水底の棘 法医昆虫学捜査官 [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • ウミケムシ!魚釣りでいつも出会うキモイあいつ。こんなところで出会うなんて。相変わらずナイスキャラの赤堀先生と虫たち、今回は海洋生物もたくさん出てきて興味深かったです。謎が解けるスッキリ感もいい!映像化されればと思うけど、虫的に無理ですね(笑)

  • シリーズ第3作。前2作が面白かったので、今回も期待してました。
    しかし、面白かったのは事実ですが、作品の前半が遅々として進まず停滞気味に感じたこと、また作者のあらゆる"知識”"調べた情報”を作品内に詰め込みすぎたために複雑化して分かりにくくなっているように思える。
    とはいえ、レベルの高い作品ではある。★3つは、作者への今後の期待を込めて、あえて厳しく判定した。

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著者プロフィール

1970年、福島県生まれ。文化服装学院服装科・デザイン専攻科卒。服飾デザイン会社に就職し、子供服のデザイナーに。デザインのかたわら2007年から小説の創作活動に入り、’11年、『よろずのことに気をつけよ』で第57回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー。’21年に『ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』(本書)で第4回細谷正充賞を受賞し、’22年に同作が第75回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門の候補となった。また’23年に同シリーズの『クローゼットファイル』所収の「美しさの定義」が第76回日本推理作家協会賞短編部門の候補に。ロングセラーで大人気の「法医昆虫学捜査官」シリーズには、『147ヘルツの警鐘』(文庫化にあたり『法医昆虫学捜査官』に改題)から最新の『スワロウテイルの消失点』までの7作がある。ほかに『女學生奇譚』『賞金稼ぎスリーサム! 二重拘束のアリア』『うらんぼんの夜』『四日間家族』など。

「2023年 『ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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