グランド・ブダペスト・ホテル [DVD]

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  • 163レビュー
監督 : ウェス・アンダーソン 
出演 : レイフ・ファインズ  トニー・レヴォロリ  F・マーレイ・エイブラハム  マチュー・アマルリック  エイドリアン・ブロディ 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2014年11月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142016416

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グランド・ブダペスト・ホテル [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 話題作をようやく見る事が出来ました。

    舞台になった時代のせいもあってモノトーンな色彩を使った手法を上手く生かしたサスペンス・コメディでした。

    あの『アーティスト』を連想してしまう様なクラシカルな雰囲気が何とも言えぬムードを充分に楽しめる作品で満足感を味わえました。

  • 回想形式で進んで行く伝説のコンシェルジェとベルボーイの波乱にとんだ事件簿。

    欲や金、権利や軍事司令部まで絡んである老婦人の本当の遺言の行方を紐解くまでを
    ミステリー色濃い料理にウィット、ラブ、メルヘンチックの調味料をふりかけた感じかな♪
    人も殺されたりするが、悲惨さはない。
    由緒あるホテルの栄枯盛衰ではないが、外観、そして利用客の変わり様も興味深い。
    主役の二人は天然ぽく?変わってはいたが共に師弟関係のような信頼でどこまでも繋がっていた。
    富や地位が欲しかった訳ではない、
    老いて尚、ベルボーイ時代の自分の部屋に宿泊するゼロの気持ち、分かるな。
    カタチより想いが人を幸せに包むということ。
    いつまでも宝物だったあの頃の面影に包まれていたいんだね。。

  • 老いた作家が語る、かつてヨーロッパ最高峰と
    うたわれたグランド・ブダペスト・ホテルにま
    つわるミステリー作品です。
    ホテルを仕切るコンシェルジュ・グズダヴは上
    客であった伯爵夫人の作家容疑で逮捕される。
    知恵をしぼって脱獄した彼は新人のロビーボー
    イととともに真相を究明します。
    主人公である伝説のコンシェルジュに扮するの
    はレイフ・ファインズで、神経症の作家をジュ
    ード・ロウ、殺されてしまう伯爵夫人をティル
    ダ・スウィントンが演じていました。
    オーウェン・ウィルソンやビル・マーレイらが
    思わぬ場面で顔を出す場面が見所です。
    見応えがあって面白い作品です。

  • いつもハイクオリティで楽しみなウェス・アンダーソンの映画。まるで精巧につくられたミニアチュールの世界を拡大鏡で見るような楽しさは変わらないままに、今回は円熟の風格さえ匂わせて、かつて本当に存在していたかのような懐かしい幻想を見せてくれます。
    特に注目したいのは物語の構造で、とある欧州国の女学生がひもとく偉大な国民作家の本、その作家が古めかしいホテルのオーナーから聞いたという冒険譚と、観る者は箱入りケーキを味わうようにして、歴史と物語が混然一体となった世界に誘われます。ロープウェイで登っていく山頂のホテルや、路面電車、弁護士さんが殺される美術館など、幻想の歴史の中のヨーロッパを作り上げているアイテムのひとつひとつが魅力的すぎ。その中心に君臨する、エレガントで滑稽でメランコリックなレイフ・ファインズが、失われてしまった偽の過去への郷愁を味あわせてくれます。
    今回は持ち前の軽やかさに、『エステルハージ博士の事件簿』みたいな欧州偽史小説にも通じる味わいが加わって、このまま円みと重さを増してきたら、どんな世界を見せてくれるのか、ますます楽しみ。

  • ★3.0

    なんだか思っていたのと全然違っていた…。
    借りる時にパッケージの裏に“コメディミステリー”と書いてあったので楽しみにしていたが、ミステリー要素はいまいちだった。

    ウェスアンダーソン監督なので、勿論映像や画面構成や色使い等は素敵満載なのだが…観る前の認識とは映画に大事なものですね。
    作品の評価というよりも、カレーを注文して食べたらハヤシライスだったみたいな。
    (ハヤシライスも好きだけど)

  • 最高、、、ため息しか出ない
    背景も映像もとってもオシャレでコミカルで、切なくて

    絵本の中の世界をそのまま映画にしたみたいな
    サスペンス映画という意味ではその筋はとても簡単なんだけど
    好きなシーンがたくさんあるし、何回も見たい

  • かわいくて、オシャレで、センスがいい。
    映像とストーリー。
    テンポよくて、クスッと笑える。

    最後はあっけなく、淡く、切ない。
    これまでの楽しさと最後の切なさがじわっとくる。
    素敵な映画。

  • 「ウェス・アンダーソンの極地」と言ってもいいんじゃないでしょうか。心地いいテンポ、リズム感。ムードたっぷりの色彩。気持ちよく、ばしっとキマッた構図。嫌味なくらい、隙なく計算し尽くしてる。若手だからこそ(ならでは)の完璧な作り込みって感じだった。ここまでやられると、監督の才能と執念(?)に拍手するしかない…。

