ウルフ・オブ・ウォールストリート [DVD]

監督 : マーティン・スコセッシ 
出演 : レオナルド・ディカプリオ  ジョナ・ヒル  マーゴット・ロビー  マシュー・マコノヒー  ジャン・デュジャルダン 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
3.39
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本棚登録 : 818
感想 : 148
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113831017

感想・レビュー・書評

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  • 1990年代、実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの半生を描いた物語。年収49億円、富と名声を手に入れるが、その後。

    まさにアメリカン・ドリームですね。アイディアと話術で天下を取れた時代の話です。SNSで隅々まで監視された現代では通用しないでしょうね。良き時代でした。レオ様もカッコイイし、奥さんの美しさもハンパない。

  • 成り上がりから没落、乱痴気騒ぎあり、ドラッグ漬けあり、詐欺ありなど金がすべての投資家の波乱万丈な人生を凝縮したお話ですが、実話というのが恐ろしい。2番目の妻役のマーゴー・ロビー(Margot Robbie, 1990年7月2日 - )の捨て身の演技が素晴らしい。彼女は、オーストラリアの女優だが、米国のTVドラマ『PAN AM/パンナム』のローラ・キャメロン役で名を知られ、マーティン・スコセッシ監督の本作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のナオミ・ラパグリア役でブレイクした。
    個人的なお気に入り個所は、ディカプリオがベットで何度も彼女からコップの水をかけられるシーン、なぜかディカプリオがかわいく見えた。
    しかし、内容はドラッグや金至上主義を前面に押し出したもので、面白おかしくエンタメ化することで、その後の追随者が現れなかったか心配である。

    『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(The Wolf of Wall Street)は、2013年のアメリカ合衆国の伝記・コメディ映画。ジョーダン・ベルフォートの回想録『ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』(The Wolf of Wall Street)を原作としたマーティン・スコセッシ監督作品である。脚本はテレンス・ウィンターが執筆し、レオナルド・ディカプリオがベルフォートを演じるほか、ジョナ・ヒル、ジャン・デュジャルダン、ロブ・ライナー、カイル・チャンドラー、マシュー・マコノヒーらが共演する。2007年、ディカプリオはジョーダン・ベルフォートの回想録『ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』の権利をブラッド・ピットとの入札合戦の末に獲得した。スコセッシとディカプリオのコラボレーションは今作で5度目である。日本公開版ポスターのキャッチコピーは「貯金ゼロから年収49億円 ヤバすぎる人生へ、ようこそ。」最も多くFUCKという言葉が使われた映画として断トツである。
    この映画のレイティングは「強い性的なコンテンツ、写実的なヌード、薬物の使用、言語、いくつかの暴力場面」のためにR指定となった。スコセッシは『NC-17指定』を避けるために、性的コンテンツ及びヌードを編集する必要があった。それでも過激なシーンが多かったため、制作会社のオーナーの母国のマレーシアでは公開禁止になってしまった。なお日本公開でも本作はR-18指定で上映。

