知らないと恥をかく世界の大問題 学べる図解版 第4弾 池上彰が読む「イスラム」世界 (―) [Kindle]
- KADOKAWA (2014年7月26日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (216ページ)
感想・レビュー・書評
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池上彰がイスラム世界について解説した一冊。
図解と言っても大して図はないが、改めてイスラム世界について知ることができた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イラストがかわいい。
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知らないことが多く勉強になった。
著者のイメージが子どもニュースからフリーでというところから記憶がないが、中東やイスラム世界を取材しているとは知らず。
これを皮切りにユダヤ教しかり、イスラムやアラブ然り、複雑に見えても考えていくのは面白そうだと感じた。 -
イスラム世界の入門またはおさらいにおすすめ。
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毎日のように流れてるイスラム国の報道を見て、改めてその成り立ちを知りたいと思った。
本の構成は、宗教の成り立ち、中東問題の構造、現代のイスラム問題、最近のニュースといった内容。それぞれのテーマで本が1冊書けるくらい大きな問題だが、この本は要点のみをシンプルに纏めて、且つ池上さんの話言葉で書かれているので非常に読みやすい。
これ1冊読めば、最近の中東のニュースは大方分かるはず。 -
池上さんの書く本はわかりやすいので定評があるが、本書はイスラム世界を知るのにまず手にしていい本だと思う。イスラム教もキリスト教もユダヤ教ももとは同じだとか。イスラエルの建国から始まる中東の対立がなぜ生じたか。イスラム教徒とつきあうにはどうすればいいか。さらにはイスラム教徒を観光客として引きつけるにはどんなことに気をつければいいかとか、きわめて現代的な問題意識から書かれている。ぼくはこの数年一年生のゼミで原発の問題を扱ってきたが、来年度は本書でイスラム世界を学生といっしょに勉強してみたくなった。