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感想・レビュー・書評
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おじいさんが月に行って消息不明になった.
で,救助しに行きたいけど
そもそもどうやって月まで行こう?
的な話.
かな?
やる気満々になってるところで
常識的な判断によって邪魔をするお腐れ様の友人とか
ナニカを伝えようとしているのに
誰も聞いてくれない巻き毛ちゃんとか.
そして助手よ,一体何があった…?
相変わらず面白かったよ.
そしてもしかしてなんだけど
助手くんが初めて名前が出た人物じゃないのかしら.
あまりに名前が出なくてアレも
本当に助手くんの名前なのか疑問ではあるんだけど.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『人類は衰退しました』の一応の最終回。
いいSFでした。
人と妖精はいつどのようにして出会い、いまの関係性を築いてきたのかが明らかになります。しかしそれは決して「突飛な結末」ではなく、「ああ、この作品のテーマってこれだったんだな」と深く納得できるのは、1巻から積み重ねられてきたあらゆる設定、エピソード、描写がラストの結論につながっているからなのでしょう。
これまでの巻でたびたび仄めかされていた「人類学」や「環世界」などの学問・概念まである意味でテーマの伏線でした。
とにかくネタバレを避けて読んでほしい一冊です。
(最後の締めのくだりはちょっとだけ『ブラッドミュージック』を思い出したり…。日々柔軟に多様になっていく人退世界の魅力を再発見できます)
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