- Amazon.co.jp ・電子書籍 (348ページ)
感想・レビュー・書評
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館シリーズの2作目!!
1作目は1行の衝撃にやられまくった「消える魔球」みたいな衝撃的な変化球やったけど
2作目は「火の玉ストレート」って感じのゴリゴリ直球でこれぞ本格ミステリの教科書って感じの作品!!
館シリーズはこんな感じで作品によって色というか作品の持つ雰囲気が違うんかって、いろんな綾辻行人さんの奥義を何種類も味わえるんかな〜って思うとこの先の館シリーズを読んでいくのが楽しみになる作品!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作よりもどんでん返し感が弱かった感じはしたけど、面白かった。
ただ、後半に行くにつれての主人の心情部分が長くて?多くて?少し読み進めるのに時間がかかった。
トリックがそこまで難しい内容ではなかった分、終わりまで長く感じてしまった。 -
館シリーズの第二館
不思議で不気味な館で起こる殺人事件にあるつながりからまた、島田潔が謎解いていく。
現在と過去のエピソードを交互に、謎解きが始まっていく。分かりやすくかつスピード感もあり
犯人と疑う人物の的を得るのも早かったけど
最後に実は犯人の正体がまさかの人と入れ替わってたの!ってとこにはびっくり。
面白かったです。それ以外はあるていど読めてしまった
ただ設定はなんだか暗く気持ち悪い愛の形です
本格ミステリーってよりは、サスペンス劇場って感じかな。 -
謎解きとして楽しめる。
物語全体に陰鬱な空気が漂っていて不思議な小説。
最後まで読むと事件の真相はアンフェアだと感じる。 -
いつの間にか館シリーズが電子書籍になっていた!・・・ので、出ている分は全部電子書籍で買い直し決定。
で、久しぶりの水車館。十角館に比べると衝撃度は落ちるけど、この館の雰囲気がたまらない。これこれ、こういうのが読みたいんだよなぁ。
トリックはそれほど難しいものではないので、ミステリを読みなれた人ならすぐわかるかも(ワタシは初読時にはわかりませんでしたが)。
前回読んだ時があまり印象に残ってないのでシリーズの中では地味な方かな、と思っていたけど、久しぶりに読み直したら「あれ?こんなに面白かったっけ?」と良い意味で裏切られた気分。
『十角館』もそうだけど、『水車館』もなんとなく勢いのある作品。この勢いが最終作で感じられるのを期待しています。 -
個人的には水車館の殺人、かなり好きです。
少し背徳的な雰囲気や、人間っぽさがどことなくない人、ファンタジー要素などなど……。
もちろん、しっかりトリックもありますし、ミステリーとしても楽しめると思います。
個人的には最後の最後、終わり方がゾッとして好きです。
美しい終わり方だったな……。 -
最後がゾッとして面白かった。
もう一度読み直したい。 -
正直、あのパターンだなと読めてしまう部分はありましたが、そこも含めて王道ミステリーとして楽しめました。
他の館シリーズと比べると、事件の特殊性や意外な展開といったものは少なめ。どちらかというと、島田潔の名探偵ぶりを味わうといった作品です。