    ストーリー外の想像がふくらむとか、観終わった後に自分も何か変わった気がする、というタイプの映画ではないと思う。そこんところが自分の中で、「好きなんだけど★5に踏み切れない」部分。でも、監督が周到に張り巡らせている意図を、あれもこれもと掘り下げていくのは楽しいです。

  • 色彩、構図など映像が素晴らしい。
    役者の仕草、カメラワークが几帳面に計算されていて美しいです。
    話のテンポもよく楽しく見れました。刑務所脱走のシーンが一番好き!

  •  とある作家が書いた一つの物語。それはある高級ホテルで過去に起こった実際の事件であった。1930年代「グランド・ブダペスト・ホテル」のコンシェルジュのグスタヴとその愛弟子でベルボーイのゼロが巻き込まれた事件とは。

     アカデミー賞で美術賞や衣装デザイン賞を受賞した作品だけあって各ホテルのコンシェルジュたちの衣装や、ホテルの内装、外装、小道具がどこか可愛らしく、また豪華で魅力的です。

     そしてそうした美術の美しさや構図から造られる映像美の中でコミカルに動き回る登場人物たちの様子は、まるで昔教育テレビでやっていた人形劇を見ているようでした。

     遺産相続に殺し屋からの逃避行、冤罪で捕まった刑務所からの大脱走と作品の筋書きはサスペンス調でありながら、
    作品の雰囲気はテンポのいいコメディ調で、いい意味で作り物めいています。リアリズムじゃない、どこかメルヘンチックな世界が徹底されていて、観ていて映画内の世界にどっぷり浸かれて安心できる作品です。

     グスタヴとゼロの掛け合いが絶妙で、ゼロの少しとぼけた表情がいい味を出しています。そしてエンドロールの演出もさりげないながらも好きでした。

     芸術の世界とコメディの雰囲気がいいバランスでミックスされた映画だったと思います。

  • 衣装と美術がとにかくかわいくておしゃれ。ずーっと眺めていたくなる世界観。テンポよくコミカルなドタバタミステリーとして描かれてるけど、お話はわりとシュールでほろ苦くて、でもなぜかそれを感じさせないどこか絵本のような温かさ。

  • あぁー、いい、映画館で体験すべき映画だったな、やっぱり。
    なんだろう、背景がすごく絵本的で、非現実に見えるところにまず引き込まれた。

    あらすじは公式にでもまかせることにして、面白かった!

    あと、(画的に)ぞっとするシーンが急に出てくるのはちょっとびっくりする。

  • THE GRAND BUDAPEST HOTEL
    2013年 イギリス+ドイツ
    監督:ウェス・アンダーソン
    出演:レイフ・ファインズ/トニー・レヴォロリ/F・マーレイ・エイブラハム/マチュー・アマルリック/エイドリアン・ブロディ/ウィレム・デフォー/ジェフ・ゴールドブラム/ハーヴェイ・カイテル/ジュード・ロウ/ビル・マーレイ/エドワード・ノートン/シアーシャ・ローナン/ジェイソン・シュワルツマン/レア・セドゥ/ティルダ・スウィントン/トム・ウィルキンソン/オーウェン・ウィルソン
    http://www.foxmovies.jp/gbh/

    架空の国の架空のホテルで繰り広げられる、おとぎ話のようなミステリー。とりあえず豪華ホテルや伯爵夫人の豪邸、ホテル御用達のパティスリーのお菓子など、眺めているだけでも目の保養になって幸せ。ホテル自体の外観もお菓子みたいで可愛いし、衣装デザインはソフィア・コップラの「マリー・アントワネット」を手掛けたミレーナ・カノネロだそうで、これまたコスチュームも可愛い。

    物語は、すでに寂びれたグランド・ブダペスト・ホテルに宿泊中の作家(ジュード・ロウ)に、ホテルの老オーナーが自分がホテルを所有するにいたるまでの話を語り聞かせるという回想形式。かつで天涯孤独な少年だったオーナー=ロビーボーイのゼロが、ホテルの伝説のコンシェルジュだったグスタフに可愛がられ、彼に襲いかかった危難を共に乗り越えた波乱万丈の事件。

