銀の匙 Silver Spoon DVD並盛版

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監督 : 吉田恵輔 
出演 : 中島健人  広瀬アリス  市川知宏  黒木華  上島竜兵 
  • ポニーキャニオン (2014年10月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013063488

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銀の匙 Silver Spoon DVD並盛版の感想・レビュー・書評

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  • 良作♪

    爽やかな青春も味えつつ、生命についても考えることができ、日本の農業の実態についても改めて目を向けようとするきっかけになり得る……。

    何だかの賞も受賞した原作漫画はもう結構な巻数まで連載が続いてるんだよね……

    それを、きれいに纏められてるのも好印象。原作と読み比べてはいないのでなんとも言いがたい部分はあるけれど……漫画を未読で観る分には、十分に面白かった。

    娘…小3女児も飽きずに観られたし。

    廣瀬アリス、良かった♪

    ★4つ、8ポイント。
    2016.12.23.了。

  • 「さんかく」「ヒメアノール」の吉田恵輔監督の作品で人気同名漫画の映像化作品です。
    原作未読でしたので1巻だけブックオフで立ち読みしてきましたw

    まずキャスティングが素晴らしいですね。
    手堅いキャストと意外なキャストを硬軟織り交ぜて緩急をつけるのが巧いというか。
    「ちはやふる」でも同じような役をやってた矢本優馬、ザ・ちょうどいい女優・岸井ゆきの、頼りがいが半端ない安田カナなどフレッシュな若手俳優の起用もバッチリです。

    「麦子さんと」を観たときも書いたのですが、吉田監督の映画には「夢破れたり望みが叶わなかった人たちに向ける意地悪だけど暖かな視線」というのがあり、今作も進学校の受験戦争から落ちこぼれた主人公や、決して順風満帆とはいかない農家に従事する登場人物たちにその視線は向けられています。

    良かったのは逃げ道の解釈です。
    進学校の受験戦争に耐えきれず両親から逃げる形で農業高校に入学した主人公は、逃げることに対して負い目を感じ生きていました。そんな彼に中村獅童演じる先生が「逃げてきた道の先にあるもの」を説きます。
    現実は理想だけではどうにもならないこと、思い通り行かないことがあります。それでも何かできることを模索して、いつでもやり直す意志を持ち続ければ、「逃げ」は肯定できる。
    夢のない若者や同じように一度は逃げてしまった人たちに対する前向きなエールが素晴らしかったです。

    ただ1巻だけ読んだ原作の印象と今作の印象は少し違ってて、原作ファンからすれば不満に感じるかもしれませんね。良く言えば地に足がついている今作ですが、悪く言えば抜けが悪いというか。

    その一つとして食べ物のおいしそうという描写があまり無かったのが残念です。
    そのため主人公が農業の素晴らしさを体感するという描写がイマイチわかりづらい。フード描写も含めて無条件で農業の素晴らしさを体感していくパンチのある絵が欲しかったところですね。

    もう一つ不満点を言えば、豚丼のくだりですかね。
    ブタの豚丼が出荷されるのを知って主人公が自分で豚丼を買い取り、農業の尊さと商業動物に対する考えを学ぶというのはわかるんですが、主人公が豚丼に特段の愛着を持っている描写が薄い・・・。
    もっと一生懸命世話している描写を多めに入れてくれないと、とってつけたような感じがしてしまいます。だって夏休みの間とかは世話してなかったんでしょ?急にそんなこと言い出すなよ・・・。

    あとこれは細かいことなのですが、その後のベーコンをみんなに振る舞うシーンもイマイチ納得いかなかったです。ベーコンの良い匂いに誘われて生徒たちがゾロゾロ集まってくる、まぁわからなくはないけどお前ら図々しいわ!何タダ飯ありつこうとしてんだよ!w
    主人公が全部独り占めしろとは言いませんが、類型的な描写な気がしました。僕がケチなだけなんでしょうかw


    というわけで、細かいところで「ん?」とは思いつつも、ちゃんと笑えてちゃんと感動できる良作でした。

  • ご飯食べてるときに見るもんじゃありませんが、こーゆー人達がいるから美味しくご飯が食べられているのです。ありがとうございます。でもやっぱり泣きました。目逸らしました。

