銀翼のイカロス [Kindle]

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著者 : 池井戸潤
  • ダイヤモンド社 (2014年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (264ページ)

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銀翼のイカロスの感想・レビュー・書評

  • 待ってました、半沢直樹!!
    という感じでしょうか。
    国税庁の黒崎さんまで登場し、頭の中は片岡愛之助でいっぱいになってしまうし、及川光博やら、名前は出てこないけど、近藤役の役者さんやら、北大路欣也やら…。
    香川照之の大和田常務も思い出シーンで出るかしら…

    と、もう完全にお祭り騒ぎのノリで一気読み。

    先に読んだ警察物もだけど、適度に時事ネタがあり、企業や政治家の顔が浮かぶのも、娯楽の要因ですね。
    江戸時代の歌舞伎が、庶民の不満の代弁だった側面も有るように、読んでて、現実の権力者と重ね合わさる登場人物が失墜することで溜飲が下がる、というのが止められない原因のような。

  • いまさら倍返しシリーズもなぁ、と思いつつ気が乗らないまま読み始める。
    あれ?なんだかページを繰る手が止まらない。
    池井戸潤さんの真骨頂ですね。かつて「下町ロケット」「鉄の骨」「空飛ぶ・・・やら何やら数々読ませて頂きましたが、銀行の内部物が一番面白いということが分かりました。
    現実の銀行はどうなのか分かりませんが、いろんなドロドロがあるのは間違いないでしょう。私の地元の地銀だって某部長が自殺したとか、銀行に関してはいろんな噂があるしね。そのドロドロを勧善懲悪で描くのが池井戸流。いわば現代版の「水戸黄門」ですね。だって必ず最後に善が勝つんだもの。

  • もはや漫画を読んでいる感覚に近い。『半沢直樹』シリーズ前3作&テレビドラマでキャラクターが確立していることと、ストーリーが実際のニュースを下敷きにしていることでグイグイ読める。黒崎検査官と中野渡頭取がイイ味を出している。

  • 航空会社再建を軸にした、政治とカネの真っ向勝負。
    話のテンポや展開も面白く、また数々の伏線が最後に収束していくので読み応えがあった。
    続きが気になり、一気読みしてしまう面白さ。
    過去の半沢直樹シリーズ作品を読んでいなくても楽しめます。

  • 半沢直樹シリーズの最新版。2回目だったが、十分楽しめる。続編が出ないかなぁと楽しみにしています。。

  • 政治と金、そして銀行内部での戦い。半沢直樹シリーズはやはり面白い。

  • 痛快感には慣れてしまう。

  • やっぱりこのシリーズは面白い。また全シリーズを読み直したい

  • 半沢直樹第4弾。今度の敵は政府。相手がどんどん大きくなっていく。読者を飽きさせない濃く深い内容。
    あの金融庁の黒崎は、相変わらず半沢を敵対視するものの、
    最後まで読むと、黒崎は、今回のストーリーのスパイス的な存在だったことが判明。あれ?ひょっとして、いいやつだったの?と勘違いしてしまうほど。
    池井戸さんの本は、期待を裏切りません。
    お薦めです。

  • 某航空キャリアの破綻〜再生をモチーフ に、債権放棄を迫る行政と半沢・倍返し・ 直樹のプライドを賭けた闘いを描く。

    行政「放棄せえ!」 半沢「なんでやねん!」 東銀「いやいや放棄せえて!」 半沢「いやいや、なんでやねんて!」とい う事です。

    働こう、真っ直ぐに!現代の城山小説はい つも背中を押してくれる。

  • 読み進めていくと、それまで忘れかけていた冒頭をふっと思い出した。あれは彼のことだったのかと。今度の半沢の敵はなんと政府。それでも容赦せず倍返ししていく半沢にはスカッとする。しかし、ある人が去ってしまいこれからどうなってしまうのか、続きが気になってしょうがない。しかし、調べてみると続編はないという噂。今まで以上に続きが気になる展開なのでとても残念だが、半沢はあくまでバンカーであり、島耕作物語ではないということなのだろうか。

