どんな問題も「チーム」で解決する ANAの口ぐせ (中経出版) [Kindle]

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  • KADOKAWA / 中経出版 (2014年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (118ページ)

どんな問題も「チーム」で解決する ANAの口ぐせ (中経出版)の感想・レビュー・書評

  • 経済が右肩上がりで成長していた時代であれば、一人の「ワンマン社長」や「天才社員」「カリスマ営業マン」がいる企業が、最強だったかもしれません。しかし、先が見えず、経済状況が刻々と変わる現在では、みんなの知恵を集めて成果を出す「チーム戦」でないと生き残れない時代が来ているのです。

    ANAの社員には、この「まあ、いいか」の発想がありません。どんな小さなことでも、気づいたことを「放置」せず、気づいたことがあれば、即伝える。これはANAの「おせっかい文化」の現れです。「自分がまだ経験していないことを、相手は積極的に話してくれる。自分も、なにか経験をしたら積極的に話す。一人の人が自分の仕事の中で経験できることには限界があるので、他の人の経験を共有できるのは貴重なことです。

    一般的に、1件の重大事故の影には29件の軽い事故があり、その背景には300件の「ヒヤリ」とか「ハッと」する「ヒヤリハット」と呼ばれる人間のエラーが起きているといいます。これを、「ハインリッヒの法則」と呼びます。

    一方は強い命令を出す、もう一方は命令に従うのみといった関係を「権威勾配が急である」と言います。ワンマンな上司と、上司が誤っているのではないかと思っても自由に発言できない部下のような状態です。命令は素早く伝わりますが、チーム力が発揮できないどころか、事故につながるおそれがあります。一方、「権威勾配がフラット」な関係では、お互いに言いたいことが言い合える雰囲気になります。しかし個々人の主張が多くなり、非効率であったり、指揮権が行使されるべきときに決断や命令、指示が速やかにできなくなったりする可能性が高まります。このような「権威勾配」という考え方を社員同士が認識しあっていることが、チームとしての強みにもなっています。

    競争させて仕事のレベルを高める方法もあります。しかし、ANAでは、「全員このレベルを乗り越えよう!」と手をつながせることにより生まれてくる一体感や相乗効果のほうが「強い」と信じています。

    すべての基礎になるのは「自分自身」の幸せです。従業員が満足して仕事ができるよう、「社長・経営層」がしっかりサポートする。そうしたANAグループのES(従業員満足)の考え方も、この「自分以外は、みなお客様」には含まれているのです。

    「誰を判断基準にするか。それは、お客様」

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