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感想・レビュー・書評
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本書ではセンスを「数値化できない事象を最適化することである」と定義している。そしてこの能力は生まれ持っての才能ではなく、「知識の集積」によって培われる、と。これからの時代は機能ではなく、感覚的な要素で差別化されるため、いかにセンスを磨いていくかが大事となるわけだ。
本書を読んで思ったが、要するにこれは直感のメカニズムの派生みたいなものなのだろう。人の直感はパターン認識によって作られている。そして直感が機能する分野は「一定のルール」があり、「フィードバックが早い」必要があると聞く。だから特定の分野で多くのパターンを学習していると、直感的に正解を導き出せる、と。
おそらくセンスに関しても同様で、たくさんのパターンを学習し、適切なフィードバックを得ることでセンスが磨かれていくのだろう。まずは我流ではなく、数を見るところから始めるのが大事。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
センスの良さ…数値化できない事象の良し悪しを判断し、最適化する脳直
センスがいい商品を作るには…「普通」という感覚が大切。
センスのいい/悪いを測ることができる唯一の道具
自分自身がアウトプットできなくても、その事象の良し悪し分かる能力もセンスとなり得る
その分野での自信を損なわないために知識をつけるべき
そのものらしさの表現性の高さがセンス
旅の定義は、日常から逃れること。つまり非日常であること。
…遠くに行っても日常的なことをしていれば旅とは言えないし、遠くに行かずとも非日常的なことをすれば旅となる。 -
センスを磨くには膨大な知識が必要
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「センスある」成果物をつくるためには、結局のところ「知識」がベースにあるという話。
で、知識を磨くためには、「好奇心」「感受性」を研ぎ澄ませて、毎日「いつもと違う選択」をするのが良いと。
とりあえず、スーパーでいつも同じお菓子買うところ、いつもと違うお菓子を買ってみた。知識が1つ増えた。 -
センスは生まれ持ったものではなく、知識を身に付けることによってアイデアの幅やクオリティを向上することができる
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センスは知識からはじまる 。
努力したら自分のセンスに自信を持てるようになるかも と 、背中を押される一冊でした 。 -
タイトルのとおり。
「ガラパゴス」の中で生きている自分を自覚しよう!!
全ての仕事おいて、「知らない」のは不利である。
海外旅行までしなくても、ちょっとだけ日常を変えてみたらいい。
行ったことのない場所に行ってみる、違う職業の人と話してみる、浴槽に逆向きに入ってみる、バス停をかえてみる、年上の人を誘ってみる、とか、日常から離れる方法は何でもある。
本屋さんに毎日5分でも一周してみるのをおすすめしてる。おやっと思ったら手にとってみたらいい。
本の数だけ人の考えがある。
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斜め読み。
最後あたりにある、常識的なことでなく、
思ったことをぱっとやってみるというのは本当にその通り。
感受性+知識=知的好奇心
というのはその通り。
枠=常識の枠にとらわれているというところでは、もっと外していかないといけないかなというところで、気づきをもらえた。