重版出来!(3) (ビッグコミックス) [Kindle]

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  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  • 東江 絹、中田 伯、登場

  • 全般、新人作家さんの話で良かったのですが、最後に不穏な内容が放り込まれた。続巻気になる。

  • 才能がある者はその才能の奴隷となるべし

    選ばれし者には責任がある、
    といった意味だろう。
    才能は神から与えられた使命。
    その身は自分だけのものではない。
    選ばれなかった者のためにも、
    努力を重ねなくてはいけない。

    というと、選ばれなかった者は、
    努力をしなくてもいいとも取れる。
    でも何も才能を持っていない者はいるだろうか。
    誰でも何かしらの才能を持っているとも言える。
    だから誰しもが、才能の奴隷とならねばならない。
    自分の持てるものをすべて発揮し、
    自らの使命を果たす必要がある。

    と考えると、頑張らなくては思えるかも。
    自分に対する叱咤激励。
    そんな言葉を考えさせられた言葉。
    繰り返そう。

    才能がある者はその才能の奴隷となるべし

    こうした言葉が幾つかある。
    心がドキッとする。
    トンネルの闇の中かすかに差し込む光が見える。
    ただ暗闇もきちんと描かれる。
    トンネルの中で座り込み、
    前へ進む気持ちを失くしてしまった者も出てくる。
    挫折を味わい斜に構える者も登場する。
    そんな中、主人公・黒沢は信じる力で、
    まっすぐに進み続ける。
    その姿が眩しく輝く。

  • 仕事がしたくなる。

  • プロ意識の高いシーンはもちろんいいけど、ちゃんと世の中イイ人だけじゃなく描かれてるあたりもイイですね〜
    プロ意識としては、触媒だ!多くても少なくても決めららた予算内で、最高の仕事をしろ

  • 絵の上手い東江さんと、見せ方は天才だけど絵の下手な中田伯クン登場。マンガを読むという行為は、絵とセリフを見ながら頭の中でアニメを構築していく事だと私は考えている。キャラを自分のイメージした声で喋らせ動かす。見せ方の上手いマンガは脳内のアニメが生き生きと躍動するのだろう。視点の誘導、フキダシのポジション、構図で表わす心理描写ーーなるほどね。中田ドヘタ伯がネームを「頭の中に流れる映像をそのまま描けばいいんじゃないですか?」と言っていたけど、同じような事を竹宮恵子先生が仰っていたのを思い出した。

  • 再読中。
    中田ドヘタ伯登場。
    性格的にはどうかと思うけど、夢や仕事に対する考え方はやはりスゴい。
    この作品の中心人物になっていくな。
    そして安井氏。
    ゲスいなあ・・・
    今のところはただただゲスい。
    完全に嫌われキャラだ。
    まあこれから印象は変わっていくんですが、それはまた次巻以降。

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著者プロフィール

漫画家。1996年デビュー。『えへん、龍之介。』『花吐き乙女』など独特の感性が光る作品を多数発表。2016年春にドラマ化された『重版出来!』で一躍人気作家に。2016年、デビュー20周年を迎えた。

「2017年 『【特典付き】レタスバーガープリーズ.OK,OK! 完全版 【全3巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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