セルフトーク・マネジメントのすすめ [Kindle]

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  • 日本実業出版社
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感想・レビュー・書評

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  • 意識の向上に向けた本。

    この手のジャンルの本は「ああ、はいはい……」という印象を持ってしまいがち
    (こういう、反射的に発生する、ときにネガティブな内心の言葉が、まさにこの本でいう「セルフトークA」)
    なのですが、この本はとても論理的な内容。かなり良かった。結構おすすめ。

  • 心の中で日々浮かんでは消える独り言(セルフトーク)。
    その独り言を意識的に使うことで、ストレス耐性を上げ、パフォーマンスを高めることができるという。

    セルフトークの点検に役立つ考え方が整理されていた。
    特に役だったのは、心の中で唱えるセルフトークを予め決めておくこと、日々の心残りを減らしていくことで今この時に集中出来る状態を作っていくこと。

    ・悩んでいるのか、考えているのか。
    ・否定的、他責的な独り言を、肯定的、自責的な独り言に変えていく。
    ・どのような状況で、どのセルフトークを使うか決める。
    ⇒逃げない。
    ⇒怖れを力に。
    ⇒どんどん緊張しろ!
    ・その気になればいつでも気分転換ができると思う。
    ・自分で仕事、ストレスを終わらせるスイッチを持つ。
    ・ルーチンを作り、必ず行う。
    ・アイデンティティは場に応じてかえることできる。だから刺激を受けても自分が傷つくものではない。
    ・自分を守るのではなく、相手のためにできることを考える。自分の為に働くパフォーマンスは、他者の為に働くパフォーマンスを下回る。私たちが成功する為に話す。
    ・話したいことだけを話す。
    ・心残りを減らす。チェックする。

  • セルフトーク=独り言?
    特別なひとり言と定義されています。
    本書を読むとたしかに「セルフトーク」が感情と行動を支配しているなと実感します。

    僕は滅多なことでは緊張しないというアイデンティティを持っています。
    でも本庁に異動してから緊張している自分を感じています。
    何かおかしいと悪いスパイラルに入っていることだけはわかります。
    緊張しないというアイデンティティが揺らいでるんやなと思います。

    劣等感が強い人にセルフトークが非常に生まれやすいというのもよくわかります。
    僕自身働いてて学歴でも出世でもコンプレックスを感じています。
    そんな時ネガティブなセルフトークが出てきているなと感じます。

    「反応」ではなく「対応」する。
    「感情」に流されず「理性」で対応する。
    セルフコントロールが可能にすると書かれています。
    実際起こる事象に対して感情で反応するとろくなことがありません。
    理性で対応するためにはセルフトークをポジティブに変えていく必要があると思います。

    その一歩さきにセルフトークをなくすということがあります。
    スポーツで言うゾーンに入るという状態です。
    なかなかゾーンは難しいですが雑念を捨てた極度の集中力に達した時ゾーンに入ると思います。
    結果や目的ではなくプロセスを重視することでゾーンに入ることに近づくとのことです。

    「自己目的的経験」なんでもやりたいことにする
    僕は最近楽しく生きれてないなと感じます。
    その辺が反省かなあ…

  • セルフトークを意識することが重要。この人の著作はまた読んでみたい。(2015/5/22)

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