ウルフ・オブ・ウォールストリート [DVD]

監督 : マーティン・スコセッシ 
出演 : レオナルド・ディカプリオ  ジョナ・ヒル  マーゴット・ロビー  マシュー・マコノヒー  ジャン・デュジャルダン 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
3.39
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  • (135)
  • (133)
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  • (15)
本棚登録 : 818
感想 : 148
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113831017

感想・レビュー・書評

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  • 下品な芸術

    アメリカのホリエモンのような、口が立つ金儲け師の自伝を映画化した作品。

    この映画の見所は、巨額の富を手に入れるまでの過程やその後どうなったかなどのストーリー、ではない。
    真の魅力はレオナルドディカプリオはじめ、狂気の熱に沸くブローカーたちの下品さだと思う。

    下品な演技は一歩間違えば失笑を買う。
    性にだらしなく、利益のために人を蹴落とし、薬に溺れる。このダメ人間さを社員全員が演じるための環境を作り上げた、巨匠マーティンスコセッシを筆頭とする制作スタッフの熱意が伝わってくる。

    180分という長尺の中で何度も出てきた、まくし立てるようなディカプリオの喋りをカットすれば、もっと多くの人が手軽にこの作品を見たかも知れない。

    でもその本筋とは関係ない喋りが、このダークコメディの面白さを担っている。

    宮崎駿の映画は100人が1回は見る、押井守の作品は1人が100回見ると言われる。スコセッシの映画は後者よろしく一部の人の琴線をぐわんぐわんと揺らす。

  • 実在した株式ブローカーのジョーダン・ベルフォートの刺激的な半生。
    金と女とドラッグにズブズブに溺れたバブリーさ。
    3時間という長い枠でありながら、軽快なリズムで全然退屈しなかった。

    何よりも評価したいのは、ディカプリオの演技力。
    演技というよりも完全にインストールされている。
    ディカプリオ以外にこの役をやりこなせる役者はいないのではないかと思うぐらい役者として神の域。
    品格のある役から、クズでくそな役まで、本当に素晴らしい。

    美しいナオミと並んでも全く引けをとらない貫禄。
    言葉巧みに人の心を動かせる表現力。
    キレる時のくずっぷり。
    カメラワークに頼りきらないベッドシーン。
    ドラッグでハイを通り越して、完全にイっちゃったシーンなんて、目はイってるし、よだれはダラダラたらして、あの演技は、もう只者じゃない。
    ディカプリオの演技力を楽しむためにも是非字幕での観賞をおすすめしたい。

    ディカプリオ作品だけは、どの作品も「何度も観たい!」と思うし、実際何度見返してもいいなって思う。
    同じ時代に同じ世代でリアルタイムで若い時からずっと観賞できていることが本当に貴重でありがたい。

  • アメリカ映画って実話原案のお話多いなーと思いました。

    ドラッグとセックスとマネー中毒の詐欺師がウォールストリートでのし上がって転落するお話。
    徹頭徹尾ドラッグとセックスとマネーに溺れているので、何を見せられているんだろう…と思い続けていたら3時間経過した感じ。
    いきなり億万長者になるので成り上がりモノって訳でもないし、実話ベースだから仕方ないけど、何かストーリーがあるわけでもないし、不思議な映画。誰かがTwitterで面白いと言っていたので単にnot for meか。

    ディカプリオの演技が凄い。

  • 1990年代、実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの半生を描いた物語。年収49億円、富と名声を手に入れるが、その後。

    まさにアメリカン・ドリームですね。アイディアと話術で天下を取れた時代の話です。SNSで隅々まで監視された現代では通用しないでしょうね。良き時代でした。レオ様もカッコイイし、奥さんの美しさもハンパない。

  • ジョーダンベルフォートという実在した株式ブローカーの話。まぁ金、女、ドラッグ…欲にまみれたこんな世界ほんとにあったの!?ぐらいの理性ぶっ飛びの話。
    少し前に見たシャッターアイランドでも、ディカプリオの演技に魅了されたけど、この映画でももんのすごかった。ものすごかったではなくて、もんのすごかったと言わざるを得ないぐらい。
    演技は良くて衝撃的な内容だったけど、社会通念的にもうだめだろうということを込めて、☆をマイナス1に。
    完全にR-18映画なのでお気をつけて。

