TED 驚異のプレゼン 人を惹きつけ、心を動かす9つの法則 [Kindle]

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  • - 重要なこと
    - 感情に訴える──聴衆のハートに触れる  
    - 目新しさを出す──聴衆に何か新しいことを教える  
    - 記憶に残す──聴衆が絶対に忘れないような形で見せる
    - アリストテレスは、エートス、ロゴス、ペーソスという3要素がそろったときに説得できると考えた。エートスとは信頼感だ。我々は優れた業績、地位、経験があり、尊敬できる人に共感する傾向がある。ロゴスとは論理、データ、統計を通じて説得する方法で、ペーソスは感情に訴える行為だ。 /// 見てのとおり、プレゼンテーションの内容のうち、エートスはわずか 10%、ロゴスは 25%だ。それに対し、ペーソスがなんと 65%を占めている。おもしろいことに、スティーブンソンのプレゼンはTEDドットコムで「最も説得力があるプレゼン」に選ばれたもののひとつだ。「説得する」という言葉は本来、相手の理性に訴え、影響を及ぼすことと定義される。この定義に「感情」という要素は含まれないが、感情に訴えるストーリーの力がなければ、スティーブンソンのプレゼンはこれほどの説得力を持ちえなかっただろう。

  • 『スティーブ・ジョブズ脅威のプレゼン』を書いた著者がTEDのプレゼン手法を解説した本。ジョブズの時は「18の法則」だったので、あれから半分に減らすことに成功したと言える。シンプルさを追求したのだろう。

    これに書かれている内容は、何もプレゼンに限った話ではない。人に何かを伝える場合には必要とされる技術だ。とりあえず目次ぐらいは目を通しておくといい。どれも知っていることならば後は意識するだけだし、知らないことがあるならば読んでおこう。

著者プロフィール

ベストセラー『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』『TED 驚異のプレゼン』(日経BP)の著者。グーグル、アクセンチュア、インテル、コカ・コーラ、リンクトインなどのコミュニケーション・アドバイザーを務める。人気の講演者として、製品を売り、ブランドを成長させ、人をやる気にさせるようなプレゼンテーションとストーリーの伝え方をCEO やリーダーに教えている。Forbes.com やInc.com にも寄稿しているほか、ハーバード大学のエグゼクティブ・エデュケーショナル・インストラクターも務める。

「2019年 『伝え方大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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