イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」 [Kindle]

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著者 : 安宅和人
  • 英治出版 (2010年11月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (231ページ)

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イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」の感想・レビュー・書評

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  • 本当に価値のあること、バリューのある仕事とはなんなのか。それは、イシュー度が高く、そのイシューに対する解の質が高いものこそ価値がある。その上で、「イシューからはじめよ」と。

    自分としては、「良き問いを設定せよ、良き問いには良き解が自ずと付いてくる」という意味だと捉えた。そこは頷ける。なんだったら、タイトルでここまでは読み解ける。

    ではどうやって良き問い、本質的なイシューから始めることができるんだろう?というところが知りたいんだけれども、正直腹落ちはしていない。明日から活かせるかと言われれば難しいだろうと思う。全体的にぼんやりと進んでいった印象がある。

    参考になったのは、「こうなるといい」という具体的な仮説を立て、その仮説を立証するためにはどのような検証が必要か、という考え方で進めていくとよいという部分。参考になったけど、正直試してみる他ない。
    筆者は、「やってみないとわからない」という考え方を否定しているようだけれど。

  • いい内容が書いてあるんだろうけど、横文字多すぎでピンとこなかった。
    内容自体も自分としてはそれほど目新しいとは感じなかった。

  • 「自分が思いついた問題のなかで、本当に今答えを出す価値のあるものは何でしょうか」と
    「解きやすさ」「取り組みやすさ」といった要因に惑わされてはならない。あくまで「イシュー度」の高い問題からはじめる。
    「解の質」を上げるためには、まず個々のイシューに対して十分な検討時間を確保することが必要だ。
    「やっているうちに見えてくるさ」と成り行きまかせが横行するが、(多くの人が経験しているとおり)これこそがムダが多く生産性の低いアプローチだ。
    チーム内で「これは何のためにやるのか」という意思統一をし、立ち返れる場所をつくっておく。

  • 2017/3/24-28読了。
    いかに内容のある、バリューのある仕事をするか。会議資料、プレゼン作成時に再読したい。

  • 最近、生産性についての関心が高まってきたので本書を読んでみた。

    本書曰く、生産性はアウトプット(成果)をインプット(投下した労力・時間)で割った値である。生産性を上げるには、同じアウトプットをより少ないインプットで達成するか、より多くのアウトプットを同じインプットで達成するしかない。その鍵が「イシュー」である。

    イシューは、「白黒ハッキリつけなければならない問題」と言える。解を出す必要性(=イシュー度)と解の質(=答えの明確さ)を高い次元で融合させ、バリューのある仕事へ繋げる。

    タイトル『イシューからはじめよ』の通り、本書はまずイシューを見極めるところからはじめる。解の質ではない。やみくもに仕事をこなし、イシュー度の低い問題をたくさんこなしても、バリューには繋がらない。本当に白黒ハッキリつけなければならない問題は僅かしかない。これは「選択と集中」といった、本書には登場しない(読み飛ばしてなければ)フレーズにも通じるものがあると思った。

    ストーリーラインや絵コンテが急に出てくることに若干の違和感があるけど、イシューを見極め、イシューを分解し、仮説を立てて検証し、検証から分析し、メッセージにまとめる一連のアプローチは理解できた。普段の仕事でも、こうした思考を取り入れられるようにしていきたい。またしばらくしたら読み返そう。

  • 本書では、主に生産性の上げ方について、「イシューから始める」という観点で解説されている。

    イシューとは、論点や課題のことである。
    それが生産性にどう関係してくるのだろうか。


    まず生産性の高い人の特徴として、彼らは作業そのものが早いわけではない、ということが言える。
    生産性が2倍だからといって、他人の2倍のスピードで働いているわけではない。

    ではどこが違うのかというと、それは取り組む仕事の選び方である。
    すなわち、そもそも2倍の価値を生み出す仕事を見つけ出し、その上で作業をしているのである。


    仕事の価値(バリュー)は、解の質とイシュー度の掛け算で決まる。
    解の質とは、その問題にどれだけ答えを出せたか。
    そしてイシュー度とは、そもそもその問題をどれだけ解決すべきか、という度合いである。

    一般的に仕事の価値は、解の質(どう対応したか)だけで決まると思われている。
    だが本当に大切なのは、イシュー度(やるべきかどうか)の方である。
    つまり、どれだけ完璧だったとしても、そもそもやる必要性の低い仕事であったなら、それは価値を生まないのである。


    生産性の低い働き方を、本書では「犬の道」と呼んでいる。
    それは、とにかく手当たり次第に働いていけば、いずれイシュー度の高い仕事に当たり、高い価値に到達できる、というやり方である。
    しかしそんな働き方では、いずれ続かなくなるし、また部下を育てることもできない。

    世の中には多くの課題・問題があると思われている。
    だが、実はその中で本当に今やるべきことは、ごく僅かに過ぎない。
    つまりがむしゃらに働いても、その時間の多くは、ほとんど価値を生まないのである。

    であるならば、降ってきた仕事をひたすらこなすのではなく、重要なのは、まずやるべき仕事を見極めること。
    すなわち「イシューから始める」こと。
    これこそが、生産性を高める極意なのである。


    本書はこれ以外にも、分析やプレゼンについても「イシューから始める」ことの大切さについて言及されている。
    自分はそれらについては専門外だが、それでもこの考え方は非常に応用が効き、とてもためになった。


    また本書には、プロフェッショナルとしての働き方についても触れられている。
    それは、努力やかけた時間には意味がなく、生み出した価値が全てであるということ。

    特に、以下の一文には心を打たれた。

    『仕事を完遂するには、命を削るような思いをするだろう。
     だが、命を削ることには何の意味もない。
     そして、その酷薄なまでの真実が、時間から解放し、本当の意味で自由にしてくれる』

    結果が大事とはよく言われることではあるが、それでも実際には「これだけ頑張ったんだから」「こんなに遅くまでやっているんだから」と思ってしまう。
    だがそういう思いを切り離すことで、ようやく時間の束縛から離れて、自由に働くことが出来るのだろう。

    「残業してると偉い」「みんな働いてるから何となく帰りづらい」という傾向が未だにある日本の社会において、足りないのはこういう部分ではないだろうか。
    よく心に刻みつけておこうと思った。

  • コンサルの本。まあ、うん。

  • それは本当に解くべき課題なのか?をまず考え、
    解の質(クオリティ)よりも課題(イシュー)の選定と分析に力を注ぐ。

    プロフェッショナルの世界では努力は一切評価されない。
    仕事をいかなるときも完遂し、結果がだせなければ、そこにどれだけ時間やお金をかけても意味が無い。
    問題の見極めから入り、顧客から対価を得るに足る「バリューのある仕事」に集中しなければならない。

  • これからはイシューからはじめようと思う。

  • 再読完。前に読んだ時よりも、参考になるところや気付きが多かった。この本から得なければという意識が前よりも高かったからだと思う。
    与えられた仕事を作業のようにこなす時期があり、イシューを考える余裕なんてなかった。ただ、そんな仕事の仕方をしていると、次の仕事の話に結びつかないし、何を目指してたのかもわからなくなる。
    4月から年度が変わり体制も変わるので、いい節目だと思い再読した。マイノート8ページ分のメモを見返しながら、結果を出せるよう仕事しようと思う。

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