  • 久しぶりに 映画を見て笑った。よく笑えました。
    まさに お金を 獲物とした ウルフ。
    ディカプリオの怪演。テンションが高い。
    「狂」という精神状態を維持するために、
    オナニーをして、セックスをして、薬物にも手を出す。
    「うぉーうぉー」という声がリエゾンする。
    「俺に、このペンを売ってみろ」という問いかけが、
    販売とは何かの核心を突く。
    「このナプキンに名前を書いてくれないか?」
    というのが、ベターなんだね。
    「このペンは、高級で、機能がよく、書き心地がいい」
    という返答は 間違っているんですね。
    まさに、日本企業の陥っている一番の理由が簡単に解き明かされる。

    とにかく、ディカプリオのトークと演説がすごい。
    経営者のシーダーシップって、こんな風なのだと思わせる。
    とにかく、野放しの破廉恥集団が 会社の実体だ。
    何をやってもいいと言う感じ。
    実在の ジョーダンベルフォート。
    豪華な家、服、時計、クルマ、クルーザー、ヘリコプター、
    可愛い奥さん。
    金持ちの趣味とは こんなもんだと言って、魅せつける。
    なぜか、それは 満ち足りているようで、足りない。
    FBIが ディカプリオを追いかける。
    スイスへの口座預金、そして、お金を運ぶ。
    そんな堂々とはこんだら、見つかるだろうと言う感じだが。
    お金を隠すって、大変なのだ。
    証券をあつかう会社が、インサイダーするってありなの?
    とにかく、何でもありの お金があれば、なんとでもなる
    と言うことだけど、女子幹部職員が、お金がなくて
    子供の授業料も払えなくて、困っていたことに、
    お金を出した。そして、ディカプリオは言う
    「信じているからだ。愛しているからだ」と。
    もう。本当にうまい。
    ドラッグで トリップしている時のディカプリオの表情も
    怪演である。副社長のドニーの笑顔の白い歯がいい。

  • 女・金・ドラッグ、人生の全てを楽しもうとする。
    自制、大事だけど、夢のようなお話。

  • 最高にハイになれる映画!

    自分の気持ちが落ち込んだり、やる気を出せない時にこの映画を見ると、活力がみなぎれるようになってきます。
    Yes Man!程の麻薬的効果があるわけではないけれど、物事を成し遂げるには、大きな行動力が必要というのが実感できる映画でした。

    冷静沈着な思考というのも必要かもしれないけれど、それと同じくらい大きな決断と行動し続ける事が重要なのかもしれません。

    そのためにはぶっ飛んだ思考と、アホな考え方、そしておじけずに動き続ける活力が必要みたいです。
    この映画の場合では、その活力は、SEXや麻薬で補っているため、常人には真似できませんね。
    ボク達はこの映画を活力として行動する源にするのが良いかもしれません。

  • バブリーかつパーティピーポーすぎた笑

    ディカプリオが品がある役も下品な役も同時にこなしてるのがカッコよかった!
    ただ、レオ様と擬似エッチが体験できるくらいエッチしすぎ笑

    ウォール街の描写は悪徳ジャパネットタカタ笑

    Sell this pen

  • 公開当時、映画館で鑑賞。

    まさにゲスの極み!!
    特にクスリにハマっていく中で手にした強力なクスリをやったときのディカプリオの演技はすごかった。笑うこと必至。ここまでやってオスカー逃したのは悔しかったに違いない。

    ちなみに、一緒に見る相手は選びます。理解ある恋人でよかった。笑

  • 名匠マーチン・スコセッシとデュカプリオの
    ウォールストリートの風雲児の自伝的乱痴気騒ぎ映画。
    全編に渡ってあからさまに主人公ベルフォートが
    カメラ目線で語ったりするけど不思議と気にならない。

    いやぁ、面白かったなぁ。
    実話らしいけどどこまで事実かはわからない。
    だって面白すぎるもの。
    そして狂気をあつかうスコセッシはやっぱり凄い。

