首相支配―日本政治の変貌 (中公新書) [Kindle]

著者 :
  • 中央公論新社
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 8
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (306ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1994年から2005年に起こった、選挙制度の変化や政治資金規正法、省庁再編などの政治改革によって引き起こされた変化、特に首相の支配力の増大をテーマにした本である。それ自体の論評がわかりやすい文体で丁寧に行われているのも然ることながら、その間に起こった様々な政界の出来事について時系列で触れる形で展開されているので、私のような最近政治に入門した若者が20年前の流れを知るのにも相応しかった。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

竹中治堅(たけなか・はるかた)
政策研究大学院大学教授 1971年生まれ。
1993年東京大学法学部卒業、大蔵省(現財務省)入省。1998年スタンフォード大政治学部博士課程修了。1999年政策研究大学院大学助教授、2007年同准教授を経て2010年より現職。
単著に『首相支配』(中公新書)、『参議院とは何か 1947~2010』(中央叢書、大佛次郎論壇賞受賞)、共編著に『二つの政権交代』(勁草書房 2017年)などがある。

「2022年 『「強国」中国と対峙するインド太平洋諸国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹中治堅の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×