グランド・セフト・オートV 【CEROレーティング「Z」】

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  • テイクツー・インタラクティブ・ジャパン (2014年12月11日発売)
  • PlayStation 4
  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4571304474034

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グランド・セフト・オートV 【CEROレーティング「Z」】の感想・レビュー・書評

  • グランド・セフト・オートというと、残虐でアンモラルな現代的ゲームの代表格と思われていなくもないが、社会派クライム・サスペンス作品である。今作はシリーズ第12作目であり、主人公は3人いる。主人公の一人、マイケル・デサンタの家族のサブストーリーが面白かった。

    マイケルには、浮気を繰り返す妻のアマンダ、芸能人を目指している娘のトレイシー、オンラインゲームばっかりやっている息子のジミーがいる。

    妻のアマンダは、家に出入りするテニスコーチ、胡散臭いフランス人のヨガ・インストラクターと浮気するが、どちらもマイケルが撃退する。息子のジミーが部屋で人を殺すゲームばかりやっているので、マイケルはジミーを外に遊びに連れ出そうとする。ジミーは外に出たくないと言う。マイケルが家具でテレビを叩き割る。渋々外に出るジミー。ジミーはビーチに行きたいという。車でビーチに向かう途中、姉のトレイシーが今日芸能関係者の船上パーティーに参加しているはずだとジミーが言う。ビーチには船が停まっていた。マイケルが船に乗り込むと、トレイシーは肌を露出させて、芸能関係者の前でみだらな行動をしていた。マイケルは芸能関係者を殴り倒す。トレイシーは辞めてよお父さんと懇願するが、マイケルの怒りは止まらない。父の暴れる姿を見たくて、ジミーがビーチに連れて来たのだと後でマイケルは気づく。

    メインストーリーが進んだ後、再びマイケルはジミーを外に連れ出す。ジミーはマクドナルド風のファストフード店に行きたいという。ドライブスルーで買ったドリンクを飲みながら運転していたら、マイケルの精神状態が異常になってきた。ファストフード店はドラッグの裏取引場所であり、マイケルが飲んだドリンクにはドラッグが入っていたのだ。ジミーにはめられたマイケルがようやく家に帰りつくと、家には誰もいなかった。リビングに置き手紙がある。ジミーから聞いたわ、ドラッグをやっているなんて、もうあなたとは暮らせない。家を出ます。愛想を尽かせたアマンダとトレイシーは家を出てしまったのだった、というマイケルファミリーのサブストーリーが面白かった。

    このシリーズは、風刺がきいている。みんなから愛されている王室のプリンセスがアメリカにやって来たと思ったら、裏でドラッグの取引をしていたり、政府の秘密機関の高級官僚が犯罪者を見下す性格の悪い人物だったり。会話もユーモラスである。

    <ミッション 宝石店の調査より>
    強盗前の宝石店店内調査。監視カメラの位置を確認した後、店員と話して情報を探る。

    マイケル「やあ。最愛の女性のために何か買いたいんだけど。そのうちの一人にね」
    店員「お手伝いできますわ。その女性は何がお好みですか?」
    マイケル「安物かな。幸いね。カミさんじゃこうはいかない。そうだな。予算は限られててね。そうだな。1万ドル?」
    店員「指輪は8000から。ペンダントは12000からです」
    マイケル「なるほど。それで作りは良いのかい? それともブランドのロゴ代ってやつかい?」
    店員「いえいえ。当店は透明度の高い石のみで、18Kゴールド、950プラチナ。全て最高級です」
    マイケル「いいね。商談成立だ。店内を見て回って、よく考えてから君の所に戻って来る。そこにいてくれ」
    店員「かしこまりました。どうもありがとうございます」
    マイケル「よろしくな」

    こう言い残して、マイケルは店を出る。次に店に来たら、宝石強盗である。日本のゲームがアニメ的とするなら、アメリカのゲームはハリウッド的だ。少なくとも、どんなにゲームの中で強盗や殺人を繰り返しても、現実で罪を犯す気にはなれない。

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