    時代の風雲児とは洋の東西を問わず
    世間の逆風にさらされるもので
    このジョーダン・ベルフォートはそれを
    スタンディング・オベーションがごとく聞くのです。
    ホリ○モンや与沢なんとやら?
    奢れる者も久しからず、盛者必衰の理。

    上映時間3時間に怖気づくなかれ
    始まったかと思ったら、あっという間にエンドクレジット。

    ただ、ちょっと乱痴気シーンが多め…というより「だらけ」。
    家族で見るのはご注意です。

  • 22歳でウォール街の投資銀行に入社したベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)は学歴もコネも経験もなかったが、斬新なアイディアと一瞬にして人の心をつかむ話術で成り上がっていく。
    やがて、26歳で証券会社を設立し、年収49億円を稼ぎ出すも、常識を超えた金遣いで世間を騒がせる。“ウォール街のウルフと呼ばれるようになるが、彼には破滅が待っていた。
    レオナルド・ディカプリオ&マーティン・スコセッシ監督の5度目のタッグ作は、実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの栄光と挫折を描く人間ドラマ。
    20代で証券会社を設立し、億万長者に上り詰めるも、証券詐欺の違法行為で逮捕されるまでの10年間を、ベルフォート自身がつづった回顧緑を基に映像化したものだ。
    「華麗なるギャツビー」「ジャンゴ繋がれざる者」と演じる役が金持ちづいているレオナルド・ディカプリオが、実在するウォール街の風雲児を熱演し、アカデミー賞にノミネートされました。
    彼のやり方は富裕層をターゲットに、最初は手堅い有名企業の株を勧めて儲けさせて、その後は二流の企業の株を高値で取引するという荒技で、「ウォール街の狼」「ウォール街のロビン・フッド」と呼ばれるまでを、ジャック・ニコルソン張りのアクの強い熱演で演じて、主人公の貪欲さや信念や脆さも表現しきっているので、3時間あまりの長時間を飽きさせません。
    ディカプリオの相棒のジョナ・ヒル、ディカプリオの師匠マシュー・マコノヒーのギラギラした存在感も忘れがたいし、下品すれすれのユーモアたっぷりで、面白かったです。

  • 成り上がりから没落、乱痴気騒ぎあり、ドラッグ漬けあり、詐欺ありなど金がすべての投資家の波乱万丈な人生を凝縮したお話ですが、実話というのが恐ろしい。2番目の妻役のマーゴー・ロビー(Margot Robbie, 1990年7月2日 - )の捨て身の演技が素晴らしい。彼女は、オーストラリアの女優だが、米国のTVドラマ『PAN AM/パンナム』のローラ・キャメロン役で名を知られ、マーティン・スコセッシ監督の本作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のナオミ・ラパグリア役でブレイクした。
    個人的なお気に入り個所は、ディカプリオがベットで何度も彼女からコップの水をかけられるシーン、なぜかディカプリオがかわいく見えた。
    しかし、内容はドラッグや金至上主義を前面に押し出したもので、面白おかしくエンタメ化することで、その後の追随者が現れなかったか心配である。

    『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(The Wolf of Wall Street)は、2013年のアメリカ合衆国の伝記・コメディ映画。ジョーダン・ベルフォートの回想録『ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』(The Wolf of Wall Street)を原作としたマーティン・スコセッシ監督作品である。脚本はテレンス・ウィンターが執筆し、レオナルド・ディカプリオがベルフォートを演じるほか、ジョナ・ヒル、ジャン・デュジャルダン、ロブ・ライナー、カイル・チャンドラー、マシュー・マコノヒーらが共演する。2007年、ディカプリオはジョーダン・ベルフォートの回想録『ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』の権利をブラッド・ピットとの入札合戦の末に獲得した。スコセッシとディカプリオのコラボレーションは今作で5度目である。日本公開版ポスターのキャッチコピーは「貯金ゼロから年収49億円 ヤバすぎる人生へ、ようこそ。」最も多くFUCKという言葉が使われた映画として断トツである。
    この映画のレイティングは「強い性的なコンテンツ、写実的なヌード、薬物の使用、言語、いくつかの暴力場面」のためにR指定となった。スコセッシは『NC-17指定』を避けるために、性的コンテンツ及びヌードを編集する必要があった。それでも過激なシーンが多かったため、制作会社のオーナーの母国のマレーシアでは公開禁止になってしまった。なお日本公開でも本作はR-18指定で上映。

