星間商事株式会社社史編纂室 (ちくま文庫) [Kindle]

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著者 : 三浦しをん
  • 筑摩書房 (2014年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (210ページ)

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星間商事株式会社社史編纂室 (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

  • BLとか同人誌とか結構ニッチな話(笑)でもそれだけで終わるわけじゃなく、社史をつくるにあたって星間商事の高度経済成長期には謎があることに気づき、その謎に迫るある種ミステリーのようにもなっている。ただ結構荒唐無稽な話だと思うので世界感についていけるかが問題になるかも。個人的にはコミケや同人活動といったディテールの細かさも面白かった。

  • まほろ駅前以来久々となる三浦しをん作品をKindleで。
    「社史編纂室」、誤解を恐れずに言えば閑職の代名詞的な会社部署。
    そもそもそういう部署が存在する会社とこれまで付き合った事は無い。
    っつーか、本当にこの世に存在するの?という疑惑まであるのだが(^^;)。

    もちろん、この作品の舞台である星間商事の社史編纂室もかなり
    の閑職ぶり。主人公はこの部署のヒマさを幸いに、勤務時間に
    趣味の同人誌向け小説を書き、更にはコミケ(などソレ的な展示即売会)
    で売る自分の本の印刷に会社のコピーを使う、という、典型的な腐女子。
    そんなのを主役にした小説が面白いのか?と言うと・・・。

    ・・・いや、わりと面白かった(^^;)。
    肩たたき者の吹きだまりのような仕事場に、おかしなチームワークが
    生まれるあたりは妙に燃えるし、脱力系の上司がずっと脱力し続けて
    いるのもニヤニヤ出来る。恋愛関連の描写もヘンにリアルで目を離せ
    ない。こういう素材でここまで読ませる技量、単純に凄いと思います
    よ、ええ。

    読後感も非常に良く、さわやかな気分になる。ただ、読了後しばらく
    時間が経ってから改めて考えると・・・。
    僕がこの会社の偉い人だったら確実にクビにするな、登場人物全員(^^;)。
    つまり本来はあり得ない世界の物語、いわゆるファンタジー系の作品だ、
    とも思う。

    オタク属性の気がある方は楽しめること請け合い。
    なんだかんだで個人的には好きなんだよなぁ、そういう腐女子系って(^^;)。

  • 三浦しをんさんの本はこの作品が初。
    すごく読みやすい。ドラマにしたら楽しいと思いあれこれ脳内キャスティング。
    いかにも仕事できますみたいなひとばかり出てくる本より、こういう、普段は目立たないひと達が活躍する作品の方が好きかな

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