ハチ公の最後の恋人 (中公文庫) [Kindle]

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著者 : 吉本ばなな
  • 中央公論新社 (1998年8月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (74ページ)

ハチ公の最後の恋人 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 宗教の教祖をする祖母を持ち、人の出入りの多い複雑な家庭環境で育ったマオ。そんなマオは両親に捨てられインドで育ったハチと出会い、彼をとても愛する。ハチと一緒に暮らしていた女性が亡くなるとハチはインドに戻り修行をすることを決める。ハチとマオは互いに愛し合っていたが、一緒についていくことも、引き止めることもせず、ハチも修行の道に入る決心を変えることはなかった。ハチがいなくなって悲しいが、時の流れは止まることなく、また彼女には新しい出会いや人生があった。そしてハチもまたインドで新しい人生を歩んでいるのだとふと考える。必ず訪れる別れを思い自分と重ね合わせて苦しい気持ちになった。

  • どうでしょう。
    いつもどおりの吉本ばなな。
    いつもどおりの

  • よしもとばななの本で一番好きな本です。懐かしかったので移動中に再読。 宗教とかありえないくらいの偶然とか、死んだおばあちゃんを感じ取るだとか普通でないことがさらりと、当たり前のことのように書いてあり、受け入れることができる不思議な本。ハチとマオはいずれ離れ離れになるのが分かっているのに、期間限定でとびっきりの恋をする。「ハチの最後の恋人」として。そして訪れた別れの後は、マオが立ち直り「マオの最後の恋人」と出会えることをそっと願いたい

  • 祖母が遺した「おまえはハチの最後の恋人になる」という言葉。「私」はその予言通りにハチと出会い、彼の最後の時間を恋人として過ごす…。

    久しぶりのばななさん。ストーリーだけを見るとあまり救いがないし、都合良く進みすぎてツッコミどころもあるのですが、悲壮感は感じません。ばななさんの小説には、運命をさらっと受け止めている登場人物が多いなぁ。もちろん自分の思うように生きているのだけれど、変えられないものは変えられない、とどこかで悟っているというか。世界はそういうものだ、という雰囲気があるから、死や別れが出てきてもそんなに悲しく感じないのかもしれない。

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