  • 半沢直樹シリーズ最新刊。今回は巨大航空会社の再生計画がテーマ。
    担当となった半沢は様々なタブーに踏み込んでいくことになる・・・とにかく、いつものごとく前半はいじめ抜かれるので早く持ち直すところまで行きたくて、必死で読み進めました。半沢は自分の誇りと理想を胸に、企業に、国に、立ち向かっていく。その姿はみんなの憧れではないかなと思う。
    誰しも、押さえつけられている大きな力に反発する自分を夢想すると思う。それがこの小説の中にはみなぎっている。
    情報に強いもの、正義感の強いもの、実は裏番長的な存在などなど魅力ある人物に酔いしれるだろう。
    恰好良かったのは、女性バンカーの存在。そんなに前面には出てこないけれど、男性にも女性にもエールを送った作品なのではという気がします。
    それにしても、毎回本当にハラハラし、最後にはほっとする。このストーリーの作り方は本当にスゴイ。

  • ☆☆☆☆☆ 5つ

    半沢直樹の物語だ、ようそろぉー。
    初登壇の『オレたちバブル入行組』は出版された時すぐ読んだ。
    面白かったので、その後の『オレたち花のバブル組』もこれまた出た途端一瞬で読んだ。
    これまた面白く読めたが「倍返し」とかいうムチャ振りぽい変な言葉は別に印象に残ってはいなかった。

    そして件で話題のテレビドラマなんぞは観ていない。
    ありきたりの言い方だけれど、最初に我が脳内に出来た半沢直樹他の人物像が壊されてしまうのがたぶん嫌なのだろう。

    映画やTVは原作小説を読む前に見れば良い。
    そうすると次にのっけから人物イメージが出来た頭状態で原作を読むことになり、ああここは原作と違うなぁ、とか映画の監督は全然この原作を解っちゃいないなあ、なんてところで二度美味しく楽しめる場合もあるのだ。
    でもまあ初手から、映画はともかくテレビはほぼ全く見ないわたしなのであった。すまぬ。

    この本面白く痛快ではあるが、ベストセラー作家が深く手垢のついたストーリー展開を上手に利用しているだけだ、とも言える。
    「---やられたら、倍返しだ」は、定番の大人気TV時代劇『水戸黄門』の「この印籠が目に入らぬか」とは意味すらちょっとだけ違うけど、まあ決め台詞としての効能はまったくいっしょ(^_^;)なのであった。
    まことに、すまんこった。

    読み終えて思ったことがもうひとつ。
    のっけの作品『オレたちバブル入行組』をもう一度読んでみよう。
    いまの様なキャラクターになる前の半沢直樹を見てみよう。

  • 【2014/12/12 Kindleで読了】【2014年-38冊目】半沢直樹シリーズ最新作。明らかにJALを意識したストーリーだが、政治家や大きな組織に敢然と立ち向かっていく姿はやはりスカッとする。同期の渡真利や近藤、 頼りになる上司・内藤部長に加え、昔世話になったという検査部の富岡との年齢を越えた信頼関係がいい。今回は冷静沈着な中野渡頭取の苦悩も描かれていて、読み応えもあった。続編が出ることを期待したい。

  • 半沢シリーズの最新刊。相変わらずの半沢節が炸裂してますが、少し慣れちゃいましたかね。ただ水準は高い思います。航空業界ということで某ナショナルフラッグキャリアを連想させる話であったりします。このまま島耕作シリーズのようになるのか?期待値が高いので⭐️4

  • テレビで話題になっていたので、ダイアモンドを立ち読みしてた。若干書き直されたのか、すこし違うなと思って読んだ。

  • 池井戸潤ひさびさの新作は大人気の半沢シリーズ。
    昨年のドラマで既に鉄板シリーズとなった感があり。
    今回は・・・。

    破綻寸前の大手航空会社、そして政権交代、さらに新与党の
    女性タレント議員。こう羅列すれば解る通り、時代は5年前の
    民主党政権発足時、航空会社のモデルはJAL、女性議員はR4で
    お馴染みの仕分けバカ、蓮舫である。

    モデルになっている個人や団体がここまであからさまだと、
    かえって物語がファンタジーに見えてくるから不思議(^^;)。
    だからと言って説得力が無いワケでは無く、今回もすっかり
    スーパー銀行員の立ち位置が明確になった半沢直樹が縦横無尽
    に活躍する。

