先生の白い嘘(2) (モーニングコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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感想・レビュー・書評

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  • 茜さんのコミック好きです

  • 大人し男子と、彼に対して積極的でない女性教師の組み合わせに弱いなぁ。中学聖日記みたく、揺れる恋心にドキマギする感情視点のキレイな漫画じゃない。先生にしか身体が反応しないとか、大人の男性が大人の女性を征服するとか、かなり生々しい作品。社会派。リアルな問題として読める。女性の味方本になるのかしら。

  • -

  • 鳥飼茜は『地獄のガールフレンド』以来のファン。
    女性漫画家ではいくえみ綾と並んで好き。
    この二人は絵がたまらなく好き。

    はじめ
    やっぱ男性誌(「モーニング」)に連載だからか
    男性を意識したエロい描写が多いな
    (ちなみに『地獄の…』はフィール・ヤング/女性誌)
    と気になった。実際そんな気がするけど
    深読みすると男性の「エロい」読み方を
    意図的に計算して逆手に取ってるとも言える

    男性ではこの性別の格差というか
    差別というか、違和は気づかないと思う。
    そういう点でも、男性誌に掲載は
    価値がある気がする

    描写的にはP46の
    処女の玲菜が早藤にトイレで襲われちゃうとこは
    圧巻だった。玲菜の瞼からこぼれ落ちる涙がすごい

    そして巻末の萩尾望都が名文。
    登場人物のコメントがすごい。
    そして作者の評価も。
    「暴力的なのに、品がいい」。確かに。

    『地獄の…』の作者がこれを描く…、
    興味深い。

  • 萩尾望都の解説がついちゃう作品なわけで。
    無神経なゲスい男よりも、無神経な愚かな女のほうが、罪深いと思うの。

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著者プロフィール

1981年生まれ、漫画家。2004年デビュー。主な作品に、『先生の白い嘘』(講談社)、『地獄のガールフレンド』(祥伝社)など。「ダ・ヴィンチ」で『マンダリン・ジプシーキャットの籠城』、「週刊SPA!」で『ロマンス暴風域』を連載中。ツイッターはこちら→@torikaiakane

「2018年 『漫画みたいな恋ください』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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