東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと [Kindle]

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  • 東洋経済新報社
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感想・レビュー・書評

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  • 学部生当時マクロ経済学のテキストといえば彼のでした。人生における知的戦略行動に関するアドバイスの書。
    情報整理術、思考法、差別化、現場視察、インプット&アウトプット術など示唆に富む助言を含めメインストリームの経済学者としての生態が伺い知れますw

    にしても同級生だけで吉川洋先生、植田和男先生、井堀利宏先生、浅子和美先生ってすごいですね。ロールモデルの宝庫。

  • タイトルから最初は将来に向けた自己啓発的な色合いが強いのかなと、勝手な推測をしていたが、すぐに取り入れることができるような実践的な内容が多かった。学問における情報の蓄積・処理とそれをアウトプットしていくサイクル、そのサイクルの中で心掛けるべきことが詰まっている。

    以下、印象に残った点のメモ。
    ・さっと読むものとじっくり読むものを区別する。じっくり読むものは自らの言葉にできるよう咀嚼して読む。じっくり読むものは、手元に置いて繰り返し読む。

    ・メモやノートはインプットを促すためのもの。メモのメモのメモ。その時大切だと思ったキーワード、疑問や感想を一言付けておく。メモを書くのは後で振り返るものというより、理解を深めて定着化を促す作業。

    ・アウトプット(会話、連載、講演)を通じてインプットの強化と情報の整理を図る。

  • 意識が高まる。

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著者プロフィール

東京大学経済学部卒。経済学博士。現職:東京大学名誉教授・学習院大学国際社会科学部教授。経済財政諮問会議議員、復興推進委員会委員長などを歴任。専門は国際経済学。著書に、『入門経済学』(日本評論社)、『ゼミナール国際経済入門』『ビジネス・エコノミクス』『ゼミナール現代経済入門』(すべて日本経済新聞出版社)など多数。

「2022年 『図解 はじめて学ぶ みんなのお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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