アデル、ブルーは熱い色 [DVD]

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監督 : アブデラティフ・ケシシュ 
出演 : アデル・エグザルコプロス  レア・セドゥ  サリム・ケシゥシュ  モナ・ヴァルラヴェン  ジェレミー・ラユルト 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2014年11月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113831031

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アデル、ブルーは熱い色 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • DVD

    高校生の少女が性に目覚め、一人の女性に恋をし、そして別れる物語。
    とても好みな雰囲気の映画。ただ何年の月日が経っても、主人公のアデル役の女の子が18歳の少女にしか見えないのが残念だった。本当にパルムドール?
    レアセドゥは、ミステリアスな年上の女性で素敵。ブルーの瞳が美しい。

  • LA VIE D'ADELE CHAPITRES 1 ET 2
    2013年 フランス
    監督:アブデラティフ・ケシシュ
    原作:ジュリー・マロ『ブルーは熱い色』
    出演:アデル・エグザルコプロス/レア・セドゥ
    http://adele-blue.com/

    去年のカンヌのパルムドール。3時間の大作ですが文芸坐で観てきました。カンヌでウケる映画は一般には好き嫌い分かれる作品が多いし、個人的にも当たり外れがあるので、これもどっちに転ぶかなあと思いつつ期待しすぎない心構えで観たのですが、結果、うん、あ、こんな感じね、という、わりと突き放した感想でした。面白くないって意味じゃなくて、いかにもカンヌっぽいなあっていう・・・キライじゃないけど、そんなに大絶賛するほどかなあ?っていう、ちょっと皮肉な目で見てしまう自分がいたりして。

    アデルとエマのレズビアンのエッチシーンも、なんていうか、あまりにも開けっ広げで露骨すぎて、淫靡さがないんですよね。最初は彼女らの脱ぎっぷりの良さとナイスバデーだけで「おっ!」っと思うものの、だんだん飽きてきて「え、まだやってんの?」って感じになってくる(苦笑)。全裸よりもチラリズム信奉派なので、過激で過剰なだけものを官能的とは思えない。これはもう、男女だろうが男男だろうが女女だろうが基本は同じです。何年も前に過激なセックスシーンが話題になった「ラスト、コーション」という映画なども、実際見てみたら無闇にアクロバティックなだけで、セックスじゃなくて器械体操見てるみたいな気分になったし・・・。ゆえに、そういうシーンの激しさ=愛情の深さという解釈には至れなかったし、本作もそこは同じ。残念ながら女性同志でのそういう体験はないので、ああいうやり方が標準なのかどうかも謎でした。監督は男性だしね。

    とはいえ、普遍的な恋愛としてとらえた場合の彼女たちの心理描写は秀逸でした。なにせ3時間の長丁場ですから、アデルとエマの出逢いから、なにげないちょっとした会話まで丁寧にたどって、なぜ彼女らが惹かれあったかをきちんと観客もなぞることができる。前半のアデルと学校の女友達との会話とか、ものすっごい執拗で粘着質な感じで、ゆえに女同士のいや~な感じがよく出ていたし。

    美大生→画家としての成功を順調にたどるエマは、そちらの世界に同類も多く、理解ある家族にもカミングアウトしているけれど、普通の家庭に育って教師が夢だったアデルのほうは、家族に打ち明けることもできず、女友達もほとんど離れていってしまう。恋愛感情だけではどうにもならない二人の間の溝、擦れ違い、そしてエマを忘れられないアデルと、別のパートナーを選んだエマの二度目の別れ、さらに再会、そのへんの機微は、男女に置き換えたとしてもすごくリアルに描かれていたと思います。

    アデルちゃんは美人というよりは可愛い系で、童顔なのに妙なエロさがあって好きでした。エマのほうは、ぱっと見ボーイッシュ系でいかにもレズビアンぽいのだけど、だからといって男装の麗人系ではなくあくまで女性なので、そのギャップが個人的にはちょっと苦手だった。アデルの級友役でアデルに同性愛をほのめかす美少女が一人いたのだけれど、アルマ・ホドロフスキー、名前見てもしやと検索したら、やっぱりアレハンドロ・ホドロフスキーのなんと孫!でした。

