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- / ISBN・EAN: 4988013101180
感想・レビュー・書評
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少女漫画雑誌「花とゆめ」にて連載している鈴木ジュリエッタによる漫画作品「神様はじめました」を原作としたテレビアニメ作品第一期。
前向きで明るく何があってもへこたれない女子高生・桃園奈々生。
父親の蒸発、さらには借金のために家を失くし、ホームレス状態となって途方に暮れていた。
そんな彼女の前にミカゲという人物が現れる。彼は住む家を譲ると言われ、奈々生はそこへ向かうがそこはなんと神社だった。
奈々生はミカゲの代わりに土地神として生活することとなるがそこで土地神に仕える神使・巴衛と出会う。
初めは巴衛の傍若無人な振る舞いに唐突するが徐々に奈々生は巴衛に惹かれ、恋をしていく。
いきなり出だしから主人公に災難が起きてて可哀想すぎるw
けれど、主人公の奈々生ちゃんはどんな困難にも前向きに明るくへこたれないで立ち向かう強い女の子でとても魅力的なキャラクターだと思う。
だけど、巴衛に恋してる時はほんっとに女の子だなぁとニヤニヤしてしまいます、思わず。
少女漫画特有な雰囲気やキャラクターが多いながらも結構戦ったり、ダーク系のファンタジーだったり、日本神話などの要素があって少女漫画原作なのに少女漫画っぽくないという印象がある。
けれど、やたらとキラキラなイケメンばかり出てくるあたりはとても少女漫画原作感あるので面白い。
シリアスを挟みながらも、かなりコメディ色も強いのでアヤカシやファンタジー嫌いでなければ、かなり面白いと思えるだろう。
あと、主人公の奈々生のキャラクター性がとても良いと思うので、巴衛に想いが通じるといいなぁと思った。
でも、巴衛は抱えてるものがあったり、過去のことがあったりと色々あるので難しいんだろうなと。そんな煩わしさも少女漫画ならではだと思う。
でも戦闘シーンとか少女漫画とは思えない表現とかもあるので別の意味でドキドキしたり、ハラハラした。でもそれがこの作品の面白さだろう。
全体的な印象としては可愛らしさがありつつも、少女・少年漫画のようなそれぞれのドキドキを味わえるのではないか、と思う。
私個人的には好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示