- Amazon.co.jp ・電子書籍 (378ページ)
感想・レビュー・書評
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前作などと比べると好みではないですが、毎回パターンを変えて書かれていて、シリーズ全体で見ると、今回はこういうパターンで来たかと面白いです。この作品だけ見ても、いまいちだろうなとは思います。
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再読。
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館シリーズ4作目。そろそろ著者の切り口に慣れてきて、「あ、この人が犯人、ニヤリ」と思う度に順次否定され「犯人おらんやないか!」と思ったところで衝撃。著者の切り口なぞまったくわかってないのが判明しました。5作目に挑戦だ。
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これも…館シリーズって事なんすね
う〜ん。。。
犯人がずっと身近にいる感じと、じわりじわりと近寄ってくる感じと、両方味わえる。
孤島などと違って、京都市内という誰でも犯人になりうる舞台で一体どんな人物が犯人候補になるのか…
結末まで読んじゃえばあっけないかもしれないけど、やっぱ「本格」だわ
まだ読書量の少ない十代の時に読んでみたかったな〜 -
館シリーズの中ではかなり異色。
サイコ・ミステリの先駆的存在で京極夏彦の初期作品に通ずるところもあるように感じる。仕掛け自体はすでにありふれたものになっているが単純に文章が醸し出す雰囲気に引き込まれる。
暗く不安定な一人称の語りに誘われ読者は主人公の世界に連れ込まれ、知らぬ間に足を掬われる。 -
館シリーズ4作目。
舞台となる京都の人形館の佇まい、ちょくちょく挿入される犯人視点、じわじわと主人公飛龍想一に迫る死の気配を感じさせる脅迫状の存在。
忍び寄る死の気配にミステリというかホラーを感じた。
犯人が誰かはかなり早い段階で気付けるのだが、それでも楽しめる作品だった。 -
読むのが遅い私が、後半の200ページを数時間で読み切ってしまったよ。後半の話の「転」の部分からがとても面白かったです。なんとも奇妙な雰囲気がミステリー感あってイイ。そして主人公のヒッキーならではの理解出来るとこもあったなー(´Д` )