【※連ドラ注意】
実際にあった話をドラマ化してみました、という話でした。
日本一の大学を卒業し、そのままそこで研究員として働いている青志は、研究室が突然解散する形で、大学での職を奪われ、仕方なく母校である某進学校に一年間だけ「講師」として就職する。
当然、「一年間だけ」と決めている青志にやる気なんてなく、いやいや教師の仕事を始めるけれど、実は青志には高校時代に遣り残したことがあった。
それは、「野球」。
当然、一流の進学校であるがゆえに、部活にはまったく力を入れておらず、生徒数も多ければ部活数も多く、グラウンドは取り合い。
まともな練習時間が確保できるわけもなく、野球部は弱小中の弱小。近頃では、一勝もできない始末だった。
なんやかんやで、元野球部の腕を買われ、野球部の監督に就任することになった青志。
彼は、進学校に入ってきた生徒たちの頭を使い、
「弱いままで勝つ!」という目標を掲げるも、果たしてそのとおりにいくのかどうか……。
というのが物語のあらすじでした。
話としては割りと面白かったと思いますが、多分、ドラマ化するに当たって原作の一部をカットしたり、多少誇張する表現を使っていたりも、きっとするだろうから、できれば原作を読んだ方が面白いんじゃないかなあ……とすごく感じました。
まあ、それと何故教師役が「二宮和也」さんなんだ……という点については、ちょっと文句を言っておきたい。
まず、生徒役の子よりも軒並み小さいんですけど……(略)
それから、着ているスーツがブレザーにしか見えまsいえ、何でもないです。
演技は上手いので、ドラマに入り込めたら文句はまったくないのですが、入り込むまでは野球部の面々を見て、「最近の子は発育がいいなあ……」と感心するしか方法がなく……。
もうちょっと他に誰かいなかったのだろうか……とちょっとだけ、疑問に感じます。
演技に文句は無いんだけど……ね!
後は、友人が最後のシーンが明らかに出演者が「アドリブでやってます」感が気持ち悪かったって言ってたけど、個人的には、別にかまわないかなあ……と思ってます。
青春ドラマなんだもん、あれくらいの号泣と、あれくらいの嘘くささはあっていいんだよ!(そして、若人の涙を見て泣くおばさん)
まあ、そんな感じで、ドラマの出来としてはベタな青春モノで悪く無かったかなあ……と思います。
「高校野球」とか、そんなワードにトキメク方には是非オススメしておきます。
ただ、原作読んでからドラマ見たら、思い切り評価が変わりそうなドラマだなってだけは心に留めておきます。(基本、原作贔屓なので)