ユリゴコロ (双葉文庫) [Kindle]

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  • 双葉社 (2014年1月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (191ページ)

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ユリゴコロ (双葉文庫)の感想・レビュー・書評

  • 読了日2012/07
    相変わらず、出だしおどろおどろしいまほかるワールド。
    でも、最後はホロッとさせるところがさすが☆
    今回も、面白かった!

  • あゝ、世の中にはこういうひともいるのかしら
    という感想。

    愛するひとができたら、ムズムズ収まるのか?

    共感できる部分て、
    ラストの父母の流れくらい。

    あとはなんか、わからなかった。
    母の過去を知って、急にいきり立った主人公もだし、子のためにやったりました的な母もおかしいし。
    なんじゃそりゃでした。


  • 『私は物心ついたときからずっと、独特のいやな感じのなかにいました 。
    うまく説明できません 。
    サンドペーパーを舐めているような、痒くてしかたのないセーターを素肌に着ているような……。
    ともかく 、まわりのもの全部が 、正体不明の敵意を含んでチリチリギラギラしている感じです 』

    職場の同僚に『沼田まほかる』という作家のユリゴコロという小説を勧められて読みました。

    ユリゴコロというのはサイコパスと思われる人物が過去に書いたと思われる日誌でした。

    『私の様に平気で人を殺す人間は、脳の仕組みがどこか普通と違うのでしょうか』

    このような戦慄の告白から始まる手記です。
    犯した罪を懺悔するわけでもなく、日誌を書いているように淡々とした描写で綴られています。
    精神病質者の心理が赤裸々に描写されているようでゾッとします。

    肝心なタイトルのユリゴコロという意味が気になり、夢中になって読み返してみたけど分かりませんでした。
    作中では拠り所の言い間違いと説明がありましたが、それが答えではない印象を受けました。
    もっと深い意味があると思われるのです。

    調べてみて少し気になったのが黒百合の花言葉の『愛』と『呪い』です。
    この相反する2つの花言葉は作品のテーマにも一致すると思います。

    呪いというのは言うまでもなく殺人嗜好ですね。
    個人的な考察ですが、この手記を書いた人物は先天的に共感能力が著しく欠落しており、世の中全てがモノクロに見えていたのではないかと。
    殺人の瞬間に感じた高揚感やある種の興奮が皮肉にもモノクロだった世界に色を宿してしまったのではないかと。

    そしてもう1つの花言葉である愛が呪いを緩和する役割を果たしたのではないかと。
    しかし、あくまで「緩和」というのがポイントなんですがね。

  • ラストは泣けた。

  • グロテスクでなかなか重い内容ですが、最後驚きました!
    すごく大きな愛情を感じました!

  • ラストで、ええーーっ!と驚いてしまった。
    最後まで油断できない。おそるべし。
    でもこれ、どうやって映像化したのか気になる。

  • 他人を妬む気持ちとか、どろどろした感情は誰でもあると思うが、それとはまた違う、人が息絶えようとする瞬間をだけに感じる「ユリゴコロ」。それを再現したいという強い気持ちから、結果的に殺人を繰り返してしまう人の物語。
    途中、目を背けたくなるような描写もあったが、登場人物の行動の動機は悪意ではなく「ユリゴコロ」を感じたいという純粋な気持ちであることが理解できたので、読み進めたい気持ちの方が勝ちぐいぐいと引き込まれた。物語の結末は、爽やかすぎて少しできすぎな気もしたが、中盤を読んでいるときの暗い気持ちとのギャップもあり、読後感は良かった。

  • 生々しくグロテスクな描写があったり、人を殺めるということの重みに欠けるところを脇に置くとして、読みがいのあるイヤミスでした。

    理解が追いつかず、あれ、これどういうことかなと読み戻ることも時々ありましたが、あー、そういうことか、となる節もあるし、洋平が登場するとなんとなくホッとしました。別にこの本の良心的存在というわけではないのですが、なんでかな。

  • 文章はちょっと読みづらい。映画キャスティング見て読んだから、少し違和感はある。映画内容一部変えるのかな?父親の配役出てないけども。
    終わり方がなんとなくDriver's Highを思い出させるカラッとした感じはある。

  • 沼田まほかるという作家をはじめて知りました。
    最近のイヤミスブームに乗り、お勧めイヤミスだというので読んでみた。
    実家の押入れの中で、殺人に取り付かれた人間の日記を見つけて…から始まるミステリー。
    この日記の1冊目のくだりがどきどきで、このあたりはとっても面白くてぐいぐい引き込まれた。
    が、半分ぐらいからなんだか全て先が読めてしまい…結果、「やっぱりそうだよね」という感じで終わった。「ラストは号泣」としているレビューが結構あるど、別に泣けない。
    いや、結構面白かったんだけど、導入からの引き込まれで、ラストへの期待値が高すぎたのかもしれない。
    さくっと3時間ぐらいで読めます。

  • 吉高さんで映画化されるとのことで
    読みました。
    主人公が男の人だったので
    戸惑いましたが。
    そしてだいぶホラー感あって
    どうしようか、とも思いつつ読みました。
    ホラーは苦手です。
    けどミステリーな感じだったり
    後半はホラーって感じではなかったり…
    あとがきにも書かれてるように
    前半と後半で印象の変わる
    不思議なお話です。
    主人公とともにドキドキしながら
    先へ先へと読み進めました。
    映画も楽しみです。

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