グランド・ブダペスト・ホテル [DVD]

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監督 : ウェス・アンダーソン 
出演 : レイフ・ファインズ  トニー・レヴォロリ  F・マーレイ・エイブラハム  マチュー・アマルリック  エイドリアン・ブロディ 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2014年11月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142016416

グランド・ブダペスト・ホテル [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 話題作をようやく見る事が出来ました。

    舞台になった時代のせいもあってモノトーンな色彩を使った手法を上手く生かしたサスペンス・コメディでした。

    あの『アーティスト』を連想してしまう様なクラシカルな雰囲気が何とも言えぬムードを充分に楽しめる作品で満足感を味わえました。

  • 回想形式で進んで行く伝説のコンシェルジェとベルボーイの波乱にとんだ事件簿。

    欲や金、権利や軍事司令部まで絡んである老婦人の本当の遺言の行方を紐解くまでを
    ミステリー色濃い料理にウィット、ラブ、メルヘンチックの調味料をふりかけた感じかな♪
    人も殺されたりするが、悲惨さはない。
    由緒あるホテルの栄枯盛衰ではないが、外観、そして利用客の変わり様も興味深い。
    主役の二人は天然ぽく?変わってはいたが共に師弟関係のような信頼でどこまでも繋がっていた。
    富や地位が欲しかった訳ではない、
    老いて尚、ベルボーイ時代の自分の部屋に宿泊するゼロの気持ち、分かるな。
    カタチより想いが人を幸せに包むということ。
    いつまでも宝物だったあの頃の面影に包まれていたいんだね。。

  • 老いた作家が語る、かつてヨーロッパ最高峰と
    うたわれたグランド・ブダペスト・ホテルにま
    つわるミステリー作品です。
    ホテルを仕切るコンシェルジュ・グズダヴは上
    客であった伯爵夫人の作家容疑で逮捕される。
    知恵をしぼって脱獄した彼は新人のロビーボー
    イととともに真相を究明します。
    主人公である伝説のコンシェルジュに扮するの
    はレイフ・ファインズで、神経症の作家をジュ
    ード・ロウ、殺されてしまう伯爵夫人をティル
    ダ・スウィントンが演じていました。
    オーウェン・ウィルソンやビル・マーレイらが
    思わぬ場面で顔を出す場面が見所です。
    見応えがあって面白い作品です。

  • いつもハイクオリティで楽しみなウェス・アンダーソンの映画。まるで精巧につくられたミニアチュールの世界を拡大鏡で見るような楽しさは変わらないままに、今回は円熟の風格さえ匂わせて、かつて本当に存在していたかのような懐かしい幻想を見せてくれます。
    特に注目したいのは物語の構造で、とある欧州国の女学生がひもとく偉大な国民作家の本、その作家が古めかしいホテルのオーナーから聞いたという冒険譚と、観る者は箱入りケーキを味わうようにして、歴史と物語が混然一体となった世界に誘われます。ロープウェイで登っていく山頂のホテルや、路面電車、弁護士さんが殺される美術館など、幻想の歴史の中のヨーロッパを作り上げているアイテムのひとつひとつが魅力的すぎ。その中心に君臨する、エレガントで滑稽でメランコリックなレイフ・ファインズが、失われてしまった偽の過去への郷愁を味あわせてくれます。
    今回は持ち前の軽やかさに、『エステルハージ博士の事件簿』みたいな欧州偽史小説にも通じる味わいが加わって、このまま円みと重さを増してきたら、どんな世界を見せてくれるのか、ますます楽しみ。

  • ★3.0

    なんだか思っていたのと全然違っていた…。
    借りる時にパッケージの裏に“コメディミステリー”と書いてあったので楽しみにしていたが、ミステリー要素はいまいちだった。

    ウェスアンダーソン監督なので、勿論映像や画面構成や色使い等は素敵満載なのだが…観る前の認識とは映画に大事なものですね。
    作品の評価というよりも、カレーを注文して食べたらハヤシライスだったみたいな。
    (ハヤシライスも好きだけど)

  • 最高、、、ため息しか出ない
    背景も映像もとってもオシャレでコミカルで、切なくて

    絵本の中の世界をそのまま映画にしたみたいな
    サスペンス映画という意味ではその筋はとても簡単なんだけど
    好きなシーンがたくさんあるし、何回も見たい

  • かわいくて、オシャレで、センスがいい。
    映像とストーリー。
    テンポよくて、クスッと笑える。

    最後はあっけなく、淡く、切ない。
    これまでの楽しさと最後の切なさがじわっとくる。
    素敵な映画。

  • 「ウェス・アンダーソンの極地」と言ってもいいんじゃないでしょうか。心地いいテンポ、リズム感。ムードたっぷりの色彩。気持ちよく、ばしっとキマッた構図。嫌味なくらい、隙なく計算し尽くしてる。若手だからこそ(ならでは)の完璧な作り込みって感じだった。ここまでやられると、監督の才能と執念(?)に拍手するしかない…。

    ストーリー外の想像がふくらむとか、観終わった後に自分も何か変わった気がする、というタイプの映画ではないと思う。そこんところが自分の中で、「好きなんだけど★5に踏み切れない」部分。でも、監督が周到に張り巡らせている意図を、あれもこれもと掘り下げていくのは楽しいです。

  • 色彩、構図など映像が素晴らしい。
    役者の仕草、カメラワークが几帳面に計算されていて美しいです。
    話のテンポもよく楽しく見れました。刑務所脱走のシーンが一番好き!

  •  とある作家が書いた一つの物語。それはある高級ホテルで過去に起こった実際の事件であった。1930年代「グランド・ブダペスト・ホテル」のコンシェルジュのグスタヴとその愛弟子でベルボーイのゼロが巻き込まれた事件とは。

     アカデミー賞で美術賞や衣装デザイン賞を受賞した作品だけあって各ホテルのコンシェルジュたちの衣装や、ホテルの内装、外装、小道具がどこか可愛らしく、また豪華で魅力的です。

     そしてそうした美術の美しさや構図から造られる映像美の中でコミカルに動き回る登場人物たちの様子は、まるで昔教育テレビでやっていた人形劇を見ているようでした。

     遺産相続に殺し屋からの逃避行、冤罪で捕まった刑務所からの大脱走と作品の筋書きはサスペンス調でありながら、
    作品の雰囲気はテンポのいいコメディ調で、いい意味で作り物めいています。リアリズムじゃない、どこかメルヘンチックな世界が徹底されていて、観ていて映画内の世界にどっぷり浸かれて安心できる作品です。

     グスタヴとゼロの掛け合いが絶妙で、ゼロの少しとぼけた表情がいい味を出しています。そしてエンドロールの演出もさりげないながらも好きでした。

     芸術の世界とコメディの雰囲気がいいバランスでミックスされた映画だったと思います。

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