第一次世界大戦 (ちくま新書) [Kindle]

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著者 : 木村靖二
  • 筑摩書房 (2014年7月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (138ページ)

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第一次世界大戦 (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • 戦闘員だけで1000万人の死者を出した第一次大戦の開始から100年。今年は、我々日本人には馴染の薄い、第一次大戦の関連書籍が多く出版された。
    この本を選んだのは、安価な新書で227ページというコンパクトさというだけの理由。しかし、非常に新書らしい、良心的な本だった。

    第一次大戦は、大国、小国に限らず各国の思惑が錯綜した非常に複雑な戦争。帝国主義的な海外進出を強硬したドイツに開戦の責任があるように見えるが、実は1930年代後半、大戦の勃発に際し、特定国の責任を問わないという合意が西欧諸国側で成立している。ところが、この合意は1950年代にひっくり返される。要は勃発の責任についての定説が存在しない。
    また、当初は短期で終結するはずの局地的な戦争が4年以上続く世界大戦になってしまった。

    さらに、第一次大戦は「近代の到達点から現代の出発点」と位置付けられる場合がある。それは、アメリカ合衆国とソ連の登場であり、ヨーロッパの地位の相対的低下であり、民族自決、民主主義の拡大である。また、大戦によって、女性の社会進出、福祉国家が登場した。

    そのような複雑な大戦を本書は、近年の研究を紹介しながら、わかりやすく、説明する。
    なお、巻末の文献案内は、主題別に構成されていて、非常に充実。文学作品も、項目として独立していて、簡単な紹介文も付されている。
    非常に良心的な新書である。第一次大戦に関心を持った人なら、まず一番に手にすべき本ではないだろうか。お勧めの★5つ。

  • 日本人にとって世界史の中で流しがちな戦争だけれど、この戦争以降、戦争の近代化(?)が起こったのでは?と思い、Kindleセールで購入。果たしてその通り。他の戦争史も失敗学の観点から読んでみたい。

  • 第一次世界大戦は大きな転換期

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