    モデルとなった実在の人物:
    ※括弧内は映画内での役名
    ・デニス・ロンバルド(テレサ) - ジョーダンの最初の妻。イタリア系アメリカ人。美容師。
    ・ナディーヌ・カリディ(ナオミ) - ジョーダンの2番目の妻。カーレーサーで実業家のAlan Wilzigの元恋人だったが、ジョーダン主催のプール・パーティで知り合い、1991年にカリブで結婚。イギリス生まれだが(パトリシアというイギリス人の叔母がいる)、ブルックリンのベイリッジで育ち、高校卒業後、ミラー (ビール)のCMモデルになる。ジョーダンは「ミラー・ライト・ガール」、「ベイリッジの公爵夫人」と呼び、ココ・シャネルが所有していた船を「ナディーヌ号」に改装しプレゼントした。シャンドラーとカーターの二子をもうけたが、2005年に離婚。Wizard World社のCEOと再婚してマカルソ姓となり、2015年には大学院で医療心理学の博士号を取得した。
    ・ダニー・ポルッシュ(ドニー・アゾフ) - ストラットン・オークモント社のナンバー2。ユダヤ系アメリカ人。もともとバイク便ビジネスをしていたが、いとこのナンシーと結婚し、車椅子送迎車ビジネスを始めたころ、自宅のあるクィーンズの同じビルに住むジョーダンと妻を通じて知り合ったのをきっかけに、2週間で株の仲買人の資格を取り、ジョーダンと同じ会社に入社、その後ジョーダンが設立したストラットン・オークモント社に参加。1990年代には高級住宅地オイスター・ベイ・コーブのプール・テニスコート付き約2500坪の豪邸に住み、高級車、プラベート飛行機を持ち、ハンプトンとパームビーチに別荘を所有する暮らしをしていた。逮捕後39か月の刑期を終え2004年に出所、ナンシーと別れ若い女性と再婚し、フロリダの豪邸で暮らしながら医療機器の会社を共同経営している(同社は2015年にFBIの査察が入った)。
    ・マーク・ハンナ - ジョーダンが勤めていたL.F.ロスチャイルド社の先輩。退社後証券会社を経営していたが、詐欺とマネーロンダリングで逮捕され、2004年に6年半の刑が確定。
    ・スティーブ・マデン - 靴ブランド「スティーブ・マデン」の創業者。ユダヤ系アメリカ人。証券取引法違反で2002年に同社CEOを退任し41か月間服役。2005年に出所後は、同社のアドバイザーと株主ではあるが、経営からは外れている。
    ・ロッキー青木 - インサイダー取引で不正な利益を得たとして罰金50万ドル、保護観察3年の有罪判決を受ける。
    ・トッド・ガレット(ブラッド) - ジョーダンの幼なじみでドラッグの売人。
    その後:
    実際にストラットン・オークモント社の共同設立者であったアンドリュー・グリーン(映画ではニッキー・"ラグラット"・コスコフとして登場する人物)は、その人物描写を不服として、スコセッシ監督とパラマウント社を相手取り、2500万ドルの訴訟を2014年に起こした。劇中のラグラットは、若はげ隠しのためにかつらを付け、ドラッグを常習する乱痴気パーティ・マニアとして描かれているが、本人の許可なく登場させられたうえ、描写には虚偽があり、それが投資銀行家としてのグリーンの信用を著しく失墜させている、と抗議し、損害賠償と映画の配給中止を求めた。

    あらすじ:
    22歳で結婚したジョーダン・ベルフォートは、金持ちになる野望を抱きウォール街の投資銀行・LFロスチャイルドに入社。そこで風変わりな上司・ハンナとランチを共にし、この世界ではコカインとリラックスが成功する秘訣と教えを受ける。半年かけて株式仲介人の資格を取り、意気揚々と出社した日に「ブラックマンデー」に襲われ、会社は倒産。失業したジョーダンは新聞の求人欄で家電量販店の倉庫係に目をつけるが、妻が「株式仲買人」の求人を見つける。コンピュータもない粗末な事務所を訪ねると、扱うのは1株6セントなどの店頭株だけだが、手数料は50%だと説明され意欲を出す。巧みなセールストークであっさり2000ドルを稼ぎ皆から英雄扱いされる。こうしてジョーダンはクズ株を売り続けボロ儲けした。
    稼ぎで購入したジャガーを駐車場に停めていると、家具屋のドニーが声をかけてきた。月収を聞かれ7万ドルだと教えると、ドニーは下で働くという。その後お礼としてクラックを勧められ一緒にハイになった。借りたガレージを事務所にして会社を始め、マリファナの売人を営業マンとしてリクルートする。ジョーダンは社員にペンを例にセールスを教えようとする。売人のブラッドはペンを持っていない相手に「ナプキンに名前を書け」と言い、ビジネスの基本は需要と供給であると手本を示す。
    妻から貧困層を相手にしていることを咎められたことをきっかけに、全米上位1%の金持ちを相手に変え、社名もストラットン・オークモント社に変えた。一流銘柄で取り入りクズ株を買わせ利益を出す戦略は功を奏し、会社は急成長した。フォーブス誌の取材に応じ「ウルフ」と悪名がつくも、その名は若者にも知られることとなり、入社希望者が大挙して押し寄せるようになった。そのまま勢いがつき、スティーブ・マデンというドニーの同級生の靴会社を新規公開株として非合法に儲けることに成功する。自宅のパーティに出席したナオミに一目惚れし不倫関係になり、妻と離婚。再婚後は購入した大型クルーザーをナオミと名付けるなど私生活も順調に進んでいた。
    しかし、ある連邦捜査官が株価の不審な動きに疑問を持ち、内偵を進めているとの情報が知り合いで元刑事の私立探偵から入る。自ら連絡を取るのは危険だと警告を受けるも、ジョーダンは自分のクルーザーへ招待する。巧みな話術で取り込もうとするが、買収するのかと脅かされクルーザーから追い出す。
    当局の動きに焦りスイスの銀行に現金を隠そうとするが、口座への入金はヨーロッパ人でないとできないと判り、ロンドンのナオミのおばに頼み込む。ドニーも自分の現金を仲間のブラッドに頼んで運ぼうとするも、警官の前で派手な喧嘩をしてしまい、ブラッドは逮捕。計画は頓挫する。ヤケになったドニーは古い鎮静剤(通称レモン714)をジョーダンにプレゼントし二人で飲むが全く効果がなく大量に服用する。そんな中、突然元刑事の私立探偵から電話があり、自宅と会社が盗聴されているという情報が入る。盗聴されないよう公衆電話のあるカントリークラブへ向かい、詳細をやりとりしているうちに、遅れて効いてきた鎮静剤のせいで卒倒する。なんとか這いずりランボルギーニで帰宅するも、翌朝見ると、車は凸凹になっていた。
    当局に目をつけられたジョーダンに対し、顧問弁護士は司法取引と辞職を勧めるも、辞任の挨拶を社員の前でスピーチしているうちに気が変わり撤回。すぐにマデンの株の件で政府から召喚状が届くが、ジョーダンをはじめ社員はしらを切る。出国を禁止されているのにもかかわらずクルーザーでイタリアに行くと、マデンが大量の自社株を売ったことやナオミのおばが急死した連絡が入り、急いでスイス銀行に向かうも、クルーザーは嵐で遭難してCOMSUBINに救助される。
    多数の罪状で有罪になるも、4年に減刑する代わりに盗聴器をつけてウォール街の仲間の情報を集めるよう、FBIから司法取引を持ちかけられ協力する。家に帰るとナオミが離婚を切り出し親権を巡って口論となり、子供を奪い車で逃走しようとするも、ハイになっており事故を起こす。その後、盗聴をする際にドニーを庇ったメモが司法取引に違背する証拠となり逮捕。吹っ切れたジョーダンは仲間の情報を売り3年に減刑され収監。初めは怖気づくも、刑務所内で買収しテニスをして優雅に過ごす。
    数年後、ニュージーランドで講演を行う姿があった。彼は「このペンを売ってみろ」と語りだした。(ウィキペディア)

