COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2014年 10月号
- 講談社 (2014年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
感想・レビュー・書評
-
独立起業の気持ちを駆り立ててくれた
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テクノロジーが本格的な普及期に入る時には、より『遅れた』消費者に合わせられる会社が勝つだろう
-
海外で働くコトノ利点と欠点。
以前にも読んだ事がある特集なので、新鮮さに欠けています。
でも改めて読むと気が引き締まります。 -
あとで。
-
いま、ここ日本で何かを始める事よりも、
もしかしたら、海外で何かを始めることの方が
よいかもしれない、そう思わせてくれた一冊。
勿論、言語も法律も環境も何一つ全く慣れないことづくしの海外、だからこそ、日本でやっては身に付かない思考や考え方、アイデアが生まれるんじゃないかと思う。
とりあえず、自分の中でのアイデアをもっと海外に焦点当てた感じでより具体化しようと思った、今日この頃。 -
哲学をまなぶことは人間の本質を理解しようとすることであり、それは顧客を理解し、そのニーズを見抜く力を養うことにもつながる。
アメリカ、EUとロシアが協調態勢を取らせていないせいで、シリアやイラクでイスラム国支配が拡大している。 -
『こんにゃんでい〜ぶんか』が最終回でとても寂しい…可愛いの一歩手前のコミカルな猫キャラどうしが、うまいこと日中文化比較になってて面白かったのですが。
それはそうと、2号連続して「海外でのんびりやりませんか」テイストでしたね。成功談も失敗談も興味深い。 -
ハイライトは海外で起業した人々の特集。開店準備が数十万で済んだり、業者がサボって工事は進まず、部屋の前の入居者が電気代を滞納していたので電力会社が通電を拒否(入居者が変わっていることを証明できる第三者がいないんだな……)など途上国らしい事情が掲載されている。一番酷いのは「デモで暴徒化した市民に、まったく何の関係もないのに店を焼かれた」だろう。日本では考えられないリスクだ。 (p34)
p103 西海岸の富豪たちがカリフォルニア州を6分割する運動を行っている記事。いろんな意味でアメリカな内容だ。人数的には少ないはずの富豪たちの運動で大きなムーブメントになっていることも、州という自治体にメスを入れるというスケールの規模も凄い。映画のエリジウムって確かこういう内容なんだっけ。気になってるけど見たことないんだよな。
p107 スコットランド独立の是非で英国旗のデザインが変わる可能性。恥ずかしながら、スコットランドが独立する可能性があること自体知らなかったのでここでまず驚きなのだが、英国旗はイングランド、スコットランド、アイルランドの旗を組み合わせたデザインであるため今後どうなるかが話題になっている。それぞれの旗に個別の歴史がある為に揉めているそうで、興味深い。 -
今回の特集は、海外に打って出た日本人の生き方。成功した人と失敗した人双方を取り上げているので、甘い言葉でささやくだけの特集ではない。今の日本人は「内向き志向」と言われているが、海外に飛び出してしかも現地で商売をしている、あるいは駐在員として活躍しているたくましい日本人。
その一方、夢破れて帰国した人や、北京やハワイで暮らす日本人の苦労も取り上げられていて、イケイケドンドンだけでないので両面から見て自分はどちらが向いているのか考える材料となる。
物産展好きのモクモク羊が気になったのは、特別付録 厳選! 世界の逸品「お取り寄せ」ガイドだ。ここに掲載されているものはクーリエ・ジャポンと楽天のコラボ企画で楽天市場で入手可能とあるうれしいおまけつきだ。
気になったのは、オーストリアの紅茶とコーヒー。紅茶は、「デンメア ザッハブレンド」で、コーヒーは「ジュリアス・マインルコーヒー」。両方とも初めて知った。前者は欧州で高い人気があり後者はマイルドな味わいと深みのある味わいが楽しめると書かれている。これにスイーツがあれば鬼に金棒。だが、お取り寄せだけにケーキやシュークリームは載っていない。その代りにスウェーデンの「アンナ ジンジャー・シン・ビスケット」が載っていた。名前の通りジンジャーなどのスパイスがアクセントになっている薄焼きビスケット。ちょっとした刺激が欲しいときにいいかな。
中国に関するコラム 安田峰俊の気になる隣国のカオスな日常 ダダ漏れチャイニーズで取り上げられていたのは周永康という中国共産党内ナンバー9と言う実力者の失脚劇。現国家主席の周近平と折り合いが悪く、腐敗摘発キャンペーンの一環として処罰の対象にされてしまった。その中でどうしょうもない女好きでエロエロ三昧の堕落した生活(性活?)を送っていたと、メディアが報道している。あの天安門に肖像画が掲げられている毛沢東だって愛人を囲っていたくらいだから、何をいまさらと思いたくもなる。著者曰く「高官を生み出した政治体制そのものへの疑問は、中国の庶民の間でどんどん薄れていくというカラクリなのである」と述べている。中国の場合、反日、反台湾、反米の名付けて「反チャン、いや反3セット」で国民の目をそらす得意技がある。
フランス人はアメリカ嫌いと言うが魂を売り渡したかと思うことが2つ掲載されている。それはフランスのマクドナルドは絶好調で、フランスには「ご当地コーラ」が出現とある。しかし、日本食しかも弁当屋が注目を集め始めているのでさようならジャンクフード、こんにちはヘルシーフードとなる日も近いか。そう願いたい。