- Amazon.co.jp ・電子書籍 (162ページ)
感想・レビュー・書評
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人は間違った判断をる生き物だという前提で、なるべく素早く決断・実行するために、きちんと自分の中で思考の軸を持っておくことが必要。全体を見る。タテ=歴史に学ぶ、ヨコ=世界に学ぶ。インプットをしっかりする。量と幅を意識する。リーダーシップを持つ。
本書を加えて著者の本は3冊読んでいるが、やはり共通項がある。過去の事例から学ぶ、他国との関係性の中での日本を意識する、あたりは重要な視点。
・ベンチャー生保の立ち上げにかけた想い
・5つの「思考軸」と大切にすべきこと
・森を見る「タテヨコ思考」のすすめ
・「多様なインプット」で直観と論理を磨く
・「違った人」をいかすリーダーシップ
・「勝率100%」の真っ向勝負
・私たちが、いまいるところ -
audiobook
思考力の鍛え方が半分、ライフネット生命の立ち上げエピソード交えたリーダーシップ論が半分。タテヨコ思考とか他の著書でも繰り返し出てくる話が中心なので、敢えてこれを読む意味はそんな無いかなという印象。論理思考とかを学ぶのも大事だけど、インプット・アウトプットの量を増やすのが大事というのはごもっとも。 -
瞬間的に判断を下すためには、経験、知識が必要。逆に知識があれば直感的に決断を下すことができる。
インプットの量と質がないと、アウトプットできない。入門書は実は全体像が分かっていないと理解するのが難しい。入門書は全体像を理解したあとに、理解の整理として使用するためのもの。
イギリスでは個性を活かす。
自分の意見をはっきり言う教育方針。
価値観が違う人へも明確にわかりやすく伝える訓練を受ける。 -
ビジネススキルというより、働く上での心構え、人生を全うする上での気構えを説いたもの。ライフ生命の立ち上げや著者自身の生き様を引き合いに出しながら、一度きりの人生、限られた時間の中で、何を大切にすべきかを教えてくれる。
恥ずかしながら著者のことを、余り知らなかったが、後世にできるだけ良い社会を残すという姿勢に好感を抱くとともに、著者の歴史への深い理解とその知見から現代の問題や傾向を読み解く視点に知的好奇心を刺激された。
著者を1つの人生モデルとして、生き方・働き方を参考にしたいし、いずれ他の著書も読んでみたいと思う。
以下、参考になった点のメモ。
トレードオフ
新たな価値体系を作り続けるには、出来る限り早く意思決定をして早く行動を起こす。
仮決めでもいいからとにかく動く。先送りが一番ダメ。意思決定をして動き結果を得ることで思考が深まる。周りの反応を得られるので軌道修正もできる。
横と縦の軸
歴史的史実から学ぶ。競合他社や同業者の事例から学ぶ。
原点回帰
人はそれ程賢くないので、学び続ける姿勢が大事。
大量のインプットを試みる。とにかく興味を持った本、お勧めされた本を片っ端から読んでいく。良書はどれだと探したり迷ったりする時間の方がもったいない。興味を持ったらその人の本を集中的に読むのも良いと思う。
閉鎖系から解放系。
自分のやりたいこと、ビジョンを持つこと
それが社会的に魅力か考えること
南極への求人広告(シャクルトン)
人を動かすための仕組みが大事 -
出口治明さんは読書家で、またたくさんの方との出会いから知識が非常に豊富であり、著書は内容が判り易く興味深いものが多い。
巻末には「軸づくり」に役立つ本一覧があり、歴史を中心に20冊が紹介されていて本選びの参考になる。 -
「風が吹いたときに凧を上げる」本を読み始めてまずこの言葉にドキッとしました。凧をあげるには、凧がまず必要です。その凧は自分で骨格を作らないといけません。果たして今の自分は自分の上げる凧を持っているか、と言われると答えは「ノー」です。自分の凧を作りたいと思っている、凧作りに向けて七転八倒している最中です。そんな自分に凧づくりに必要な「自分軸」の作り方を著者の経験、幅広い歴史の知識からわかりやすい言葉で語ってくれています。
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他の本との重複も多いが
(繰り返し伝えたいメッセージなんだろう)
論旨は明快で参考になる。
「強い個性をぶつけ合いつつ秩序を維持していくためにルールがある、ではなく、秩序を守るために個性を殺す」など、日本社会への考察も面白い。巻末の読書リストも、役に立つ。 -
・5つの思考軸
1) 人間は動物である
2) 人間はそれほど賢くない
3) 人生は「イエス・ノーゲーム」
4) すべての事はトレードオフ
5) 大勢の人を長い間だますことは出来ない
・インパクトは「仕事量×スピード」
・タテヨコ思考
- タテ:歴史的な視点で物事をみる事
- ヨコ:他の国や地域の視点から物事をみる事
・インプットはどんどん増やせ
- 量は質を凌駕する。
・アウトプットの機会を強制的に作るべし
・分厚い本から読め(=すべてを網羅しているから) -
Kindleの日替わりセールで購入しました。
出口治明さんの著作で私が読んだ一冊目にして唯一の本です。
(雑誌のインタビュー等で何度かご意見を拝見した事はあります)
出口さんの世界の捉え方が分かります。
他の著作はまだ読んでいないのですが、
おそらくこの本に書かれている考え方が
ちょこちょこと、ないし頻繁に顔を出すのではないかと思います。
他の著作をより深く理解するために、
出口さんの著作を網羅しようとされていらっしゃる方は
最初に読まれることをおススメします。
図書館利用、いいですね。
音声も便利ですが、手元に置きたい本は買いたくなりますね
図書館利用、いいですね。
音声も便利ですが、手元に置きたい本は買いたくなりますね
していつかは買うのだと思えば、
本を買うのを控えて、自分の商品を、
持つモチベーションになりますよ。
していつかは買うのだと思えば、
本を買うのを控えて、自分の商品を、
持つモチベーションになりますよ。