関根くんの恋(5) [Kindle]

著者 :
  • 太田出版
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感想 : 6
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感想・レビュー・書評

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  • 手先が器用で、おそらく頭もよく、イケメン。そんな人が独身彼女ナシ。何か裏があるに違いない。と、思ったら、主体性ないのにうまいこと風にのれちゃう器用貧乏な人だった関根くん。手芸屋の孫と出会って、多分おそらく間違いなく。思い通りに行かないことがあることを知ったもよう。「一体どこに向かって腹を、立てれればいいんだ…俺は」律儀というか生真面目というか。「自分で進んで手にとった記憶はほとんどないな。本に限らず進んで選んだものなんて今にして思えば全てにおいてとすら」そんな関根君だから…おめでとう!だ。

  • レンタル本。

    関根くん、よかったね!
    堂島くんの恋の行方も気になるな〜。
    スピンオフ読みたい。

    今度読みたくなったらその時は買ってしまおうと思う。

  • 早速購入して読みました。
    最終巻です。

    1~5巻の全体でみると、最初は暗いネタで読み進められませんでした。
    (本屋さんにある、ちょっとだけ立ち読みで、読む気なくしたw)

    が、たまたま続きを読む機会が再びあり、
    2巻辺りから面白くなっていき最終巻までは一気に楽しめました。

    私はこの1年で全巻を読んだのですが、連載中で最新刊を待ちながらだと間延びしてテンポが合わず読み続けなかったかもしれません。

    河内遥さんの他の作品も読みたくなりました。

  • 流されるままに生きてきた関根くん。
    がんばった!もらい泣きしそう。
    おめでとうございます。
    おまけ描き下ろしのエピローグも可愛い。

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  • 1巻から5巻まで一気読み。
    「罪深い無知」と「かなしい完璧」、キャッチコピー通りのお話。
    1巻で「初恋」に気づかせられるまでのくだりは、関根くん視点だったせいか「えっ!?」と驚かされて、関根くんへの感情移入がしやすかった。
    完璧で器用でなんでも出来るはずなのに、自分のしたいことにはとことん不器用で、好きという自覚を持ち始めてからも上手くいかない関根くんの悪戦苦闘っぷりは見ていて応援したくなってしまった。
    サラには「こんなに好きなんだから気づいてやれよ」と思う一方、こんな出来る男に好かれても信じられないのは無理もないなあと共感。しかしそこがまた、関根くんが不憫でたまらず、もどかしくて大層はらはらさせられたけど、だからこそ、最終巻でふたりの気持ちがおそろいになるさまは、読んでいて気持ちよかった。
    関根くんはこじらせ系男子だけど、まっすぐだからこそ報われたんだよなあ……よかったなあ……としみじみ。
    欲を言うなら、結ばれた後のふたりをもっと見たかったなあと思う。

    お話上仕方ないのだけど、サラ以外の女性は、女の嫌な面を見せるばかりになっていたのはちょっと残念。
    一方で、堂島くんは当て馬か嫌な奴になるのかと思ったら関根くんに大して敵愾心はあっても嫌がらせをしてくるわけでもなく、いい感じに火付け役になってくれたし、なかなか純情な青年で好感が持てた。頑張れ堂島くん。
    彼のスピンオフを読んでみたい。

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著者プロフィール

東京都出身。2001年、「アックス」にて『ひねもすワルツ』でデビュー。2009年、一挙4冊を刊行したデビューコミックスフェアで注目を集める。2012年、『夏雪ランデブー』がテレビアニメ化された。主な著書に『関根くんの恋』『ケーキを買いに』『文房具ワルツ』『リクエストをよろしく』など。現在、「Kiss」にて『涙雨とセレナーデ』を連載中。

「2022年 『涙雨とセレナーデ(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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