  • 女子高生アデルと青い髪の女性アーティスト、エマの恋の話。
    エマは表情がリバー・フェニックスみたいだなと前半ずっと思いながら見ていた。
    あんな笑い方されたら恋にも落ちます。
    二人の関係の描き方がとても丁寧だった。
    私はもう少しテンポが速い方が好きだし、何よりアデルが好きになれなくて引いて見てしまったにだけど、そこは好みの問題。
    ラストも結び方としてはいいものの、何となく腑に落ちないところがあって、それは二人だけに焦点が合い過ぎていて周囲がこちらに見えて来ないことと、丁寧なのに時々ぽんと二人のことでさえ飛ばしていくことだった。
    けれど、原題が「アデルの人生 第一章と第二章」だと知って納得した。
    これはアデル個人の話、そしてそれはまだ終わらない。
    恋愛を中心としながら実は片方だけの話だったというところで、「(500)日のサマー」を少し思い出した。
    ただ、アデルは原作のタイトルが「ブルーは熱い色」だそうなので、本来は二人を描いたものだったのかも。

  • アデル演じる、アデル・エグザルホプロスの。
    口の周りをパスタソースで汚し。
    ナイフについたソースを舐めて取り。
    くしゃくしゃの髪型も。
    口を開けて無防備に寝る姿も。
    全部全部ありのままの彼女の様で。
    どんな曲がかかっても身体の中から沸き起こる感情と共に踊る彼女は、自分に正直で。
    時にセクシーで。
    求められる事を求め。
    揺れ動く感情も素直に。

    エマ演じる、レア・セドゥの肌の色の白さと中性的な雰囲気がまた更に個性を発揮していて。
    アデルを見つめる瞳は、真っ直ぐでいつだって偽る事なく。

    ドキドキで、口数が減り・目が泳ぎ。
    別れの挨拶のキスに、寂しさが溢れる姿に。
    恋の始まりを、自分の事の様に置き換え。

    取り戻せなくなってしまった現実に。
    どこに誰と居ても笑えない日々に。
    犯した罪の大きさ・過ちに自分を責め。
    終わってしまった恋の残した想い出の欠片達が溢れていて、苦しくなりました。

    心が此処にあらずになり、青い髪からブロンドへ。
    青に惹かれ、脳裏に焼き付いたあの日を追いかける彼女。
    2人がすれ違っていく様が、色を通して描かれ。

    体温も。唇の感触も。あの日の指使いも。
    昨日の事も。今日の事も聞きたい。
    誰と会って、何をして…。

    肌が憶えている記憶。
    色が魅せた世界。

    自分とは違う価値観も。
    観ている世界が違っても。
    肌で抱き合う2人は美しく。

    約3時間という長さ。
    フランス映画特有の飛び交う会話も。
    議論する姿も気にならないくらいで。

    そして何より、劇中のボロネーゼを口の周りが汚れるのも気にならないくらい夢中で食べたいと 笑
    心で感じる事の出来る作品でした。

    10代後半から20代前半の子供から大人への階段を登る時に恋した思い出は、いつまでも色褪せる事なく刻み込まれるのだなと。
    あの日の自分に照らし合わせて感傷に浸りました。

  • 1時間で交わって、2時間で別れて、3時間でもう元には戻れないとわかる。

    いってみればこれだけなのに、必ずブルーを入れる画面作り、極端にクロースアップのカメラ、集中するときに外界の音が聞こえなくなってくるような音づくり、そしてもちろん主演ふたりの演技、などなどで、極めて圧力の大きな映画だった。
    つまり引き込まれた。

    レア・セドゥは大好きな女優で、今回も知的で奔放で正直な芸術家という役どころをこなしていた。
    浮気に気付いたときの烈火のごとき罵りもよかった。
    つねに眩しそうにしている表情や、笑ったときのすきっ歯も魅力的。

    が、今回は主演のアデル・エグザルホプロスが演技ではなく本物に存在するかのようで、凄まじかった。
    シャルロット・ゲンズブールのように捲れ上がった唇。ジュリー・デルピーをもっと親しみやすくしたような。
    スパゲッティをはじめとして、とにかく食う、寝る。
    踊っていても寂しい顔。エマがそばにいないから。
    エマがそばにいても寂しい。エマには私の知らない世界がある。そのときの目線。

    生まれが違う。階級が違う。価値観が違う。
    いまさびしいのは、あんなに激しく愛することはもうないだろうとわかっているから。

    別れても人生は終わらない。
    仕事もあるし、ずるずると会っては拒絶されたりもする。
    ここはたまたま同性愛者だっただけで、人と人が恋をして破れれば、だいたいこうなる。普遍的だ。

  • 女性同士の恋愛を描いた作品
    偶然すれ違ったブルーの髪の女性エマに強烈に惹かれた
    女子高校生のアデル 芸術家肌のエマと安定を求めるアデルとの間は次第に溝が深くなり…

