ルボー・サウンドコレクション ドラマCD 碧の王子~Prince of Silva~
- NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2014年11月5日発売)
- Amazon.co.jp ・音楽
- / ISBN・EAN: 4996779022694
感想・レビュー・書評
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原作未読。
BLというより少年の成長記の序章といったところでしょうか。
ジャングルの中で生まれ育った蓮(村瀬さん/島崎さん)が実は小国ながらも影の支配者という権力の強い家の血をひく者であり、
当主から命じられ探しにきた元軍人の鏑木さん(小野さん)と出会うところから始まります。
蓮くんの10歳を村瀬さんが、成長した16歳を島崎さんが演じています。
村瀬さんの蓮くんは健気で家族思いの優しい子です。
いきなり環境が違うところに来て戸惑う様子など心の機微を丁寧に表現されていました。
幼少期を女性声優が演じることも多いので、男性が演じることはこの話において特に大切だと思いました。
若いながらもたくましさが感じられてよかったです。
島崎さんの蓮くんは最初物足りなさも感じましたが、ぜひ続編で蓮くんの成長を聴きたいと思いました。
転機になる祖父・グスタヴォ(中さん)とのシーンでは決意が感じられてよかったです。
お相手の鏑木さんは小野さんにピッタリでした。
よき兄貴ポジションながらも数歩下がって蓮くんを見守っている感じがすごくいいです。
蓮くんとの今後がどう発展していくのかとても気になります。
聴き終えて気づきましたが、蓮くんの義兄・アンドレは佐藤拓也さんだったんですね…。
ちょい役でしたがガブリエル役の興津さん、不穏な雰囲気をまとっていてしっかり存在感を残していました。
今度蓮くんや鏑木さんとどのように関わってくるのか気になります。
祖父グスタヴォの中さん、執事ロペスの斧さんが物語の奥行きを与えています。
2枚組でしたが、ダレることなく楽しく聴くことができました。
ラブシーンは少なく、行為としては途中で終わるので恋愛要素を求めている方には物足りないかも。
蓮くんが人として成長し、鏑木さんとどのように想いを通わせるのか楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(ヴィクトール・剛・鏑木) 小野友樹×島﨑信長 (蓮・甲斐谷・シウヴァ)
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鏑木が小野友樹・・・
想像もつかなかった。
発売を聞いた時、キャスティングミスに違いない・・・と思った。
原作を読んだ時の鏑木のイメージを真っ新にして聞くと、それなりに楽しんで聞けた。
村瀬歩が演じる幼い蓮はかわいかった!