  • 酪農畜産の現実と厳しさが、短い映画の中に何とか表現されており、それをベースにしての心温まる青春が描かれている。個人的には酪農経営時代がオーバーラップした。

  • あまり見ない学園ものだがヒメアノール監督きっかけ。

    広瀬アリスのショートカットがまぶしくて見とれる。

    集団でのくさい流れはやはりり。
    豚をベーコンとして食べる、つぶれる農家の友がせっかく準備したレースを見に来れないなど悲哀さはあり飽きず。

  • 原作の良さを出せない失敗作。

  • 吉田恵輔監督、2014年作。脚本吉田恵輔•高田亮、原作荒川弘。中島健人、広瀬アリス、市川知宏、黒木華、中村獅童、石橋蓮司、西田尚美、竹内力出演。
    コメントから。

    <コメント>
    ○北海道の農場がきれいに映し出されている。ほのぼのした人の触れ合いシーンが多く、雰囲気もよい映画。
    ○この映画のキーワードは「経済動物」。それを通じて、酪農家の厳しさと人の生き方を描いている。
    •たとえば豚は綺麗好きで、繁殖し肥育させるには莫大な設備投資が必要になる。借金を返していくには、生産性の低い豚は処分しなければならない。「経済動物」の宿命だ。情をかけた駒場の母(西田)の農場は倒産してしまった。家畜を飼うということは、それを経済動物として扱うということ。
    •ただ八軒はそこにささやかな抵抗を示す。可愛がっていた豚(豚丼)を買い取り、ベーコンにしてみんなと食べた。豚丼へのせめてもの愛情表現であり、経済動物という仕組みへの抵抗だった。
    •受験と中学の勉強で経済動物のように生きてきた八軒は、当初は自分を経済動物に重ねて同情する。しかし、ある日、担任の先生(中村)に諭される。
    八軒「僕みたいに逃げてきた奴が、駒場にしてやれることは何にもないんですよね」
    担任「八軒は逃げるってことに否定的だな。逃げたことに負い目はあっても、逃げた先で出会ったものは、悪いもんだったか?」
    「逃げ道のない経済動物とは違うんだ。生きるための逃げは、ありだろう」
    また、御影にはベーコンを両親に送るように言われる。
    「バカにされたっていいじゃん。八軒くんの本気、見せてあげようよ」
    生きるために逃げ、逃げた先で新しい居場所を見つけることができた。経済動物、それを取り巻く人たちの暖かい言葉で八軒は少し成長した。
    ○レース場の開拓からキング号の優勝まではこの映画の本質ではない。
    ○キャスティングが秀逸。竹内力の強面なのに暖かいキャラ、情に厚いがために幸薄そうな西田尚美、そしてなんといっても映画で初めて見た広瀬アリスがとびきりぼくのタイプ(笑)。
    ○映画は原作との対比でコメントすべきでなく、映画そのものの評価であるべき。

    <あらすじ(ネタバレ)>
    名門中に進むも挫折し、大蝦夷農業高校への進学を希望したら父から見放された八軒(中島)は、入学後、家畜を命あるものと扱わない(経済動物)ことに違和感をもちはじめたある日、同じ馬術部の御影(広瀬)に誘われ、馬に重いソリを引かせる「ばんえいレース」を観に行く。「ミカゲホマレ」が3位に終わったレース後、クラスの駒場(市川)と3人で話す八軒は、中学で挫折した自分に重ねながら、3位でも努力が報われないのは嫌だと主張、家畜は結果で努力じゃないと駒場、競争社会を知らない奴はいいよなと口論になる。
    夏休みになり、父(竹内)のヘルニア手術で人手が足りない御影家でバイトした八軒は、休み明け、育てていた豚が出荷されることになるもバイト代で買い取り、ベーコンにして学校で振る舞う。「経済動物」への感謝の気持ちは生徒たちも共有しはじめる。
    そんななか、駒場は、自宅の農場が倒産し、学校をやめることになり、保証人の御影家も可愛がってる馬、キング号の処分を余儀なくされる。八軒は、文化祭(蝦夷農祭)で、キング号のためにばんえいレースを企画、高校近くにレース場を開拓する。レースの結果はキング号が優勝。しかし結局は買い取られ、農家の娘と気丈に振舞いながらも八軒の胸で泣きながら見送る御影。駒場家も自宅と酪農場を閉めて別の農場へと向かう。
    もって生まれた子は将来、食うに困らないという銀の匙を磨く校長。最後は、御影がシルバースプーンでばんえいレースで走るシーンで幕。

  • 子供向け。
    広瀬アリスは健康的。
    小学生の教材としては優秀。

  • もう少し先まで見たかった。

  • 広瀬すずが御影か。
    最後のキャスト見るまで『誰だろ?』と思っていたのだが。
    豚丼のベーコン化と離農まで超スピードで進むのだが、実写だとインパクトあるな。

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