    モデルとなった実在の人物:
    ※括弧内は映画内での役名
    ・デニス・ロンバルド(テレサ) - ジョーダンの最初の妻。イタリア系アメリカ人。美容師。
    ・ナディーヌ・カリディ(ナオミ) - ジョーダンの2番目の妻。カーレーサーで実業家のAlan Wilzigの元恋人だったが、ジョーダン主催のプール・パーティで知り合い、1991年にカリブで結婚。イギリス生まれだが(パトリシアというイギリス人の叔母がいる)、ブルックリンのベイリッジで育ち、高校卒業後、ミラー (ビール)のCMモデルになる。ジョーダンは「ミラー・ライト・ガール」、「ベイリッジの公爵夫人」と呼び、ココ・シャネルが所有していた船を「ナディーヌ号」に改装しプレゼントした。シャンドラーとカーターの二子をもうけたが、2005年に離婚。Wizard World社のCEOと再婚してマカルソ姓となり、2015年には大学院で医療心理学の博士号を取得した。
    ・ダニー・ポルッシュ(ドニー・アゾフ) - ストラットン・オークモント社のナンバー2。ユダヤ系アメリカ人。もともとバイク便ビジネスをしていたが、いとこのナンシーと結婚し、車椅子送迎車ビジネスを始めたころ、自宅のあるクィーンズの同じビルに住むジョーダンと妻を通じて知り合ったのをきっかけに、2週間で株の仲買人の資格を取り、ジョーダンと同じ会社に入社、その後ジョーダンが設立したストラットン・オークモント社に参加。1990年代には高級住宅地オイスター・ベイ・コーブのプール・テニスコート付き約2500坪の豪邸に住み、高級車、プラベート飛行機を持ち、ハンプトンとパームビーチに別荘を所有する暮らしをしていた。逮捕後39か月の刑期を終え2004年に出所、ナンシーと別れ若い女性と再婚し、フロリダの豪邸で暮らしながら医療機器の会社を共同経営している(同社は2015年にFBIの査察が入った)。
    ・マーク・ハンナ - ジョーダンが勤めていたL.F.ロスチャイルド社の先輩。退社後証券会社を経営していたが、詐欺とマネーロンダリングで逮捕され、2004年に6年半の刑が確定。
    ・スティーブ・マデン - 靴ブランド「スティーブ・マデン」の創業者。ユダヤ系アメリカ人。証券取引法違反で2002年に同社CEOを退任し41か月間服役。2005年に出所後は、同社のアドバイザーと株主ではあるが、経営からは外れている。
    ・ロッキー青木 - インサイダー取引で不正な利益を得たとして罰金50万ドル、保護観察3年の有罪判決を受ける。
    ・トッド・ガレット(ブラッド) - ジョーダンの幼なじみでドラッグの売人。
    その後:
    実際にストラットン・オークモント社の共同設立者であったアンドリュー・グリーン(映画ではニッキー・"ラグラット"・コスコフとして登場する人物)は、その人物描写を不服として、スコセッシ監督とパラマウント社を相手取り、2500万ドルの訴訟を2014年に起こした。劇中のラグラットは、若はげ隠しのためにかつらを付け、ドラッグを常習する乱痴気パーティ・マニアとして描かれているが、本人の許可なく登場させられたうえ、描写には虚偽があり、それが投資銀行家としてのグリーンの信用を著しく失墜させている、と抗議し、損害賠償と映画の配給中止を求めた。

