冷たい熱帯魚 [DVD]

監督 : 園子温 
出演 : 吹越満  でんでん  黒沢あすか  神楽坂恵  梶原ひかり  渡辺哲 
  • Happinet(SB)(D)
3.41
  • (14)
  • (32)
  • (36)
  • (12)
  • (4)
本棚登録 : 262
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953055209

感想・レビュー・書評

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  • グロすぎて最高

    • yhyby940さん
      おっしゃる通りです。園子温らしいグロくてエロい作品。個人的には好きです。
      おっしゃる通りです。園子温らしいグロくてエロい作品。個人的には好きです。
      2023/05/12
    • schieleさん
      そうですよね
      初めて観た時は衝撃を受けました
      実際にあった事件を元にしてるので、一番怖いのは人間だな…とリアルを感じる作品でした
      そうですよね
      初めて観た時は衝撃を受けました
      実際にあった事件を元にしてるので、一番怖いのは人間だな…とリアルを感じる作品でした
      2023/05/12
    • yhyby940さん
      なんだか観てはいけないものを観てしまった感が、ありましたね。
      なんだか観てはいけないものを観てしまった感が、ありましたね。
      2023/05/12
  • 「人生ってな、痛いんだよ!!」

    さすがは園子温。素晴らしい。
    ひたすら狂気だった。

  • 観てる間も嫌で嫌で仕方なかったのに、自分の目で見てきたみたいに次の日も光景が蘇るのが怖かった。こんな風にはまり込んでしまう心理は理解できない、と思えてよかった私。
    初めの夕食作ってる台所のシーンの嫌悪感。あの水道から出る水飲みたくないってほど。

  • 「埼玉愛犬家連続殺人事件」がモデル。これはエグイしアカンわ。スプラッター好きな人には良いのかなぁ。まぁ、これが実際にあった事件なんで、余計に怖い!人間の狂気というか何と言うか・・・

  • 埼玉愛犬家連続殺人事件を元にして作られた事実は小説より奇なりを地で行く作品。アウトレイジが全員悪人ならこれは全員狂人。内容のエグさに主人公同様に吐き気がする。

    主人公の男が心の弱さを突かれて狂変し、最終的に村田を殺すところまで来る。救いようのない展開でオチが付かない中、狂ったように笑う娘の傍らですべてを成し遂げたような死に顔を浮かべている。この作品の中でできる限りの幸せを求めたメリーバッドエンドだが、ある意味あの娘の反応には一人でもやっていけるような気がしてくる。その安堵の笑みだったのかもしれない。村田になり切れなかった主人公だが、自我を得て自分なりの正しい選択を遂行した感じがあった。ラストカットの地球は人間を嘲笑しているようで、主人公の死に顔と重なる。

    Life is pain

  • つ見終えたので感想投げる

    冷たい熱帯魚

    面白い作品だったが、おそらく二度と見ないであろう。

    理由1つめ。
    とにかくグロい。グロテスクなのは得意でも苦手でもないが、吐き気を覚えたのは正直これが初めて。多分実話(しかも日本)を元にしてるからより気持ち悪さを覚えたのかもしれない。

    理由2つ目。良い意味でも悪い意味でも感情を掻き乱してくる。村田の発言は妙に説得力があり、それに感化(?)された社本(元々素質はあったんだと思うがあの変貌は恐怖通り越して痛々しさを感じた)。

    ただその2点が今作の魅力であり、
    間違いなく傑作だと思う。
    私には合わなかった。

    一点、感嘆した所がある。
    序盤の食事を準備するシーン。
    レトルト食品=愛情なしとは言いたくないが、手際もかなり荒く「ああ家庭内冷えきっているんだな」とすぐに分かる描写は良かった。

  • 期待しすぎてしまった…。

    園子温は『ヒミズ』以外は概ね合わない。
    暴力やセクシャルなシーンが問題なのではなく、
    血糊が多すぎるというか、品がない。

    でんでんの演技は素晴らしく胸糞悪く、
    それを楽しむ作品としては良い。

    そして、後半が明らかに蛇足。
    でんでんの妻役が笑っているシーンで終わればよかったのに。

  • Amazonプライムビデオで。合う合わないある。自分には合わない。登場人物のテンションについていけない。純粋な暴力(無抵抗の人をいきなりすごい勢いではたくとか)。人体解剖的なシーンも多くかなり猟奇的でグロい。そういうのが合う方には面白いと感じられるのでは。自分は精神的で間接的?な頭のおかしさ、異常性みたいのが面白いと感じられる、と思った。でも異様な迫力で最後まで観ちゃったな。

  • 実話をモチーフにした映画、グロくてエロい。でんでんが笑えるぐらい全てにおいて突き抜けてる。最後10分ほどに全てのメッセージが集約されてる

  • なんのためにこの映画を作ったのか全く分からない。無駄に長いし。救いようがないしグロい。イヤホンして観てたけどほぼ目は映像追ってなかった。最後の方でイヤホンちょいちょい外した。無理。だめだ。グロすぎ。
    なぜ私は途中でやめずに最後まで観てしまったのだろう。
    せめて誰か一人でも救われればと思っていたのかもしれない。無理だったけど。
    悲しい。自分の行いひとつでなにか結末は変わっていたかもしれないのにとか思うとつらい。もう二度とみたくない。

    っていうのが観てすぐの感想。

    でも一晩経ってみると気持ちも熟成されて、「あ~、あれはキレちゃった人々の話なんだな」と思った。
    あと、村田さんが死ぬときの「おとうさん、ごめんなさい。おとうさんにはもうさからいません。ごめんなさい」ってひたすら謝ってる感じもなんか、虐待された人間特有のあれというか。
    「弱い犬ほどよく吠える」というけれど人間も一緒で、デカい声で怒鳴ってくる人間ほど弱いし臆病だし不安なのではと。
    最初は全然大きな声を出さなかった社本さんが、最後の、死ぬ気の一日だけはずっと声を張り上げていたしアドレナリンもドバドバ出ていた。人を殺して不安だったからではないかと思う。そして死ぬことを覚悟していた不安もあるのではと。

    あとセックス馬鹿は大体異常者、とも思う。
    今まで職場で出会った人でセックス好きを自称してる人たちってなんか目が落ち着いてないし、二面性があるし、気持ち悪い。
    やっぱり理性が働いてない証拠なんだろうな。

    ていうか最後、娘は幸せになったのだろうか。
    クソじじいとクソばばあから解放されたのだろうか。それとも傷が増えただけか。
    私はグレたことがないので、ああいう子の気持ちは分からない。
    あの子もいつか家庭をもったとき、人を殺してしまうんだろうか。
    それとも、自分だけは幸せな家庭を築いてみせると、親を反面教師にして家族をめいいっぱい愛すのか。そうであってほしいと願う。

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著者プロフィール

1961年愛知県生まれ。大学中退後に自主制作映画デビュー。『自転車吐息』(90年)はベルリン映画祭に正式招待される。代表作に『冷たい熱帯魚』など。テレ東系列で放映中のドラマ『みんな!エスパーだよ!』も監督。

「2013年 『ナショナリズムの誘惑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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