    ミステリー仕立てになってはいますが、殺人事件の犯人自体は、正直一目瞭然。見るからに怪しいビジュアルのエイドリアン・ブロディと、見るからに凶悪な殺し屋のウィレム・デフォーをみて、犯人だと思わない観客がいるんでしょうか?(笑)ここに関してはどんでん返しなどはなく、非常に素直に、悪役は悪役、と割り切って見れます。しかしコミカルに処理してあるからあまり気にならないけど、ウィレム・デフォーのやり口は結構残虐だし、豪華ホテルの華やかさの裏側にずっと戦争の影はつきまとっている。思いがけない結末も、単なるハッピーエンドと割り切るにはあまりにもやりきれない。

    けれどあくまで表面は、冤罪で逮捕されたグスタフを救出するべく奔走するゼロとその恋人パティシエのアガサの機転、一緒に脱獄計画を練る囚人たちとの友情、そしてグスタフの脱走劇をフォローするコンシェルジュたちの秘密結社の活躍など、痛快な活劇。ただただ楽しんでいるだけで、あっという間に物語は終わってしまいます。事件そのものは無事解決、グスタフへの疑いも晴れ、ゼロとアガサは結婚、と大団円を迎えるのだけれど・・・

    回想している老オーナーはとても孤独です。おとぎ話のような物語のハッピーエンドのそのあと、はとても切ない。でもそこまでひっくるめて、複雑な深みのある、とても良い映画でした。

  • ネットで視聴(英語字幕)

    原題:The Grand Budapest Hotel
     
    とても上質の映画。
    欧米で特に高く評価されているのは、第二次世界大戦前の、華麗なヨーロッパ文化へのノスタルジーを呼び起こすからだろうと思う。

    老貴婦人マダム・Dを演じるのは、ティルダ・スゥイントン。
    コンスタンティンの天使ガブリエル、ナルニア国物語の白い魔女、スノーピアサーのメイソンなど、なんでもできる怪女優。
    気がつかなかった!

    ●映画の英語

    ・Don't flirt with her.

    flirt は、戯れる、いちゃつくの意味。

    ムッシュ・グスタヴ(レイフ・ファインズ)が、アガサ(シアーシャ・ローナン)に必要以上に接近しないよう、主人公のゼロ(マチュー・アルマリック)がグスタブに対して警告するときの言葉。

    映画の中で3回使われる。とても上質の映画。
    欧米で非常に高く評価されているのは、第二次世界大戦前の、華麗なヨーロッパ文化へのノスタルジーを呼び起こすからだろうと思う。

    ●映画の英語

    ・Don't flirt with her.

    flirt は、戯れる、いちゃつくの意味。

    ムッシュ・グスタヴ(レイフ・ファインズ)が、アガサ(シアーシャ・ローナン)に必要以上に接近しないよう、主人公のゼロ(マチュー・アルマリック)がグスタブに対して警告するときの言葉。

    映画の中で3回使われる。

  • テンポが速い。
    もう少しスローにしても良いのでは?

    もちろん作品そのものは悪くない。
    それだけに余計もったいない気がする。

  • カットの流れを観てるだけでもおもしろい。
    ほんで有名な俳優がいっぱい。

  • 映画の箱の中、俳優を愛くるしく操作するウェスアンダーソンの仕草。
    幾ら外国人であろうと、あざとい動きになりそうなものやけど、そこを斜めに左右に走り回せて、もうアニメの如し動線を描き、受け入れさせる不思議。更に、狂気とポップさをかき混ぜて来る。

    赤に近いピンクで世界を塗りたくる異常な色彩感覚の下で始まった銃撃戦は、弾丸がポンポンと咲き乱れて、花火の祭りのようだった。
    淡さと繊細さ、可愛いらしさと狂気、浮沈する泡沫のよう。

    洋画リハビリ。2日がかり。結果、消費の感だけ。ウェスアンダーソンは悪くない。感受性よ、何処に潜んだのかと手探りする、未だ見失ったまま。

  • こういうノリはまだ楽しみきれない…

  • たくさん笑って最後にほろりと泣ける。
    コメディとはかくあるべき。

  • グスタヴとゼロの親子のような兄弟のような絆がとても良い。絵本のようなお菓子のような愛らしい画面と、軽快な音楽が素敵。
    ザ・ロイヤル・テネンバウムズと同じ監督であるウェス・アンダーソンの作品と気づいてなるほど!と納得。愛らしい雰囲気が似てた。

    これは全くの偶然なんだけれども、最近見る映画にレア・セドゥが毎回登場していてなんだかおもしろい。

  • キッチュでおかしくて可愛い映像。

  • このキービジュアルで女の子が惹かれない訳がない。レア・セドゥ出てたの知らなかった

  • ウェス・アンダーソンはいまひとつ苦手なぼくにもこの映画は面白かった!ドロドロした話しをあっけらかんと描いてるところがすごい好き!手に汗握る展開もほのぼのしててよかったなぁ・・・。カメラもカッコいい!スターがさらっと出てくるあたりも楽しい!

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