ヒート [Kindle]

著者 :
  • 実業之日本社
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感想・レビュー・書評

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  • 「チーム」は駅伝物語だったけど続編のこちらはマラソン。世界最高記録のためだけに新設された東海道マラソンにまつわるストーリー。エピソードがとっちらかってる感じがしないでもないけど、ま、最後の主役2人のデッドヒートのところは一気読みだった。で、最後がアレなんだけどまだ続くってことなのか?続きで本書の結末についての説明があるのか?横浜に土地勘がある人が読めばもっと入り込めるんだろうね。いかんせんおおよその方角すらよくわからないのでね。。。

  •  この著者のスポーツものは、といつも書いているような気がする。これも見事にその型にはまっている。だいたい出てくるのが「チーム」の一匹狼山城だ。その彼がこんどはマラソンを走る。いや走らされる。それも世界新記録を出すためだけに周到に企画された東海道マラソンに。その企画準備に奔走する音無と、そのペースメーカー役に抜擢された甲本とそして山城の三者三様の心模様が前半を支える。一転してレースが始まった後半はなるべくしてなった甲本と山城の手に汗握る一騎打ち。そして感動のゴールシーン、と思いきや...。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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