白のころ (MARBLE　COMICS) [Kindle]

著者 : 三田織

• 東京漫画社 (2012年7月20日発売)

感想・レビュー・書評

[mayuriさんの感想 · 2021年1月8日]

「白のころ」の感想記事(SSブログ)へのリンクです。
https://yuri-hyky-dia-issho.blog.ss-blog.jp/2020-10-15

[つっき～さんの感想 · 2018年10月17日]

表題作＋４作。　表題作：田舎に住む中学生と転校生の話。　子供っぽい田舎の主人公と大人びた転校生の不安定な関係と田舎の風景や出来事がふわふわとして幻のようにも見え、懐かしさとあいまって何とも心にくる。　「春は半歩先」：花屋を見つめていたサラリーマンの森口は、会社の陽気な社員に勘違いされ恋を応援される。　クスッと笑える話。　「オフィーリア」：美術部の高校生と先輩美大生の話。　わりと静かで少し重い話。　「クリスマスブルー」：大学生の主人公は彼女のクリスマスプレゼントを稼ぐため、バイト先の常連の依頼を引き受ける。　不思議で最後まで話が読めず、最後のおばあちゃんに笑わせてもらった。　「まほうのおくすり」：主人公の同性愛を治すくすりをつくる母。過去の記憶と今と…。　静かでほっこりな話。