  • ★3.5

  • 評価の難しい映画。スコセッシは何故このウォール街のクソ狼の話を映画化したのか。最早ディカプリオの演説は新興宗教の教祖で、狂信者たちのトップに君臨する偽善者で反吐が出る。こんな映像を3時間も見せられて非常に疲れた。まあ最初からマーゴット・ロビーを観たかったのが第一義だったので、それは堪能できたが。

  • カオスだった。。

    金、性、ドラッグ、酒…

    人間というよりも本能に正直な動物たちが描かれている世界だった。

  • * 結構前に飛行機の中で見たが再度鑑賞。一個前にMarvin’s Roomを見てディカプリオの演技をもっと見たくなってしまい…というにはあまりにも対照的な演技で笑えてくる。というくらいにやっぱこの俳優演技の幅が広い。
    * コールドコールするとことか、社員の前で士気上げるところとか、ディカプリオのこういうまくし立てるような演技好きだなー。アメリカ人っぽくて、カッコよくて、見ていて気持ち良い。
    * ルール無視のやりたい放題の3時間。特に内容はないんだけど…元気を出したい、笑いたい時に映画。実際多分何もできないドニーが調子乗っていく感じとかももうめちゃくちゃ。
    * 途中チラッとシリコンバレーのリチャードが出てて笑った。

  • 2013年 アメリカ

    監督 マーティン・スコセッシ

    レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー

    原作は ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生 
    実在の株式ブローカーのことを描いたマジにやばいぜって内容。

    世の中にはこんなにはちゃめちゃなことをする人がいるんですね、マジビックリ。
    そして、このはちゃめちゃな内容がほぼ実話だなんて、ビックリだわ。

    全くゼロから、学力もコネもないジョーダン・ベルフォート(ディカプリオ)のサクセスストーリー。
    って聞こえはいいけど、エロいし、グロいし(笑

  • 会話シーンなど冗長な箇所は幾つかあるけど、内容は楽しめた!
    ディカプリオの演技は素晴らしかった

  • 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
    俗物極まれり。なかなか珍しい下品なディカプリオw。しかしどこか愛嬌があり憎めない感じが巧い。流石ディカプリオ。実は彼の出演では「タイタニック」が一番の駄作、と思っている。

    途中気になって調べた。
    日本は4親等(いとこ等)から結婚可。アメリカの幾つかの州では5親等からだそうだ(つまり、いとこ不可)。で、ドイツは3親等から可(叔父と姪がアリって事)。そして韓国はなんと8親等から(同姓同本は可になったそう)だとか!古代エジプトに2親等(兄弟)や1親等(親子)結婚がある事以上の驚き。

  • 長い映画だが、面白かった。モデルになったジョーダンベルフォートの本を読みたいと思った。

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