ザ・レイド [DVD]

監督 : ギャレス・エヴァンス 
出演 : イコ・ウワイス  ヤヤン・ルヒアン  ジョー・タスリム  ドニ・アラムシャ  ヤヤン・ルヒアン  レイ・サヘタピー 
  • KADOKAWA / 角川書店
3.05
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本棚登録 : 52
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111291837

感想・レビュー・書評

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  • 御大層な作品のタイトルを羅列して、最後にアクション映画に新たな歴史が刻まれると銘を打った作品。正直どうなの?と思いつつも購入!しかもこれがインドネシア映画!僕の本棚には3000本以上の作品が並ぶが初めてのインドネシア作品。聞いたことないですよね~

    「ザ・レイド」
    https://www.youtube.com/watch?v=SNqG_wxeVO8

    好き嫌いで言ったら大好きです!やるかやられるかの闘いアクションってそんなものじゃないんでしょうか?日本の作品だとどこか手抜き感があって迫力が感じられない。唯一それを感じられたのはドニー兄貴のレジェンドオブフィストの中でAKIRA君がドニーと戦うシーンはその生き死にを感じさせてくれる。格闘素人の彼がドニーの兄貴になりふり構わず全力でぶつかる姿が人間の本質のように感じる。

    本作にはそれが感じられる。生きるために戦う。警察にもマフィアにもお互いの大義名分があっての肉弾戦!ハリウッドがリメイク権を欲しがったのがよく分かりますね~

  • 整合の取れたストーリーも、気の利いたプロットもいらん。ただアクション=カッコいい画を撮らせろ、という映画は、控えめに言って掃いて捨てるほど存在する。

    そんな映画たちの中で、この映画が特筆すべき点はなにか。
    「銃を撃つと、撃ち返される」「撃たれた弾は、(相応の確率で)的中する」「銃弾が当たると、人は容易に壊れて死ぬ」
    そんな常識を、敵味方関係なく適用した、ただそれだけだ。たったそれだけで、画面はこんなに緊張する。
    あとは、コッテリとしたアクション、アクション、アクション。そんな映画。

  • すんごいアクション映画やった。

    いいとこ取りの映画やと思うけど、飽きずに観れたから、なかなかの演出やったと思う。

    おきまりの兄弟愛なんかもgood(^-^)/

  • 評価:★★★★☆

    評判は前から聞いていたが、なかなか観るきっかけが掴めずにもたもたしていたところ、友人が誕生プレゼントにDVDをくれた。

    観終わった感想をひと言で言うと、「マッドドック最高!」だ。

    本作はインドネシア映画だ。

    SWAT隊員である主人公が、ギャングが支配するビルに他の隊員とともに突入するというお話。

    孤島に閉じ込められて殺人事件が起きるミステリーがあるが、同じような“密室もの”ととらえるとわかりやすい。

    せっかく“密室もの”なんだから、何かしら制限時間のようなものもあると良かったかな。

    警察とギャングの戦いなので最初は銃撃戦が中心だが、やがて武器もなくなり、素手での格闘がメインになっていく。

    ここで主人公が使う格闘技がシラットだ。

    シラットは東南アジアの伝統武術でインドネシア語ではプンチャックというらしい。

    この映画が評判になった最も大きな理由がこのシラットだ。

    素手と武器を駆使した格闘シーンは、動きのバリエーションも多彩で、しかもスピーディー。

    インドネシアだとアメリカほど銃が蔓延してないだろうから、警察とギャングが素手で殺り合っていてもハリウッド映画ほど違和感を感じない。

    (それでもリアルな状況でのマーシャルアーツには無理が生じるけど、ある程度は目をつぶるべし)

    で、その評判の格闘シーンで主人公の前に立ちふさがるのが、ギャングのNo.2的な存在でステゴロ最強のマッドドッグだ。

    見た目は偽物のルイ・ヴィトンを売ってそうなオッサンだが、いざ戦い始めたら強いのなんのって!

    でも、強いだけじゃない。

    マッドドッグは悪者のはずなのに正々堂々としているのだ。

    素手の相手に対する際でも、自分が持っている武器をわざわざ置いて、「さあ、やろうぜ」とフェアな戦いを挑む。

    そして勝つ! まさに男の中の男!

    それに比べて主人公のアンフェアなことといったら。

    いざマッドドッグとの対決となった主人公は、一人ではなく、久々の再会を果たしたお兄ちゃんと一緒に2vs1の戦いを仕掛けるのだ。

    ※ ちなみにお兄ちゃんはギャングに身を落としていたが、弟を助けたのがバレて拷問されていた。

    ここでもマッドドッグはあくまでフェアだ。

    お兄ちゃんを拷問するために吊っていた鎖をちゃんとコックをキリキリ回して(邪魔にならないように)巻き取ってから、2人でくる相手に文句も言わずに黙って戦闘ポーズをとるのだ。

    かっこいい……。

    もうこの時点で僕はマッドドッグにメロメロだ。

    マッドドッグ、哲学者の萱野稔人に似ている主人公なんてぶちのめしてしまえ!

    ところが、である。

    いくら強いマッドドッグといえど、2vs1で、しかも相手が卑怯な手を使ってきたとあっては勝ち目がない。

    お兄ちゃんが割れた蛍光灯を、背後からマッドドッグの喉に突き刺したのだ。

    お兄ちゃん、卑怯だぞ! ひ・き・ょ・う・だぞ……。

    素手での強さ、そこでの生死をかけた戦いの興奮を純粋に求めていくと、現代において行き着く先はギャングしかないのか。

    マッドドッグ、お前の死に様は忘れない。

  • まんじゅうのあんこだけのような映画。15Rに相当するアクションはとにかく容赦無い。腕のほうは敵の方が上で、警察がドンドン殺されていく。銃撃戦のドンパチも派手で、ガスボンペを抜いて冷蔵庫に入れて密封してそのまま敵のいる部屋に向けたり大技小技のアイデアが豊富だ。
    後半はカンフー戦になり、いくらなんでもそれだけ叩かれれば死んでるだろうというおなじみの展開だがスピードがすごい。
    階段で蹴られて吹き抜けを横切って一階下の手すりに背中から落ちるのだがどうやって撮ってるのだろう。スタントマンのガッツのような気もするが。

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