HANNIBAL/ハンニバル Blu-ray BOX

監督 : ブライアン・フラー 
出演 : ヒュー・ダンシー  マッツ・ミケルセン  ローレンス・フィッシュバーン  ジリアン・アンダーソン 
  • KADOKAWA / 角川書店
4.06
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本棚登録 : 97
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111146915

感想・レビュー・書評

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  • マッツ・ミケルセンの存在感がすごい。グロさは想像以上だった。数々の芸術的死に方のうち、主人公のアジア系の同僚がレクターの手によってデミアン・ハーストの「母と子、分断されて」のような姿になるのが一番ショッキングかな。

  • めっちゃんこ!おもしろい!(めちゃんこ今さら)

  • レクター博士が若い!
    映画の博士も紳士的で素敵だったけど、ドラマの博士は骨抜きになるんじゃないかと思うくらい格好良すぎて、、、ため息もの。

    調理中の姿、食事中の姿、殺害中の姿、立ち振る舞いが優雅で見惚れてしまいます。

    ハンサムって大切!
    ストーリーは主人公にイライラさせられるので気持ちが追いつかない。それでもレクター博士が素敵すぎるので問題はない。

  •  たぶんこれは映画版よりも原作に近いでしょう。ウィルの持つある種の障害については、現場をご存知の方だと少し戸惑われるかもしれませんが、それにしても、このウィルとレクター博士は良いですね。本作でレクター博士を演じるマッツ・ミケルセンは悪役や、ダークヒーロー寄りのヒーローとして色んなところで拝見するわけですが、知的な役から激しくアクションする役まで華麗にこなして実に器用な人です。

     さて本作の見どころは優雅すぎる料理シーン。もちろんハンニバル・レクターは食人博士ですから、二重の意味での料理シーンなのですけど、アンソニー・ホプキンス版より断然、料理シーンが美しく、何気なく、無駄がない。ドラマと映画では尺の長さも違うので、アンソニー・ホプキンス版では致し方ない部分もあるとは思うのですが、はるかに食事というものに対する美学を感じさせる演出および演技です。登場するレクター以外の殺人犯も、それからレクター自身も、ある意味でリアリティのある人物として描かれているのも好印象。彼らは彼らの秩序の中に生きていて、レクターは中でもとびきり知的で温和で、上品な冷酷さを持っています。異常行動の持つ残虐性を、いかにも残虐に描くより、はるかにこの静かで、試すような冷酷さのほうが、彼らが普通の人間に紛れて生きているという恐怖を掻き立てます。

     人間と食肉との線引きはどこでなされているのだろう、というのが非常に気になるのですが、そのあたりはシーズン1では明確に読み取ることができませんでした。邪魔になった、価値が低い、致し方ない、等の理由で殺人を犯したら、彼は誰の肉でも食べるのか、それがウィルの肉であっても淡々と彼は料理するのか、料理に対するこだわりは変化するのか、そういうところが非常に気になるのです。殺して食うまでは合理性の範疇かもしれない、けれども、料理にあれだけの美学があるという演出ですから、何かもっと厳密なこだわりがあるのではないか、と思うのです。

     まあしかしウィルを篭絡していく過程も大変に見ごたえがありました。マッツ・ミケルセンのかすれた声も良いのですね。下手に良い声だと生気を感じてしまっていけない。紙の本をめくるような乾いた音として響くかすれた声だからこそ、控えめで知的な印象がする。

     レクター博士のことばかり書きましたが、他の配役も非常に良いのです。きわめてバランスが良く、ウィルは誰もに執着されながら、誰もに救われることがない。残虐な物語に反して、ウィルの周りには柔らかく温かい感情さえあるのに、それでも誰も救われることがない。ウェットな世界をドライな世界が飲み込んでいく。

     何年か前に書き溜めたはずの各話ごとの感想がどこかに行ったので、まとめて感想を書きました。そういうわけで不満も残るのですが、これは非常に良いドラマです。また見たいですね。

  • 一言で言ってしまうとサイコパス大集合&今までのドラマでは見た事無い死体が沢山出てくるドラマですが、この殺害現場の作りこみのこだわりが凄くて圧倒されます…人食いハンニバルの狂気を描きつつ、次々現れるサイコパスの心理に迫っていく様が秀逸。ものすごいドラマです…シーズン2までしかないのもうなずける。これが何シーズンもあったら恐ろしい。

  • そのご飯はどこからくるの?

  • 毎回色々な殺害方法が出てきてとても好きな雰囲気。個人的には痛めつけられるハンニバルの色気とウィルとの関係性がとても気になってハマった作品。

  • 映画よりもグロテスクな場面が多かった。

    マッツミケルセンのレクター博士も素敵。

    死体の量が半端なかった。

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