    あらすじ:
    22歳で結婚したジョーダン・ベルフォートは、金持ちになる野望を抱きウォール街の投資銀行・LFロスチャイルドに入社。そこで風変わりな上司・ハンナとランチを共にし、この世界ではコカインとリラックスが成功する秘訣と教えを受ける。半年かけて株式仲介人の資格を取り、意気揚々と出社した日に「ブラックマンデー」に襲われ、会社は倒産。失業したジョーダンは新聞の求人欄で家電量販店の倉庫係に目をつけるが、妻が「株式仲買人」の求人を見つける。コンピュータもない粗末な事務所を訪ねると、扱うのは1株6セントなどの店頭株だけだが、手数料は50%だと説明され意欲を出す。巧みなセールストークであっさり2000ドルを稼ぎ皆から英雄扱いされる。こうしてジョーダンはクズ株を売り続けボロ儲けした。
    稼ぎで購入したジャガーを駐車場に停めていると、家具屋のドニーが声をかけてきた。月収を聞かれ7万ドルだと教えると、ドニーは下で働くという。その後お礼としてクラックを勧められ一緒にハイになった。借りたガレージを事務所にして会社を始め、マリファナの売人を営業マンとしてリクルートする。ジョーダンは社員にペンを例にセールスを教えようとする。売人のブラッドはペンを持っていない相手に「ナプキンに名前を書け」と言い、ビジネスの基本は需要と供給であると手本を示す。
    妻から貧困層を相手にしていることを咎められたことをきっかけに、全米上位1%の金持ちを相手に変え、社名もストラットン・オークモント社に変えた。一流銘柄で取り入りクズ株を買わせ利益を出す戦略は功を奏し、会社は急成長した。フォーブス誌の取材に応じ「ウルフ」と悪名がつくも、その名は若者にも知られることとなり、入社希望者が大挙して押し寄せるようになった。そのまま勢いがつき、スティーブ・マデンというドニーの同級生の靴会社を新規公開株として非合法に儲けることに成功する。自宅のパーティに出席したナオミに一目惚れし不倫関係になり、妻と離婚。再婚後は購入した大型クルーザーをナオミと名付けるなど私生活も順調に進んでいた。
    しかし、ある連邦捜査官が株価の不審な動きに疑問を持ち、内偵を進めているとの情報が知り合いで元刑事の私立探偵から入る。自ら連絡を取るのは危険だと警告を受けるも、ジョーダンは自分のクルーザーへ招待する。巧みな話術で取り込もうとするが、買収するのかと脅かされクルーザーから追い出す。
    当局の動きに焦りスイスの銀行に現金を隠そうとするが、口座への入金はヨーロッパ人でないとできないと判り、ロンドンのナオミのおばに頼み込む。ドニーも自分の現金を仲間のブラッドに頼んで運ぼうとするも、警官の前で派手な喧嘩をしてしまい、ブラッドは逮捕。計画は頓挫する。ヤケになったドニーは古い鎮静剤(通称レモン714)をジョーダンにプレゼントし二人で飲むが全く効果がなく大量に服用する。そんな中、突然元刑事の私立探偵から電話があり、自宅と会社が盗聴されているという情報が入る。盗聴されないよう公衆電話のあるカントリークラブへ向かい、詳細をやりとりしているうちに、遅れて効いてきた鎮静剤のせいで卒倒する。なんとか這いずりランボルギーニで帰宅するも、翌朝見ると、車は凸凹になっていた。
    当局に目をつけられたジョーダンに対し、顧問弁護士は司法取引と辞職を勧めるも、辞任の挨拶を社員の前でスピーチしているうちに気が変わり撤回。すぐにマデンの株の件で政府から召喚状が届くが、ジョーダンをはじめ社員はしらを切る。出国を禁止されているのにもかかわらずクルーザーでイタリアに行くと、マデンが大量の自社株を売ったことやナオミのおばが急死した連絡が入り、急いでスイス銀行に向かうも、クルーザーは嵐で遭難してCOMSUBINに救助される。
    多数の罪状で有罪になるも、4年に減刑する代わりに盗聴器をつけてウォール街の仲間の情報を集めるよう、FBIから司法取引を持ちかけられ協力する。家に帰るとナオミが離婚を切り出し親権を巡って口論となり、子供を奪い車で逃走しようとするも、ハイになっており事故を起こす。その後、盗聴をする際にドニーを庇ったメモが司法取引に違背する証拠となり逮捕。吹っ切れたジョーダンは仲間の情報を売り3年に減刑され収監。初めは怖気づくも、刑務所内で買収しテニスをして優雅に過ごす。
    数年後、ニュージーランドで講演を行う姿があった。彼は「このペンを売ってみろ」と語りだした。(ウィキペディア)

