ゴッドファーザー PARTIII<デジタル・リマスター版> [DVD]

監督 : フランシス・フォード・コッポラ 
出演 : アル・パチーノ  アンディ・ガルシア 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
3.72
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113829915

感想・レビュー・書評

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  • ゴッドファーザーのマイケルくんの引退前後のお話。
    マイケルくんの娘であるメアリーさんのウエストのくびれが良かった。
    最後のほうは少し長澤まさみちゃん似な感じだったし…。
    実は、コッポラ監督の娘で今は本人も監督であるソフィア・コッポラさんだったんだね。

    全体的に各シーンが芸術的で良かったです。
    特に最後の長いオペラのシーンは、イタリアの芸術のレベルの高さを満喫できました。
    やっぱり名作だと思うよ。

  • 全員良い感じで年を取っている!!素晴らしい3部作。
    すっかり弱ってしまったアル・パチーノに変わって、アンディ・ガルシアが血気盛んなNEWゴッドファーザーとして頑張る。もう現れた瞬間画面から溢れだすフェロモンというか色気というか。すごいとしか言いようが無い。
    それに対してマイケルの娘の魅力の無さ・・・・今までアホっぽかった妹が準主人公並にマフィアを動かしている不思議さも加えて、女性陣があまりイケていなかった。完全に最後まで男の映画にして欲しかった。
    頑張ったのに報われず、孤独にシチリア島の庭で死んでいくアル・パチーノが、Part1で孫と遊びながら死んでいくマーロン・ブランドとの対比で切なさが倍増した。

  • 評判は本作が一番低いが、自分にとってはこの3が最高傑作でした。バチカンやカトリックの血のにおいもさることながら、百年の孤独を想起させるような年月のリンク、ラストシーンで娘が殺された際のアル・パチーノの叫び、マーロン・ブランド(ロバート・デ・ニーロ)→アル・パチーノ→アンディ・ガルシアという、まるで実在の人物かのような見事なコルレオーネ家の佇まいなど、言うことなし。大司祭が螺旋階段から落ちるシーンは完璧。

  • バチカンのあの辺の話に興味があったのでかなりズバリ描いているところに感心した。オペラ会場を暗殺場所に選ばなくてもと心が痛む。お父さん大好きだったの長男の歌手としてのキャリアは終わりよね。女の子のほうはただでさえ共感を呼びにくいソーシャライト然と出てきてタバコをスパスパ(まだそれがエレガントされた時代だった?)、いとこにぐいぐい絡んでいくと描かれ方では、どんな素晴らしい演者でも嫌われそうなので、プロは火中の栗を拾わずソフィアになったのかなと思う。

  • なるほど、最後はこうなるんだ。
    人間関係が複雑になって難しいな^^;
    続編が有りそうな、無さそうな。

  • TVにて
    パート1,2の完成度に比べると少し落ちるかな?最後までマフィアから抜けられないファミリーの宿命.悲劇で幕を閉じた.美しいシチリアでこのようなむごたらしい惨劇が起きるのが現実と思えない.

  • 1979ニューヨーク 法律の学校 アル・パチーノ=マイケル・コルネオーレ ヒントはイタリア シチリア島 カズン=従姉妹 敵は愛する者を狙ってくる ザザ抹殺 ヘリコプターから乱射 気性が激し過ぎて理性を失った 政治家 配当 靴の中に入った小石 誤射されるメアリー 懺悔 殺し屋の神父親子に抹殺される双子 オペラ鑑賞 糖尿病 オレンジュースかキャンディーを 間違った関係 ファミリーを守ってみせる アンディ・ガルシア ソフィア・コッポラ フランシス・コッポラ

  • 無駄に長かったな・・・
    ファミリーの内輪もめをダラダラ見せつけられても・・・
    アンディガルシアは好きだけどもっと脇がいいなあ。

  • もはやハッピーエンドには期待してなかったよ…

  • 監督の熱意が既に失せた時期の作品らしいが、やや凡庸な展開だった気がする。最後は尻切れトンボのよう。

  • "I did what I could, Kay, to protect all of you from the horrors of this world."
    "But you became my horror."

    決して悪くはないんだよ…面白い映画ではあるんだよ…。
    でも、ゴッドファーザーの続編、としては…前2作が良すぎてねえ…!
    抗争場面もそれ以外の台詞や服装も、派手だけど雑になった、という印象が拭えない。
    ローマ教皇が絡む話になったのも、そっちに広げるよりもファミリーのことをもっと丁寧に描いて欲しかったと思ってしまうし。
    ただ、その「派手だけど雑」というのはわざとそうしたのかな、という気もしている。
    1と2で貫かれていた、いや、2の終盤でやや翳りは見えているか、その男の美学、マフィアの美学が崩壊している時代の変遷を示したかったのかも、と。
    それなら面白い。
    でも、確信は出来ないんだなぁ…。
    1、2よりも感傷的過ぎるのも、マイケルの状況からしてわかるんだけど、マイケルの孤独は主題としていいんだけど、でも映画を律するものがなくなってしまったように感じる。
    続編って本当に難しいものだね…。
    コッポラは更にアンディ・ガルシア世代の続編を作りたかったとちらりと書いてあったけれど、実現しなくて良かったと思ってしまった。
    ただのチンピラアクションになり下がりかねない!

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著者プロフィール

これまで六つのアカデミー賞を獲得。代表作として主に『ゴッドファーザー』3部作と『地獄の黙示録』の監督として知られる。1939年、デトロイト州に生まれ、ニューヨーク州クイーンズで育つ。幼少期にポリオ麻痺に感染し、その治療期間に物語を書くこと、そして玩具として与えられた映画投影機に没頭し、映画製作への興味を育んだ。
 ホフストラ大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で演劇と映画を学びつつ、短編小説や戯曲を執筆(コッポラ自身は己のキャリアの発端を「作家」であると見做している)。1970年、『パットン大戦車軍団』の脚本家としてオスカーを受賞、1970年代には『ゴッドファーザー』、『ゴッドファーザー PARTⅡ』、『アメリカン・グラフィティ』、『カンバセーション…盗聴…』、そして『地獄の黙示録』などの作品で監督・脚本・製作を手がけた。その間に、カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを2回、アカデミー賞では計12回のノミネートのうち5回の受賞を果たし、フィルムメイカーとして、その10年間は史上かつていない成功を成し遂げたことは疑い得ない。
 コッポラはまた35年にわたり、ナパ・バレーとソノマ・バレーにてワイナリーを経営し、ワイン生産を手がけていることでも広く知られている。その他のビジネス領域では、中米、アルゼンチン、イタリアでの豪華リゾート経営のほか、受賞実績もある短編小説を中心にした文芸誌『ゾエトロープ:オールストーリー』の発刊を手がけている。現在は、劇場、映画、テレビを組み合わせた「ライブ・シネマ」と呼ばれる新しい形式での芸術に取り組み、この新しいメディウムにおける脚本の執筆を続けている。

「2018年 『フランシス・フォード・コッポラ、映画を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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