フルートベール駅で [DVD]

監督 : ライアン・クーグラー 
出演 : マイケル・B・ジョーダン  メロニー・ディアス  オクダヴィア・スペンサー  ケヴィン・デュラント  チャド・マイケル・マーレイ 
  • 東宝
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104086884

感想・レビュー・書評

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  • 白人の黒人への憎悪と恐怖が招いた惨劇。米国人の中には人種差別主義者が一定数で存在しているので、白人警官の中にそうした性向を持った人物が紛れ込んでいても不思議ではない。実際に映画でこれほど話題になり、反省したかと思われた警官による黒人への暴行はその後も頻繁に起きている。

    『フルートベール駅で』(Fruitvale Station)は2013年にアメリカ合衆国で公開されたドラマ映画である。監督はライアン・クーグラー、主演はマイケル・B・ジョーダンが務めた。本作は2009年1月1日にカリフォルニア州で発生したオスカー・グラント三世射殺事件を題材にした作品である。
    ストーリー:
    2009年1月1日午前2時15分、オスカー・グラント三世とその友人たちはフルートベール駅で警官に取り押さえられていた。本作はその様子を捉えたカメラ映像からスタートする。
    その前日、オスカーは恋人に浮気がバレて口論になった上、2週間前にクビになった食料品店への再雇用の嘆願も断られ、八方塞がりだった。グラントは手持ちのマリファナを売って生活費を工面しようとしたが、真っ当な生活に戻りたい思いから、悩んだ末にそれを海に捨てる。その後、オスカーは母親の誕生日パーティーに参加した。それでも気分が晴れないオスカーは、サンフランシスコで開催されるニューイヤーフェスティバルの花火を見に行くことにした。
    帰りの電車で、オスカーは食料品店で見知った客のケイティに呼び止められた。オスカーという名前を聞いた途端、ある男がオスカーに襲いかかってきた。彼はオスカーと同じ刑務所に収監されていた男だった。オスカーと男がつかみ合いをしていると、そこにBARTの鉄道警察隊がやって来た。しかし、それが却って現場の混乱を悪化させてしまった。事態の収拾ができなくなった警官たちは、何を思ったのかオスカーを銃撃した。オスカーは直ちに病院へと運び込まれたが、そのまま帰らぬ人となった。
    エンディングが流れた後、オスカーの死後に起きた出来事が説明される。オスカーの死は全米に衝撃を与え、オークランド一帯でBARTへの抗議運動が行われるに至った。その中には暴動に発展したものもあった。オスカーが射殺される前後の様子は、偶然騒動を目撃した人々によって撮影されていた。事件に関与した警官たちは解雇され、オスカーを射殺した警官は業務上過失致死罪で有罪判決を受け、11ヶ月の禁固刑に服した。2013年1月1日にはオスカーを追悼するイベントが開催され、その中にはグラントの娘であるタチアナの姿もあった。(ウィキペディア)

  • これがアメリカ(白人)の現実かなぁ

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