  • ★3.5

  • 制作年:2013年
    監 督:マーティン・スコセッシ
    主 演:レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー、マシュー・マコノヒー、ジャン・デュジャルダン、カイル・チャンドラー
    時 間:180分
    音 声:英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch


    22歳でウォール街の投資銀行に入社したベルフォートは学歴もコネも経験もなかったが、斬新なアイデアと一瞬にして人の心をつかむ話術で成り上がっていく。
    やがて、26歳で証券会社を設立し、年収49億円を稼ぎ出すも、常識を超えた金遣いで世間を騒がせる。
    “ウォール街のウルフ”と呼ばれるようになるが、彼には破滅が待っていた。

  • やはりレオの演技は素晴らしい!
    ストーリーはエグい!

    長いけど退屈しなかった。

  • ディカプリオさん主演でスコセッシさんが監督。
    実在の人物で株で天国へ上り、失墜したお兄ちゃんの人物伝~コメディ仕立て。
    汚いスラングが目白押しなので、生きた英語を学びたい人は見ると勉強になるかもしれません(笑)

    ディカプリオさんはハジけていたし、二番目の妻を演じたマーゴット・ロビーさんがめっちゃキレイでした。
    彼女はトーニャ・ハーディング役とか演技の幅が広いよね。
    この映画では、すっぽんぽんになっていてビックリした。

    お話も大人向けコメディ映画の優等生という感じで演出も脚本も良いです。
    3時間あるお話だけど、飽きることはありませんでした。
    ただ、好きな話かと言うとそれほどでも…。
    日本で「ウルフ」というと一匹狼のイメージだけど、この「ウルフ」さんはダメな男友達とつるみまくりなので。
    でも映画館で観てもOKだったな…と思えるので☆4つ。

  • 評価の難しい映画。スコセッシは何故このウォール街のクソ狼の話を映画化したのか。最早ディカプリオの演説は新興宗教の教祖で、狂信者たちのトップに君臨する偽善者で反吐が出る。こんな映像を3時間も見せられて非常に疲れた。まあ最初からマーゴット・ロビーを観たかったのが第一義だったので、それは堪能できたが。

  • 3時間もの超大作だが、割とスラッと観れた。
    とにかくもう良い意味でクダラナイ傑作であった。
    もう金融的知識はほぼいらない、薬と性のオンパレード。
    もはやディカプリオがここまでぶっ飛んだ演技をこなすとは
    そのことの方が驚きであった。

    さすがはマーティン・スコセッシである。

  • カオスだった。。

    金、性、ドラッグ、酒…

    人間というよりも本能に正直な動物たちが描かれている世界だった。

  • 本は読了済み。
    3時間は長い。
    マーゴット・ロビーがちゃんと脱いでいる。

    マシュー・マコノヒーが胸をたたきながら
    歌うシーンが印象的。

    There's no nobility in poverty.
    I will not die sober!

  • MoMAでのScorsese in New Yorkと題したミニシリーズにおいて、二本目。

    「スコセッシ+ディカプリオ」ペアでの作品としては今までのところThe Aviator (2004) が一番印象的だったのだが、全部で6本あるらしくまだ半分も観れていないという事実に直面。これは由々しき事態であり早急に改善に務めなければならない。

    本作での彼の役どころはあくまでカリスマ的でかつ理路整然と言語を巧みに操ることが可能で、そして併せて狂気性も兼ね揃えてなければならないわけで、それを彼が演じると見事にハマる!

