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感想・レビュー・書評
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東江 絹、中田 伯、登場
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才能がある者はその才能の奴隷となるべし
選ばれし者には責任がある、
といった意味だろう。
才能は神から与えられた使命。
その身は自分だけのものではない。
選ばれなかった者のためにも、
努力を重ねなくてはいけない。
というと、選ばれなかった者は、
努力をしなくてもいいとも取れる。
でも何も才能を持っていない者はいるだろうか。
誰でも何かしらの才能を持っているとも言える。
だから誰しもが、才能の奴隷とならねばならない。
自分の持てるものをすべて発揮し、
自らの使命を果たす必要がある。
と考えると、頑張らなくては思えるかも。
自分に対する叱咤激励。
そんな言葉を考えさせられた言葉。
繰り返そう。
才能がある者はその才能の奴隷となるべし
こうした言葉が幾つかある。
心がドキッとする。
トンネルの闇の中かすかに差し込む光が見える。
ただ暗闇もきちんと描かれる。
トンネルの中で座り込み、
前へ進む気持ちを失くしてしまった者も出てくる。
挫折を味わい斜に構える者も登場する。
そんな中、主人公・黒沢は信じる力で、
まっすぐに進み続ける。
その姿が眩しく輝く。 -
仕事がしたくなる。
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プロ意識の高いシーンはもちろんいいけど、ちゃんと世の中イイ人だけじゃなく描かれてるあたりもイイですね〜
プロ意識としては、触媒だ!多くても少なくても決めららた予算内で、最高の仕事をしろ -
絵の上手い東江さんと、見せ方は天才だけど絵の下手な中田伯クン登場。マンガを読むという行為は、絵とセリフを見ながら頭の中でアニメを構築していく事だと私は考えている。キャラを自分のイメージした声で喋らせ動かす。見せ方の上手いマンガは脳内のアニメが生き生きと躍動するのだろう。視点の誘導、フキダシのポジション、構図で表わす心理描写ーーなるほどね。中田ドヘタ伯がネームを「頭の中に流れる映像をそのまま描けばいいんじゃないですか?」と言っていたけど、同じような事を竹宮恵子先生が仰っていたのを思い出した。