ウィズネイルと僕 [DVD]

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監督 : ブルース・ロビンソン 
出演 : リチャード・E・グラント  ポール・マッギャン  リチャード・グリフィス  ラルフ・ブラウン 
  • Happinet(SB)(D) (2014年11月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953063068

ウィズネイルと僕 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • すごく良かった。60年代ロンドンの退廃的な都市生活と役者志望のクズ男二人の古典的といえば古典的な感じの映画。音楽も景色もセットも何もかもお洒落で効いてる。ウィズネイルのクズっぷりや出てくる人たちのキチ入った感じが見ていて小気味よく、そこを楽しめるかどうかが分かれ目かも。とにかくやることなすこと危うげで次に何が来るのかと飽きさせない。バスタブで髭剃りしながら朝食食べるとこは発想自由だなと感心した。汚れたシンクにいるネズミに二人で怯えたりとにかく可愛い。シーンの切り替えもテキパキしていて古い映画の冗長さが全く無い。
    主役二人がタイプの違う美男子で目の保養で演技も上手い。ウィズネイルの人はめちゃくちゃシド・ヴィシャスっぽいし、"僕"は聖ペテロと作中で揶揄されてますが巻き毛で彫りが深く古代ローマの美男子のよう。二人ともどうしようもない人間でクズだけど何だか憎めない感じがよく出ている。モンティ伯父さんの存在感も最高。本当にいる人たちの生活をそのまま切り取ったような感じがいい。相手を裏切り合いながらなんだかんだいつも一緒にいる男同士の関係がいいです。
    随所のシェイクスピア?の引用が凄く効いてて、最後が本当によく決まってて良質の切なさが残る。最後の引用がこんなに効果的に決まってる映画初めてみたかも。大晦日に見れてよかった。

  • 一言でいうと、The青春。

    色々言い訳しながら、日々を自堕落に生きている二人(ウィズネルと主人公)。

    自分のことにはめっぽう繊細だが、人とかかわる部分では、めんどくさいことはしたくないし、楽したいし。自意識は十分過剰で、自分はすごいと思っていたり、評価がされないことにイライラしたりおびえていたり。

    10代後半や20代前半のころは、この映画の主人公たちのように、本当に心がふわふわしている。それは今から考えるとほんとうに幸せで輝いている時なのだけど、その時はそのときなりに悩んでいる。

    主人公の2人、ウィズネルのおじさん、葉っぱ売りの男、のキャラ(演じている俳優たち)が非常に立っていて、上記の雑多でふわふわした空気をよくだしている。

    映画は、ゆるい雰囲気で、5分おきくらいに、クスっ笑える(あくまでイギリス的にすこしアイロニーが入ったような笑い)。

    ラストは、二人の主人公が別々の道に歩み出す。
    この二人はもう会わないのではないかと思える。

    青春の貴重な時間(うだうだと悩んでいられる時間)は、有限で、すぐに終わってしまうということ、人と人の関係の移ろいやすさ。本当に大切と思っていてもなくなってしまう関係もある。
    ということを感じた。

    1969年の設定なので、ロックがたくさんかかってて、やはりこの時代くらいまでのイギリスロックは名曲ぞろいだなと思った。オープニングがプロコルハルムの青い影のカバーかな?

    ウッドストックも終わり、ヒッピー文化が終焉していく雰囲気が、”もう若くない”主人公たちが、大人にならざるを得ない、状況と二重写しになっていたと思う。

  •  ストーリーはあってないようなもの。じゃがいもと鶏肉が食べたくなる映画。あとウナギ。
     ゲイ男性に迫られて必死に言い逃れる「僕」がめっちゃかわいい。ウィズネイルは全編通して可愛い社会生活不適応者。芸術をやる人間の滑稽な悲惨さを描いてると思う。
     ラストで画面向こうに歩み去ったウィズネイル役の人は今でもまあまあ訳者として活躍し、シラフで駅に向かっていった「僕」役の人は全然見ないのが、なんか面白い。

  • 割と淡々としたストーリー展開に感じた。


    60年代の時代の空気を身を持って体感した人間には違って見えるのだろうか。

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    今ふと思ったけれど、この話は淡々としたストーリー展開の割には、残酷な映画なのかもしれない。

    まず、ウィズネイルはゲイのおじさんモンティをお金を、適当に話をしておけばお金をくれたり何かと気にかけてくれる便利な存在ぐらいにしか思っていないだろうし、ウィズネイルも本心では僕のことをバカにしている、さらには僕も途中からはウィズネイルに愛想が尽きたのか離れていくことばかりを考えている(ラストの駅に向かうシーンは象徴的だろう)。

    そういう利害得失の中でなんとか人間関係のバランスが取れていたと考えるべきかもしれないし、それを醜い世界と見るかは人によって違うだろう。

  • 囁いて喋るのはやめてくれ…もうやめてくれ…って思いながら観た。海外でカルト的な人気があるらしいけど、これはわたしの感受性なのか、文化の違いなのかは分からないけど、これっぽっちも内容が理解出来ないまま終わった。

  • どこで知ったのか記憶がないのだけれど、いつか見てみたい映画にストックしてあった。ジョニーデップが死ぬ前に観たい映画に選んだとか。ほんとうにだめなやつらでぐっだぐだできったなくてほんとダメでそわそわするけどかわいい。曲がめっちゃ良い。

  • 酒とタバコとクスリにどっぷりのウィズネイルと僕(役者志望)。
    新天地を求めてモンティ叔父さんの別荘へ向かうが
    薪も食べ物も無い雨ばかりの地。

    パブで喧嘩をふっかけた密漁者が夜中にやってきた!
    と思いきや、それはなんとモンティ叔父さんだった。

    叔父さんに全部持っていかれました
    (故 リチャード・グリフィス氏)
    (ハリポタのバーノンおじさん)
    あの色気は一体どこから…?

    室内のリアルさ(田舎の別荘とロンドンの汚部屋)が
    どちらも素晴らしかった。
    薄暗い時代にもがく人物をそのまま切り取って
    映画にしたような作品です。

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