    パスタをクチャクチャと音を立てながら食べ、娘のアデルには安定した将来を求める両親とアデルが同性愛者である事を決めつけ咎めるクラスメイト

    こだわりの料理とワインを楽しみ娘が芸術の仕事に理解のあるエマの両親と同性愛に寛容で2人の関係を問う友達
    互いに惹かれあい愛情を感じていたが、2人の環境の違いから寂しさを感じたアデルは同僚と浮気をしてしまう。
    どこにでもある2人若者の有り触れた話に過ぎない。
    アデルの裏切りを知り酷く罵ったエマが別れた後に
    交際していた時にアデルがエマとの関係を疑った女性と
    暮らしてるというのはエマにとってアデルの裏切りは
    都合のいい話だったのでは?
    エマの展覧会に訪れたアデルのブルーのワンピースはもう過去に戻るのことは無い物悲しさで一杯。

    いい作品だけどモヤモヤが残る作品だった。スパッとエマとの過去をアデル捨てることが出来たように感じなかったかもしれない。 エマとってもハンサム!

  • アデルのように、咽び泣き、思う。

    果たしてエマはアデルを本気で愛していたのだろうか。愚問が残る。
    若者同士が次から次へと恋愛をするように、人生の中のたった一瞬の恋人関係だったのか。育った環境や社会的立場、階級、思想にズレを感じていくうちに、エマが他の女性を好きになってしまった、そしてアデルが男と浮気をした、ただそれだけの事だったのか。
    ストーリーとしてはアデルの視点から物語が進むが、エマの過去のトラウマや恐怖心、苦悩や葛藤が見え隠れする。

    まぁ、男女間でも同性愛でも同様なことは往々にして起こり得るが、同性愛という障壁や苦悩は計り知れない。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    そして、翌日もう一度見返して、感じた。
    エマはアデルを愛するが故に、彼女の幸せを願うが故に別れることを選ぶ。
    アデルが求める安定を願って。

  • レズビアンのというより、ふたりの人間の恋愛をじっくり丁寧に描いた作品という印象。
    長くなんでもない日常シーンの連続のわりには、飽きることなく最後まで楽しめた。
    ところどころに入る青とアデルの口元が記憶に残る。

  • 青い部屋、青の腕輪、青色の髪。
    青は海、空、それからあの娘の瞳の熱い色。

    レア・セドゥの映画をはじめて観ました。好きな俳優や女優があまりいない方ですが、今回はいきなり惚れ込んでしまった。
    彼女が眩しさに目を細めたり、控えめに微笑んだりすると辺り一面がお花畑になる。自分の魅力を存分に分かっている若い男の子のように振る舞う。
    青色のエマの周囲に広がるなんという空気。きっと女優さん自身のやさしさ、上品さが滲み出ているのだと思う。

    エマの髪が金色に変わるまではとても幸福な気分だった。壊れてしまったのはつまり愛していないから。感情だけで繋がっているから、そこがなくなってしまえば本当に終わり。住む世界が違うだけで愛は全然しぼんでいく。
    問題は相手が男か女かではなく、あれほど情熱的になれる人はきっともういないのだということ。

  • 女同士のキス、女同士のsex、みていてキレイだなぁとおもった。
    美人でハンサムなエマと、童顔で可愛いアデル。
    ふたりともお尻の形よかったなぁ~。笑

    ふたりの恋愛はアデルの一目惚れで始まるけれど
    エマがアデルを恋人として家族や友達に紹介しているのに対して
    アデルは女性との恋愛を最後まで隠してしまって
    別れの決定打となった喧嘩のときエマから溢れ出る切なさがすごかった。
    エマはアデルを本当に愛していた。
    アデルがそれに気づいたとき、もうエマは別の人を選んでいたの。
    アデルはこのあと誰かを愛せるようになるのだろうか。

    最初のほうで夕日をバックにふたりがキスするシーン、美しくて印象的。

  • ネットで見てた紹介ほど特に過激でも衝撃的でもなかった。これ日本向けに編集されてる?普通にレズビアンの恋愛物語。何か刺激的なものを求めてる人には物足りなくて退屈かもしれないけど、純粋に一つのカップルの始まりと終わりが切なくて泣けてしまった

  • 友人に勧められて鑑賞。
    3時間弱の時間は全く感じさせない展開でした。

    最後はそこで終わるのかという久しぶりの驚きフィニッシュ笑

  • 洋次郎が勧める映画のひとつ。
    初めて観る映画のジャンルだったけど、とてもスッキリとした気持ちで観れた。人によっては好き嫌いの差が激しく出ると思うし、洋次郎の解説からもうかがい知れる映画の内容から、ハズレの可能性もある (でも好きな人が好きなものは自分も好きだろうという謎の安心感) と思いながら鑑賞。