    脇役陣ではジョナ・ヒルが気になった。ふと最近ひと目では気づかかないほどの彼の痩身写真を見かけたことがきっかけでいつからのことだったのかをネットで追っかけてしまったりしていたことも手伝って、元のイメージに近いサイズの本作での彼をみた後には「その変遷を追う目的で時系列でみてみたい…」という変な動機が成長してきたりもする…。

    この手のハイオクタン映画はもう一回観るかと聞かれるとあまり自身を持って答えられないが、あのレオ様の「newly invented face」を観るまでは…って感じで観続けるのかな…。そんな気がする。

  • 久しぶりのディカプリオ。
    「ロミオ+ジュリエット」を渋東シネタワーまで観に行ったのは、もう20年以上前になるのか…
    過去作品をキネカ大森とかに観に行ってたときもあった。
    「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は興味はあったけど観ないまま忘れてて、先日バイト先でお客様がこの作品について話してて思い出して、観た。

    こういう映画、嫌いじゃない。というか好き。
    ぶっ飛んでてめちゃくちゃで悪いことしかしてないのに、なんか憎めない、みたいなやつ。
    映画の中だから許される。(これは実話だけど)
    ウィキペディアで調べたら「伝記・コメディ映画」って書かれてて笑った。

    ディカプリオの演技は素晴らしいし、面白いし楽しいけど、何も残らない。
    逆にそれがいいのかな。

  • * 結構前に飛行機の中で見たが再度鑑賞。一個前にMarvin’s Roomを見てディカプリオの演技をもっと見たくなってしまい…というにはあまりにも対照的な演技で笑えてくる。というくらいにやっぱこの俳優演技の幅が広い。
    * コールドコールするとことか、社員の前で士気上げるところとか、ディカプリオのこういうまくし立てるような演技好きだなー。アメリカ人っぽくて、カッコよくて、見ていて気持ち良い。
    * ルール無視のやりたい放題の3時間。特に内容はないんだけど…元気を出したい、笑いたい時に映画。実際多分何もできないドニーが調子乗っていく感じとかももうめちゃくちゃ。
    * 途中チラッとシリコンバレーのリチャードが出てて笑った。

  • 壮絶な駆け引きを繰り広げるウォール街...
    を想像してたけどいい意味で裏切られた。
    ほとんどドラッグとセックスシーンしかないので見る人は選びますが、合えば3時間という長尺でも最後まで引き込まれる面白さはあります。
    ディカプリオの演技良すぎる。

  • 金、女、薬をとことん追い求める飽くなき姿をデカプリオが怪演。
    ウォール街で成り上がった彼に怖いものはなく、のし上がり駆け上がり転落。
    それでもまた表舞台に現れてくるんだろうという驚異の精神が垣間見られる。
    一人の男が繰り広げるぶっ飛びエピソード。

  • 人間性は嫌いだけど生き様はすごく面白い!(笑)どこでもクスリやって乱交パーティするヤベーやつがずっとヤベー状態を維持して生きてる話(ざっくり)モノの売り方とか金持ちの欲求うんぬんの感想あるけど、一番言いたいのだけ。友人がドラッグで死に掛けて自分もラリッてるときにテレビアニメ「ポパイ」のほうれん草でパワーアップシーン観て、自分も追いドラッグでパワーアップするシーン死ぬほど笑ったwwwwwwwこの映画で一番良いとこだと思う 心に刻んだ

  • 2013年 アメリカ

    監督 マーティン・スコセッシ

    レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー

    原作は ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生 
    実在の株式ブローカーのことを描いたマジにやばいぜって内容。

    世の中にはこんなにはちゃめちゃなことをする人がいるんですね、マジビックリ。
    そして、このはちゃめちゃな内容がほぼ実話だなんて、ビックリだわ。

    全くゼロから、学力もコネもないジョーダン・ベルフォート(ディカプリオ)のサクセスストーリー。
    って聞こえはいいけど、エロいし、グロいし(笑

  • 巧みな話術を武器にして、ウォール街のカリスマへと成り上がったジョーダン・ベルフォートの半生を描いた実話ドラマ。

  • 長いうえに終始テンションが高く、観ていて若干疲れてしまったものの、面白い!と素直に思うことができた。一人の人間の転落からの上昇そしてまた転落…という壮大なストーリーを3時間にまとめ上げた作品。

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