自分でつくるセーフティネット: 生存戦略としてのIT入門 [Kindle]

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著者 : 佐々木俊尚
  • 佐々木俊尚 (2014年7月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (108ページ)

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自分でつくるセーフティネット: 生存戦略としてのIT入門の感想・レビュー・書評

  • この著者の本は何冊か読んでいるけど、毎回必ず感じるのはとにかく冗長。長い。そのエピソード必要?またさっきの話の繰り返し?え、メインの主張は結局それだけ?などなど。それでも新刊が出るととりあえず読んでしまうのはやはりテーマ設定と分析の鋭さ。確実に「今」を読み解く新鮮な視点が得られるから。今回のテーマもやはり説得力はあるし腑に落ちる点多数。間違いなく今、信頼できる作家のひとりではある。それにしても東浩紀「弱いつながり」との類似性に驚く。毎日図書館で待ち合わせて机に向かい合わせて一緒に書いたのか?と思うくらい。

  • 昔の日本は会社や地域社会という箱があり、その中で窮屈ながらも深いつながりがあった。グローバリゼーションにより、企業に長くいられることが必ずしも当り前ではなくなり、また、地域社会でのつながりも薄くなってしまった。

    こうした中で、Facebookに代表されるSNSで、弱く広いつながりを構築し、情報を得たり、困ったときに助けてもらえるようにしておくことが生存戦略として重要になる。SNSで良いつながりを作るには、オープンで善い人であることがポイントとなる。旧来の社会で「善い人」が必ずしも評価されなかったのとは異なる。

    終盤では、著者の「当事者の時代」における指摘と同様に、弱者の立場に憑依し社会の強者を糾弾する人間を批判しており、その部分だけ全体の中ではトーンが異なる印象を受けた。

    口語調で読みやすいですが、さすがに社会問題をわかりやすく構造化する佐々木さんの切り口は今回も鋭いです。

  • ムラ社会が崩壊し、終身雇用も望めなくなった今、私たちはどのように生きていくべきなのか? これまで日本が運用してきたセーフティネットと、これからの時代のセーフティネットのあり方とは。

    この方の本は初めて読んだけれど、直接話しているような文体なので驚いた。話し言葉なのはもちろん、「話がそれますが」など、注釈を付けて脱線するのも会話をしているような印象。好みだと思うけれど、私はそこに違和感をおぼえた。

    この本の主張は「Facebookをセーフティネットとして活用しよう」。それを受け入れるかどうかは別として、個人がセーフティネットの必要性について真剣に考えるべき時期なのだと思う。おそらくこれまでは、個人が意識しなくとも、会社やムラが助けてくれるような仕組みができていた。しかし、今後はそうではない。Facebookを使うかどうかはわからないが、自分の生き方やリスクについて、一人一人が真剣に検討しなければいけない。

  • SNS時代に、人はどんどん隠れる場所がなくなっていって「SNS疲れ」なんて言葉も出てきています。
    それでもSNSの本当のメリットは、そうやって隠すことができない以上、本当に善人が得をする仕組みなっていることだと。
    善人であることは簡単ではないし、そう思い込んでいる方が危険だけれど、他人への寛容さが大事だ、ということ。そして見知らぬ他人でも信頼しよう、ムラ社会は終わり、という本書のメッセージは好きです。
    でも裏付けはないですね。自分を見透かされたような印象的な言葉も多くあって、面白いんですが、多分占い師の手法だな、と思います。

  • SNSによる総透明社会を前提とした生存戦略。

  • メッセージはシンプル。その分、知的な食い足りなさを覚えるのも事実。あと、具体的な行動論・実践論がほしかった。これでは「結局、精神論なのね」と言われても仕方ない。

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