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- / ISBN・EAN: 4988104087157
感想・レビュー・書評
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「心に寄り添う」ということの難しさを感じました。ハルさんのように、大事な人の心の機微に聡い人となりたい。
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患者を取るか家族を取るか、両方というのはやはり厳しいのかな。
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2014年 日本
監督:深川栄洋 -
深川栄洋監督、後藤法子脚本、2014年作。櫻井翔、宮崎あおい、藤原竜也、柄本明、市毛良枝、吹石一恵、池上千鶴出演。
<コメント>から
前作は、医師の使命がテーマだった。治癒よりむしろ患者に寄り添うこと。今回のテーマは、医師を夫に持つ3組の夫婦の生き様を描く。
若い頃、妻の千代(市毛)の流産を防げなかった貫田医師(柄本)が、そのことから緊急医療の現場に従事するようになり、妻はそれを支えてきたこと。
当直で不在がちな栗田医師(櫻井)にいつも穏やかに対応する妻の榛名(宮崎)。進藤医師(藤原)になぜそうできるか問われた榛名は殊勝にも、離れていてもその人を思うと前を向く力が湧いてくると。
進藤は、栗田の同級生で医師の千夏(吹石)と結婚するが、娘を産んで復職後、1日休んだその日に患者がなくなり、遺族に問い詰められ、以後、家庭を省みなくなっていた。
貫田夫妻のエピソードからは救急医療と当直医師は不可欠であること、榛名の答えからは夫婦のあり方が示され、それらが進藤夫妻の仲を修復し、最後は栗田夫妻が子を授かる。
患者に対してだけでなく、周囲の人々にも「人間として接する」ことが、周囲の人を含めた幸福を増やしていくことになるのだなと思った。
<あらすじ(ネタバレ)>
栗原医師(櫻井)が勤務する本庄病院に、学部の同級生だった進藤医師(藤原)が赴任するが、出退勤は定時、患者の面倒見も悪いため、栗原は怒り進藤の頭からコーヒーをかける。
しかしそれは進藤が幼い子と2人暮らしで保育園の送り迎えをしていたからだった。その妻、千夏(吹石)も同学部の医師で東京で勤務医だったが、働き詰めなどから病んで育児を放棄、ために進藤は本庄病院に赴任したのだった。
ある日、本庄病院古株の貫田医師が病院の廊下で倒れているのを栗原が発見、悪性リンパ腫で先がなかった。その分野が専門の進藤が主治医になるも、死期がせまったある日の病室で、貫田医師が妻の千代(市毛)にプロポーズをしたある夜の山の星空の話になる。
栗原ら医師と看護婦たちは、規則違反ではあるが、ある晩、貫田と千代を病院の屋上に連れていき、看板のネオンを消し、2人に満天の星を見せる。
翌昼過ぎ、貫田は亡くなるが、自分が診ていた患者の状況を詳細に記したカルテが残されていた。自分の治療に優先させた「神様のカルテ」だった。
その後、榛名は進藤に、妻の千夏がなぜ育児放棄するほど仕事しかしなくなったか、その思いを語る。現実が辛くて仕事に逃げているが、家族を思って辛がってるとのこと。それを受けて進藤は妻に電話、夫婦は仲を復旧、栗田夫婦には赤ちゃんが生まれて幕。 -
夫婦の形、絆が描かれた感動的な作品だった。今、自分がお付き合いしてる人がかなり忙しい人なので、自分も結婚した場合…と考えると、妙に感情移入してしまった。榎本明の演技が秀逸だったと思う。涙流しながら、見終えました。
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登録番号:11558 分類番号:D778ナ(2)
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ちょっと薄いようなきがする。
もうちょっと奥さんとのエピソードが出てくるとよかったかな -
本当に医師って休みなくて可哀想だと思います。
急変ってなんで夜が多いんだろう、不思議です。 -
藤原竜也がカッコいい。
あんなドクターがいたら、絶対通う。
ベタな展開、ベタな物語でも、
人間の命と関係性という普遍的なテーマはいつでも、
うるっときてしまうものです。 -
映画館で泣きながら見終えました。
そして、「神様のカルテ」と続けてDVDを鑑賞したら…
泣けて泣けて…2では、医療の底辺で頑張る一止と親友、それぞれの生き方にも考えさせられます。 -
WOWWOWにて鑑賞。
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原作により近づいた感を持ちました。
余分なトコがなかった。から⁉︎
三組の夫婦のお話し。
イチさんトコはかわんない。なぁ〜。悔しいくらい。
イチさんと同期の医師進藤夫婦の雪解けは、なんだろ。
と〜ってもわかるし。よかった。
そして、上司の貫田先生ご夫妻…星空…最期…
夫婦の寄り添い方かな。 -
1より入り込んで観られました。ハルとの関係性がステキです☆
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3組のそれぞれの夫婦のあり方がハートウォーミング。
ストーリーはありきたりといえばありきたりだが、ゆったりとした展開に心を安らかにしてくれる。 -
イチさんとハル。。。理想の夫婦です。
原作に忠実に再現されてたように思える。 -
まずまず。
今が旬の人気俳優陣。
信州が舞台。 -
ひとは、人間として、想い合って、思いやって支え合って、生きて、そして優しくなるんだなあ。
またみたい…1より好きだった。あたたかくなるなぁ…定期的に観たい映画だ。
大事な人をもっと大切にしたくなる映画だと思いました -
久方ぶりに映画観ながら、ずーっと泣いた。だらだら泣いた。
泣いたら、なんか、すっきりして。
反対に感慨深くもなって。
ひととの何気ないひとときも大事に生きていかんとって思えた。時間て限られたもん、温かい気持ちでおりたいと思うたよ。 -
小説を読み終えてます。正に医者の話ではなく、「人」の話。
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この夫婦が大好きです。最後はやっぱり( ;∀;) カナシイナー。
お医者さんを通しての人間のあり方を教えてもらう感じです。最初のも何度も観ました。今回も何度も観そうです。 -
前作に比べ格段に良くなっている。筋は分かっているのに何度も涙ぐんだ。とりわけ満天の星のシーンは美しさに時間も心も止まった。圧巻は翌日の始末書。池脇の一言に思わず一条の涙が頬をつたった。
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前作に続き温かい物語。
静かに温かく過ぎていく四季がとてもきれいだった。 -
映画館にて鑑賞。
藤原竜也が最高。超かっこいい。
ストーリーも良かったです。優しくて繊細な作品。 -
「医師の話ではない、人間の話をしているのだ!」
時にシンプルな映画に見えるけれど
原作の良さを活かしている映画だと思う
一止を巡るいろいろに寄り添って移り変わる松本の四季がキレイだった
前作では櫻井くんの一止先生が何度ものぼっていた坂道がでてこなくて気になった
かわりに、おおきなおなかのハルが、えっちらおっちらイチさんとのぼる坂がいいかんじだと思った -
みんな色々な思いをかかえて今を生きているんだなぁと思った。
医者の方々には本当に尊敬の気持ちでいっぱい。
心があったまった。