バベルの図書館 [Kindle]

著者 :
  • 太田出版
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本棚登録 : 52
感想 : 3
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感想・レビュー・書評

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  • ほのぼのヤンデレ系と思いきや、ほの暗いスピリチュアル系。難解なストーリーだが1巻完結。
    る不思議な能力」を持つ渡瀬くんと、天使の存在を信じる相馬さん。
    ある日二人が一言一句まで同じ作文を書いたことから物語が始まる。。
    読む人を選ぶ作品。王道ストーリーに飽きた方にはおすすめかも。

  • これもまた難しい。最近の漫画は筋も表現もどんどん難しくなってる。
    此処ではない何処かを希求する空想好きの少女と、他人の文字を読み取ることのできる少年。途中まではふたりの関係が丁寧に描写されて普通におもしろい普通の青春漫画かと思いきや、終盤2割くらいで話が大きく展開する。ここからが作品の核になるところで、過去と現在、あり得たかもしれないべつの展開とが錯綜しだす。正直なところよくわからなかった部分もあるのだが、それでもなかなかにおもしろいし、作者が目指したという「選ばれなかった物語に手を差し伸べるようなお話」をちゃんと実現している。

著者プロフィール

第1回龍神賞【銅龍賞】受賞作『子宮と部屋』が「COMICリュウ」2007年9月号に掲載されてデビュー。同誌2008年8月号より『第七女子会彷徨』連載開始。現在も続く大人気連載となる。同作品で第17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選ばれている。他のコミックスに『見かけの二重星』(講談社)、『バベルの図書館』(太田出版)がある。

「2016年 『第七女子会彷徨 ⑩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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