眼球綺譚 (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • まずは一言……眼球…………キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
    はい!OK!
    タモリさんも真っ青!ぐらいに
    グロい世にも奇妙な物語みたいな短編集
    中々ハードでしたわwww
    〜あらすじ〜

    ある日、大学の後輩とおぼしき男から郵便が届いた。「読んでください。夜中に、一人で」という手紙とともに、その中にはある地方都市での奇怪な事件を題材にした小説の原稿が…。表題作「眼球綺譚」他、誕生日の夜の“悪夢”を描いた「バースデー・プレゼント」、究極の“食”に挑んだ逸品「特別料理」など、妖しくも美しい7つのホラーストーリーを収録。著者の新境地を拓いた初の短篇集。

    7つの物語があって怖さと言うよりは奇妙さが
    強かったかと……あとグロさ!www
    印象深かった作品ばかりだったので
    1つ1つ感想を述べたいとおもいます!
    ちなみに題名横におすすめと書かれているのは
    僕的に短編の中でも面白かった作品です!
    では!いきます!

    『再生』おすすめ
    おっさんの目の前には首なし死体そこから
    奇妙な物語が始まるのですが…ラストなんか
    ツッコミたくなる面白さ!ちょっとグロいかな

    『呼子池の怪魚』
    おっさんが池で釣ってきた不思議な魚なんと!!
    アレになちゃうなんとも奇妙なお話!
    全然グロくない!

    『特別料理』おすすめ
    グロいッッッッッッッッ!!!以上!www

    『バースデープレゼント』
    こんなプレゼントは嫌だ!もしもこのようなプレゼントもらったら顔面に投げつけてやるわww
    ラストは中々奇妙…ちょいグロ

    『鉄橋』
    2組のカップルが避暑地に向かう電車の中で
    暇だからその中の1人が怪談話をし始めるのだが…
    なんとその怪談話は……!(≖ᴗ≖ )ニヤリ
    暇だとロクな事起きない!ww
    全然グロないけどホラー要素強め!

    『人形』
    おっさんは久しぶりに実家に帰省し犬と散歩
    犬が奇妙な人形を咥えて持ってきたのが運の尽き……そこから始まる奇妙な物語
    …持って帰るなよwww全然グロくない!!

    『眼球奇譚』おすすめ
    古い友人から届いた原稿用紙、中身は『眼球奇譚』と言う小説…読むにあたっての注意事項
    (読んでください夜中に1人で)……
    の約束を律儀に守る主人公
    そしてラスト驚愕の!!ฅ(º ロ º ฅ)
    中々グロかった

    と言う感じになっております!
    個人的には再生、眼球奇譚などが面白かったのですが……
    特別料理これに関してはおもしろかったですが、
    スーパーハードグロデスクでした!ww
    なおかつ主人公のイカれっぷり!ww
    主人公のセリフで『私は今◯◯◯を食べている』
    と言う酔狂的なセリフには最早怒りすら覚える
    なので途中からキレながら読んでましたwww
    しかしこの短編集の中でも1番印象深かったので
    最後まで頭から離れませんでした(´・_・`)
    苦手な人は苦手かも!
    かくいう私も苦手なジャンルでしたが
    話自体は面白かったので良かったです……?ww

    全体的に結局はあれはなんだっただろか……みたいな奇妙な話ばかりですが面白い作品ばかりなので是非読んで見てください〜


  • 綾辻先生による怪奇&幻想譚。
    「再生」「特別料理」「人形」が特に面白かった。

  • 全体的にとても面白かったのだけれど…特別料理が…

  • 綾辻行人さんの作品を最近読んでいたけど、ホラー作品の方が個人的にはすごく好き。
    最後のゾクッと来る一言とか本当にたまりません。
    ユイ多くて個人的にゲンドウ君がチラチラと頭に…

  • 幻想的なタイトルと表紙に惹かれて購入したのですが、オチや恐怖の表現が肉体的な痛みで描かれることが多く、そこまで幻想的ではなかったです。

  • 再読。初読時は奇妙な話的ですがグロくて怖かったというイメージしかなかったのですが、今回再読してみると、怖い話ではなくて、もの悲しさとか妙な美しさを感じるものが多かったです。「再生」のインパクトは凄いですがその結末に手を伸ばす主人公がとても愛おしい。「眼球綺譚」最初から最後までお見事、という感じです。総じてグロさもあまり感じませんでしたが、「特別料理」だけはしんどかった!後半の展開よりなによりCランクを読むのに泣きそうになりました。しかも最後の会話ってランク上がるの?これだけは好きになれません。

  • 昔読んだ本をもう一度読もう運動。『首』のじわじわと明らかになっていく怖さと、『特別料理』の展開と落ちの付け方が、もう見事。

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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