- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988102238995
感想・レビュー・書評
-
FEAR AND LOATHING IN LAS VEGAS
1998年 アメリカ 118分
監督:テリー・ギリアム
原作:ハンター・S・トンプソン『ラスベガスをやっつけろ』
出演:ジョニー・デップ/ベニチオ・デル・トロ/トビー・マグワイア/クリスティーナ・リッチ/キャメロン・ディアス
1971年、ジャーナリストのラウル・デューク(ジョニー・デップ)と友人の弁護士ドクター・ゴンゾー(ベニチオ・デル・トロ)は真っ赤なオープンカーをレンタルし、ラスベガスのバイクレースの取材に向かっていたが、トランクに入っているのはありとあらゆる種類のドラッグ。二人はずっとラリった状態でホテルにチェックイン、ろくに仕事もせずずっとなんらかの薬物を摂取しつづけ…。
この映画、ずっとすでに見たつもりでいたのだけど、同じ原作者×ジョニー主演の『ラム・ダイアリー』と混同していたのか未見だったので観賞。原作者が同じでもテリー・ギリアムだし、どうなるかなあと思ってたけど、やっぱりそもそも題材が好きではないので、いくら大好きなジョニー×テリー・ギリアムでもさすがに無理だった…。
薬のせいで見る幻覚の内容などは、テリー・ギリアムらしいなと思うけど(バーの客が全員爬虫類の怪物に見える場面とかは好き)それだけ。基本的には破天荒な男たちの間違った武勇伝。公開された1998年ならまだこれがカッコイイと思えたかもしれないが、2021年現在では自分個人の感情的にも、世間的にも、こういうのはもうウケない気がする。どうしてもこの二人に迷惑をかけられた人たちの立場のほうに同情してしまうし、未成年の女の子(クリスティーナ・リッチ)を薬物漬けにして売春させようとか、ちょっと笑えない。
ジョニー・デップは原作者に外見を寄せたそうで、帽子を取るとなぜかドリフのコントのカトちゃんのようなハゲ。ヒッチハイカー役で出演していたトビー・マグワイアも、なぜか長髪なのに頭頂が薄い謎の髪型。テレビインタビュアー役でキャメロン・ディアスも出てくるけれど、エレベーターの中で二人にセクハラされかけるだけ。ウエイトレス役のエレン・バーキンも同様、彼らに脅かされて怯えるだけ。まあ極端に言えば薬物犯罪推奨映画となっており、これが許された時代は良かったよねーという間違った過去礼賛。
まあまあ固いこと言わずに楽しもうよ、とはとてもじゃないけど思えず…。わざわざ見なくて良かった。がっくり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
創られた世界にどこまでリアリティがあるか、体験したことがない者にはわからない。
けど、んまぁ、めちゃくちゃで気持ち悪く、陽気で絶望的で無敵で無防備で実際はたいへん脆く儚い。という時間が過ぎていった。 -
ベガスへの意識を高めようシリーズの1つ。
全然はまらなくて、ストーリーも既におぼろげ…。 -
ハゲデップにデブトロ、絵面がすごい(笑)ドラックでぐにゃぐにゃチカチカドロドロでカラフル。ホテルめちゃくちゃやん。