    シリーズ中盤の作品としてはかなり良い出来なのではないか?と。
    ドラマ化するのであれば、前作のロスジェネより、こちらの方が
    映像にし易いかもしれない。

    そろそろドラマ第二弾の発表が待たれる半沢シリーズ。
    原作もどんどん進んで欲しい。

  • 「カネに色はついていないといわれるが、そこに色をつけるのが銀行である。」
    この言葉はその通りだと思う。たとえば目的別ローンが挙げられる。使い道が指定されたお金の方が金利が安いのだ。

    今度の敵は政治家。
    今回は銀行員の誇りを守るために行われた対決でもある。
    借りた物は返す、そういった当たり前の事を踏みにじろうとする人々。融資は薄利多売。ほかの多くの企業の力になるためにも、きっちりと返済を求めなければならない。
    銀行員としての世の中に対する献身的態度が感じられた。

  • ヒット作の宿命のように、無理矢理スケールを大きくした感があるけど、それでも面白かった!

  • 確かに飽きたというか、池井戸さんの作品にしてはイマイチでした。池井戸さんの作品は登場人物一人ひとりにストーリーがあって深みがあるから感情移入できるのが好きなんだけど、薄っぺらい感じがしました。曾根崎や紀本など、新たな登場人物にも家庭があって仕事だけではない側面なんかも覗けたらもっと楽しめるんだが。”逆転感”もこれまでのなかではイマイチでしたね。

  • もう飽きたよ。どうせ半沢の正義が勝つんでしょ。
    とは思えども、家にあったもんだからついつい読んでしまった。今回もまた倍返しだ!
    フィクションとはいえ多少は過去の事実を反映しているので面白く読める。今回は2010年に経営破たんした日本航空債権放棄と、小沢一郎を彷彿とさせる政治家箕部啓治の「政治とカネ」問題。この二つはまったく別問題だが、話の中で違和感なくつなげている。

    しかし半沢、今回は政治家までやりこめて、ますます大物化してきた。協調性を尊び、もの言わない国日本の中で、体制を敵に回しながらも臆することなく正論を主張できる人間もめずらしい。
    半沢人気は体制に対する日ごろのもやもやを、自分になりかわってスパッと気持ちよく一刀両断してくれるところにあるんでしょうね。

  • 勧善懲悪とわかっていても、やっぱり面白い。
    半沢をはじめ、上司の内藤、検査部の富沢、中野渡頭取は一流のバンカー達の心の葛藤、活躍(根回し)が小気味いいんあだよね。
    続編が楽しみ!!
    (頭取は誰がなるんだろ…)

  • 当然のストーリーにあっという間に読み終えました。
    娯楽性抜群。
    相変わらずのまっすぐさに安心して読み進めたおすすめ本でした。

  • 痛快な内容でした、読み始めたら止まらなくなるような。民主党の議員をモデルにした生意気な議員が半沢に論破されるのは、非常に痛快である。自分は、冨山和彦さんのファンということもあり、JALの一見は好意的に捉えていたが、銀行団からするとまた違った見方があるのだなと、ちょっと真相はどうだったのか調べてみたくなった。

    さて、シリーズも4作目ということで、マンネリはちょっと否めないかな。

    ・銀行の内部(旧T)に腐ったやつがいて、それが外部の腐ったやつと手を組む
    ・それを半沢が不正を暴く形で取っちめる

    で、これまでは、不正を掴むだけじゃなく、半沢が頭と足を使う頑張りを見せるところが合ったんだけど、今回はちょっとそれが薄いかな。
    例えば、ロスジェネでは、資金力で負ける相手に頭を使って株価を引き上げるとか、電脳の粉飾決算を見抜くとか。

    いや、それにしても、旧Tに悪い輩がいすぎでしょと思ったのですが、一応それに対する歴史的経緯が判明したかなと。これもある程度実態に則した話なのだろうか。そういえば、メガバンクで問題になったが、あれも合併前の1行が原因なのだろうか。

    読み物として、ワクワクするし、面白いのだが、常に不正が絡んだ話というのは、実態に即しているのだろうか、やはり大岡越前的な時代劇だと思えば良いのだろうか。

  • 面白かったよ。ドラマの人たちの顔が思い浮かびまくる。

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