アオイホノオ DVD BOX(5枚組)

監督 : 福田雄一 
出演 : 柳楽優弥  山本美月  安田顕  ムロツヨシ  中村倫也 
  • 東宝
4.03
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104088604

感想・レビュー・書評

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  • テレビ東京。
    福田監督って独自の世界観がありすぎて入り込めないんだけど(先入観)、原作付きコメディだと違和感なく楽しめます。
    ヤギラ君の3つ目の顔を見た気がして、彼を好きになった。

  • 『勇者ヨシヒコと魔王の城』 『33分探偵』 『女子ーズ』(映画)などの、福田雄一監督作品。コミックからのドラマ化です。

    美大に入った漫画家志望の青年が、挫折を重ねながらもデビューを目指すコメディ。自伝的作品らしく、同級生の庵野秀明やガイナックスの面々も登場する。

    基本的にオーバーリアクションと顔芸で成り立っているのだが、かなり笑えた。矢野ケンタローという役が、シャアネタで主人公を常に突き落とすところが一番好き。

    福田雄一監督はやっぱり面白いです。

  • 笑えて面白かった

  •  島本和彦の同名マンガをテレビドラマ化した『アオイホノオ』がAmazonのプライムビデオに入っていたので、観てみた。面白くて、つい全11話を一気に観てしまった。

     島本作品の実写映像化といえば、映画『逆境ナイン』もかなりよかったが、この『アオイホノオ』も素晴らしい。スタッフたちの原作へのリスペクトが感じられる、力の入った映像化だ。

     島本和彦自身が1人のマンガ家志望者であった大阪芸術大学時代をベースにした、自伝的青春コメディ。
     同期に庵野秀明がいたり、のちにマンガ界・アニメ界でひとかどの者となる人材が大芸大に集結していた時代であり、本作でも庵野は主人公・焔燃(ホノオ・モユル/島本の分身)の最大のライバルとして描かれる。

     舞台となる1980年代初頭の、オタク文化黎明期の出来事が随所に盛り込まれている。
     その時代を肌で知る私のような世代は、いちいち懐かしくて、面白くてたまらない。「ドラマで描くオタク文化黎明期」として、映像資料的価値も高いドラマである。

     また、そうした時代性を抜きにしても、いわゆる「ワナビ」の若者たちのイタさと熱さがふんだんに盛り込まれた青春ドラマとして、普遍的な面白さと感動を持つ作品だと思う。
     マンガ家・小説家・ミュージシャンなど、広義の「表現者」を目指した時期のある「ワナビ」や「元ワナビ」なら、焔燃の心の揺れ動きが手に取るようにわかるはずだ。大げさにデフォルメされているとはいえ、ワナビたちは大なり小なりこんなふうに悩み、もがき、のたうち回るものなのだ。

     焔燃役・柳楽優弥の熱演も素晴らしいのだが、『少年ジャンプ』の熱血ハードボイルド編集者・MADホーリィとか、ブッ飛んだ脇キャラたちがもうサイコー。

     このスタッフと出演陣で、焔燃がプロになってからの話(ただし、こちらは「炎尾燃」名義)である名作『燃えよペン』も実写化してほしいなァ。 

  • 本作自体が面白いかと言われれば悩む(暑苦しい行動・台詞回しはもはや芝居ではないし、実写であれをやられると引いてしまうので)が、間違いなくインパクトとノスタルジーは強烈。一方、このドラマで描かれる80年初期は未だ小学生で、作り手になろうなどとは発想から埒外(高・大になってもそんな考えは微塵もないのは勿論)。他方、大学生であった(さらにはクリエーターとしてプロを目指し模索していた)登場人物らの意識・作品への見方に自分と決定的な違いがあるのは良く判る。それが同じ作品を見ていたとしても…。

  • ホノオ君アツいやん。

    きちんと世界観が作られていて楽しめる。

  • OPが最高。いちいちオーバーすぎるリアクション(主に柳楽優弥)+いちいち暑苦しい演出で湿っぽさは皆無だが、容赦無いくらい「挫折」と向き合っているため決してこの物語が嘘っぽく見えない。ひたすら挫折を重ねた者だけに見える世界と夢を叶える=ゴールではないことをきちんと描いたところが素晴らしかった。福田雄一のギャグはこのくらい脚本が真面目な方が生きる気がする。

  • いちいち楽しいドラマ。
    アニメ界にそれほど詳しくなくてもこれだけ面白いんだから、アニメファンにはたまらないんじゃないかな。現に、私は昭和の刑事ドラマをよく見てた方だと思うけど、東京に行ったホノオくんが水谷豊の階段降りをやってるシーンはとてもツボだった。
    あとは柳楽優弥ってこんなこともできるんだ!しかもハマってる!!という発見。星になった少年で柳楽くん歴が止まっている私には衝撃的でした…。
    原作はまだ読めてないけど、未読でも、これはすごくうまくドラマ化できたパターンでは…??と思っている。

  • 期待してたのにあまり面白くなかったな…

  • 原作のことは名前を聞いたことがある程度の状態で観た。原作を読んだことが無かったので、あまり期待していない状態で観始めたが、登場人物が個性的なキャラクターが多くて笑えて面白かった。津田ヒロミ役の黒島結菜のことを初めて知ったが、かわいかった。登場人物の中で焔モユル、矢野ケンタロー、MADホーリィが好き。焔モユルを演じる柳楽優弥のリアクションと顔芸、発言が面白かった。「こいつらは俺より先を行ってるかもしれません。でも俺より上を行ってるわけじゃない」という言葉が好き。今年観たドラマの中で一番好きなドラマ。ドラマを観て原作が読みたくなった。

  • 1980年、 漫画家志望の焔燃(ほのおもゆる)は大阪芸術大学に入学する。
    パラパラ漫画を作るという課題で、後にエヴァンゲリオンの監督となる庵野秀明の作品に打ちのめされた燃は対抗心を燃やしていく。
    一方、庵野の周りには将来のガイナックス設立メンバーが集まっていく。

    漫画家島本和彦さんの自伝漫画のドラマ。
    実名で漫画家、クリエイター、出版社など出てくるし、劇中で挿しこまれる漫画の吹き替え声優さんも超豪華。
    当時のサブカル好きなら爆笑必至でオススメです。
    川越スカラ座も出てくるよ!

  • 柳楽優弥が原作そのものの暑苦しい演技!みたことないような顔する!いいね!!!作品全体が徹底的にこだわってて面白い!

  • メゾン一刻にこだわりすぎなところがツボ。相変わらず笑えるトラップがあちこちにある油断ならないマンガです。

  • 毎度毎度、焔くんのリアクションが面白い。
    最終話に登場した山田孝之も面白かった。笑

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著者プロフィール

ふくだ ゆういち。ポルトガル・リスボン在住のアーティスト。大阪芸術大学卒業後、デザイナーとして活躍。2020年に生まれて初めて描いた漫画が賞を受賞。2022年2月から株式会社コーバの日常を描いた『工務店の日報』の連載を開始。

「2023年 『工務店の日報』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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