドキ。
    『日本で一番悪い奴ら』に似た後味。

  • 本当にドラマにしとけ

  • 一応百舌シリーズということでしたが、津城さんが出てくるのと鳥の名前をコードネームにもて犯人、そして公安絡みというだけ。
    もう百舌シリーズでなくて野鳥シリーズに名前変えませんかね(・・?(笑)
    スピーディな展開は好きなので新作も単行本になったら読むかも。

  • 逢坂剛・百舌シリーズの第六弾、という扱いなのだけど、
    こちらは若き日の津城が登場するスピンオフストーリー。
    言うなれば、Early MOZUという感じ。つまり、百舌とは
    殆ど関係無い(^^;)。

    シリーズ中いちばんコンパクトな作品だが、トリックの
    レベルはなかなかのモノ。この作品だけの登場人物たちも
    他の作品と同様にかなり癖があり、そして魅力的。
    そして誰よりも怪しい雰囲気を醸しだしまくってる津城の
    存在感は圧倒的とも言える。

    コレを読んだ上で百舌シリーズを最初から読むと良いかも。
    というか、そうするべきだった。なんつったてもう津城さん
    はアレしてああなっちゃってるからなぁ(^^;)。

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著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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