    人がヒトを、モノを好きになるって、こういうことなんだな。溢れ出る情熱に理由は要らない。好きなものは好き。
    とても人間らしく、故に傷付きやすい、精一杯、生 (セイ) を感じながら生き抜くふたりから生まれた感情は、やっぱ人間ってこうあるべきだよな!ってこと。
    一度きりの人生、自分に正直に、楽しんだもん勝ち。そりゃ嫌なこととか辛いこととかたくさんあるけど、それでも幸せになれる瞬間があるから、その幸せを感じながら生き抜く。

    この時期に、この映画と出会えて良かったと思う。

  • CATVでやってたのを録画して流し見。

    淡々とした映画だなー。
    主人公アデルの性への目覚め、女性を愛したことへの戸惑い。二人のすれ違い、寂しい気持ちになったり、強烈に求めたりとかはヘテロでも同じだよなーと思ったり。

    俳優で今は不動産をやってる、という男性が、
    「ニューヨークはいいぞ、行ってみろ、何を待ってる」
    と言っていた一言がちょっと刺さったり。

  • 高校生で教師になることを目指すアデルは、失恋した勢いでゲイバーにゆきエマに出会う。哲学や美術に詳しく少年のような無邪気さを備えたエマにアデルは惹かれていき恋人関係を結ぶ。エマの華やかな交友関係と芸術家特有の移り気さに、孤独を感じたアデルは浮気をする。
    エマに浮気を見抜かれて破局したアデル。

    少女が出会いや別れを通して美しく洗練されていく様子が描きこまれている。レア・セドゥの魅力が性別を超えていて、世の中には美しい人とそうでない人がいるだけで、人としての魅力に性別は関係ないと思わされた。

  • アデルが バーで聞かされる一言・・
    「恋は性の垣根を越える」が何気なく耳に残る。

    エマと離れてからのアデルの表情は、とても切なく、いたましい。虚無感、焦燥、脱力感、不安定さ・・何をしていても心ここにあらず。。。というような眼差しが、見ていて辛かった。

    ラストで、元俳優の男性が追いついてくれたら。。。声を又掛けてくれたら。。と思わず願ってしまった。

  • メチャいい!

    女性向きの映画かなと思うけど、メチャ好きな雰囲気(^-^)/

    たまらん!

    いつまでもずっと観続けられてまう(笑)


    アデルがいいな。
    半開きの唇もいいけど、やっぱりあの目やな。表情豊かで、彼女の顔を見ているだけで映画を観てる事が成立するレベル(^-^)/

  • ・アップのカットが多いのが印象的。セリフが少なくとも、表情や視線で相手のどこを見ていたか、どこに惹かれていたかがみてとれる。
    ・アデルが牡蠣を食べるシーン、偏見を乗り越えて価値を受け入れるように思えた。
    ・クリムトとシーレの話。

  • 『美しいひと』のレア・セドゥとは別人のようだった。ショートカットで男性的な見た目の役もオーラがあり、美しい。

  • 今まで青がこんなに熱く、悲しく感じることは無かった。
    2人の肌がすべすべで、とても綺麗。
    しゃべる、食べる、眠る、セックスする、タバコを吸う、泣く、笑う。静かだけどとても人間的な映画だった。アデルはもう、青い服を着ることはないと思う。

  • ブルーを象徴的に使っている。エマの髪や目の色で特徴的、幸せ、最後の方に出てきた青は本当にせつない。セリフなくても、出てる感じ。

    2人の育ってきた環境から考え方も違っているし、いろんなところにズレが生じて。とても寂しかったのがよくわかる。
    あの男性が追いついてくれたらいいな。

    スパゲティ食べる、髪をまとめる、眠る…これらのシーンがよく出てくる。特にスパゲティ食べてる時結構口が汚い。アデルもポカンと口をよく開けている表情が多くて、なんだか無防備のようないつも何かぼんやりしているみたいな印象。
    でも、そんな感じなのに、表情だけでこんなふうに思ってるのかなと想像でき、苦しくなる。

    レア・セドゥはかっこよかったなぁ。女っぽいのも男っぽいのもどっちも似合うんだから。

  • 今まで見たレア・セドゥの中でいちばん好き

  • 恋に落ちる瞬間の2人がキラキラしていて美しかった。予想していた展開なのに切なくなった。アデルは痛みを覚えて成長していくんだろうな。

  • 3時間は長かった…
    別れる原因となる喧嘩でのシーンはエマがほんと攻撃的で見てて辛いけど、アデルに同情できないんだよなあ…

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