紙の月 [DVD]

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出演 : 原田知世 
  • NHKエンタープライズ (2014年10月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988066205057

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紙の月 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 映画より良かったな。
    映画も良かったけど。原田知世と宮沢りえが、同じ薄幸美人をやっていても感じが違っていて面白い。
    夫が、こっちのほうがわかりやすく嫌なやつ。
    あとこっちには、主人公の同級生が出てくる。節約主婦と買い物依存症。ふたりとの対比で、リカが潔癖な女性だということがわかる。

    原作これから読む。

  • NHKのドラマ版の「紙の月」を観ました。



    映画もコンパクトにまとまっていていいなぁ~と思いましたが



    角田さんの原作を読んだ者としては、このドラマ版のが満足できます。



    主役が横領を犯す主婦だけではなく、その友人そして旦那にも

    スポットがあたっている。



    高校時代のエピソードから、現在と過去がクロスする展開など

    原作をもう一度なぞっている感じがおもしろいです。



    2巻5話ありましたが、一気に観てしまいました。

  • 原田知世が清潔で透明で「横領犯」にピンと来ない。そのギャップがこのドラマの鍵。孤独や不安で誰でもそうなってしまうかもしれない。「万能感」、という台詞が印象に残った。万能感って、私も欲している気がするから・・・

  • 『紙の月』という ネーミングはいいね。
    不思議な 言葉の質感がある。
    角田光代 原作

    女が 三人でてくる。

    原田知世
    西田尚美
    水野真紀

    それぞれが、いびつ なのである。
    『存在感』『存在価値』ということが、感じられない。
    自分の居場所がない 感じなのだ。
    必要とされない自分に いらだつ,心理的にあせる。
    旦那が その存在を 否定した言葉を 平気でいう。
    それを 飲み込んでいく 原田知世。

    空虚感を 誠実なオンナが感じた時に
    転落していく。
    青年の借金をなくしてやろうということだけだった。

    いつのまにか、青年に引かれていく。
    どうしてなのか。
    アフリカの子どもに接するようだった。
    それを助ける というか。
    オンナ版の援助交際 と言うべきか。

    買い物依存症。
    そういうものが あるのかもしれない。
    こころの中の不満が そんなところに噴出する。
    でも,珍しく,きれいだった。西田尚美。

    節約をモットーとする 水野真紀。
    思い切って必要な時に 使うのだという。
    家族は それに,すべて規制される。
    子どもは 惨めな想いをする。
    極端な 節約によって 歪んでいく。

    国境を わたることで ビザの更新ができる。
    それにしても、ビザが きれることを心配するが
    きれてもいいと思うけど。
    そこに,沈む覚悟があれば。

    罪悪感 というものが 希薄になっていく。
    オカネ というものの持つ力に
    振り回される 原田知世。

    自由に使ってもいい ということ。
    それで、買い求めたものは 一体なんだったのか。
    自分のホントに欲しいものではない。
    相手が よろこんでくれるもののために
    お金を使っていく。
    自己満足を 充実させる。
    それは、愛と呼べるものでもない。

    「そのままのあなたでいいんだよ」
    と言われることで,自分の存在感が 満たされる。

    こころが 離れているのが
    わかっても,その現実を 認めようとしない。

    お金持ちの年寄りたちを
    かしがましく 面倒を見る 原田知世。
    痴呆症になりつつある 冨士真奈美を 
    じっと、見つめながら 娘にも成り変わる。

    原田知世の 演技が 『透明感がある』という表現が
    不思議とあっている。

    日々 孤独感に教われ 
    私は なぜ生きているのだろう と問いかける
    ふたしかさ。せつなさ。みじめさ。
    向かうべき 方向さえ見えない。

    愛とオカネは 等価交換 ではない。
    代替え可能なものでもない。

    夫/光石研は 限りなくやさしいが,相手が傷つく言葉を
    平気で語る。その、無骨さが 物語を引き立てる。
    光太の輝いたのは ほんのわずかな期間。
    あとは、まったく 底の浅い男になっていく。
    この二人の オトコと比べて オンナの持つこころの闇
    の方が ふたしかだけで 深く考察する。
    子どもに接する中で 変化せざるを得ない。

    原田知世 1967年11月28日うまれ
    西田尚美 1972年2月16日 うまれ
    水野真紀 1970年3月28日うまれ
    小泉今日子 1966年2月4日うまれ

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