猿の惑星:新世紀(ライジング) [DVD]

監督 : マット・リーヴス 
出演 : アンディ・サーキス  ジェイソン・クラーク  ゲイリー・オールドマン  ケリー・ラッセル 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
3.36
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  • (3)
本棚登録 : 219
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142050915

感想・レビュー・書評

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  • 新シリーズの二作目になるこの作品。

    猿のリーダーとなったシーザーの表情が凄い事になっていると思います。あの衝撃作である元祖猿の惑星でも驚かされたのですが、今作の‘猿族’は本当に見事に思います。
    まだ今作の猿の支配する地球は『新世紀』であり今後シリーズ化が進むにあたって如何に人間の社会と‘闘い?’或いは‘共存社会’が進むのか?など暫くは目が離せそうにありません。

    しかし、CGの進化は云うまでも有りませんが素晴らしい限りです。

  • もう本物の「猿」が出てるとしか思えない。
    それでいいや、もう。

    猿と人間の共存を模索するあたり希望を感じつつ
    「その後の顛末」を知っているだけに
    かえって物悲しくなる。

    敵対する二つの集団の攻防や
    味方同士の衝突や確執、賛成派vs反対派など
    ストーリーの要素はいたってステレオタイプ。
    映像の凄さを全て引いてしまうと実にシンプルなお話しですね。

    まだ「あの」1作目と地続きとは思えない空気感に違和感を感じる。
    この次でジョイントするらしいが・・・

    楽しみに待ちましょう。

  • 創世記は良い映画だと思った。
    で、この続編も評判良かったよね?
    期待しすぎたかな~~(>_<)

    悪くは無いんだが、
    期待したほどではなかった。

    前作の「NO~~!」と喋った
    その瞬間とか
    馬に乗って出てくる瞬間とか
    そのレベルのシーンは無かったと思う。

    シーザーの息子がもっと頑張ってくれてたら…。
    それとも、これは次回作への布石なんかな?


    CGは凄く良くなっていたけどね。

    悪くは無いんだろうけどね~…。

  • いわゆるパンデミックものの1本。絶滅の危機に瀕した地球での、猿たちとの物語。共通言語さえあれば、人間と猿も得意なことが違うのだからどちらかではなく共存したほうができることは増えそうだけど、その共通言語を種族をまたいでつくる、そして1対1ならつくれるものも組織対組織になると全員の意志の統一ができにくいので組織としては「言っていることとやってることが違う」故に信頼されないケースが出てくるのはやむをえず、そこをどこまで同じ価値観、ルールのもとに行動できるレベルの種族同士の話にできるか、というところがとても難しいと感じました。人対人でもあるあるですね。

  • 前作ジェネシスから10年後の話。


    とにかくシーザーがカッコいい。素晴らしいリーダーになっている。

    そして彼の息子は、そういうリーダーの息子にありがちな反抗的で一旦父を信じられず離れるってことをするよ。


    『猿は猿を殺さない』

    という信念があったけど、結局人間と同じ道を辿っていく。どんな種でも繰り返すのかなぁ。

    コブの気持ちもわからんではない。
    (151231)

  • wowowで録画視聴。字幕版。
    当然ながら創世記を見てからの本作。
    見ている時のワクワクハラハラは創世記の方が強かったようにも思うのですが、今作も見応えは十分。
    むしろ考えさせられるという点においては前作以上のものがありました。
    創世記のラスト、エンドロールへと繋がるシーンで静かに世界地図を埋めていった赤い線、猿インフルエンザのパンデミックにより人口が激減し、文明が崩壊した人間社会。
    一方ミュアウッズの森の中で種族を越えて共同生活をどんどん高度化させていくエイプ達。
    両社はそれぞれ棲み分けているように思われていたが、電力を得る為に水力発電施設を稼働させようとミュアウッズの森に人間が入ってきたところからバランスが崩れていく。
    しかし皮肉にも人間のマルコムがシーザーと分かり合っていく一方で、人間に戦いを挑みたいボノボのコバが人間から奪った銃でシーザーを撃ち、「人間がシーザーを殺した」と他の猿を扇動して戦いを始めるという展開…。
    人間が悪いのでも猿が悪いのでも無い、集団の中で和を乱し自分の思うままにしようとする存在が台頭してしまうかどうかが問題なのだと感じさせられました。
    それにしてもアンディ・サーキス演じるシーザーの素晴らしい渋さ…!見ながら何度も素で「存在がイケメン過ぎる…」と呟いてしまい、某東山動物園のイケメンゴリラのことを思い出しそうでしたw

  • WOWOWで配信終了前に駆込み視聴。撮影の苦労は偲ばれるが、その割に訴えてくるものが少なかった。暴力や戦闘シーンは好きではない。人間も猿も武器を持てば他を弾圧する。幼少の頃私は魔法使いになりたかったが、それは親の権力や財力をもって他を虐げる輩に一矢報いたかったからだ。結局私も力を持てば虐げる側に回るだけ。対話による相互理解や平和共存のなんと難しい事よ。

  • 旧シリーズの2作目『続・猿の惑星』のコバルト爆弾を巡る話が大好きな自分としては、前作『創世記』のラストはものすごくワクワクするものでした。なので今回の『猿の惑星:広島死闘篇』は、てっきり人類が絶滅したあとの焼け野原の闇市の利権を巡る話から始まるものだと思ってたんですが、どうも違ったみたいですね。

    もうちょっと進化して、それこそ先日観た『蝿の王』みたいに原始宗教とか、そして最終的には猿vs.猿で核戦争……となるのかなと思ったんですが、さすがにシーザー1世代では無理か。その方が寓話性が強まると思うんですけどねえ。と、安保法案のニュースを観ながらこの時思ってましたね。因みにたまたまですが読んでたのは『気分はもう戦争』。笑えませんw

    話戻すと、旧シリーズだと『猿の惑星・征服』にあたりますが、旧シリーズでも最後まで人間は生き残ってるんですよね。猿vs人類の本作、生き残った人数もそう多くないので限定された空間になってるんですが、これがものすごくチープ。『ニューヨーク1997』みたいになっちゃってます。
    父と息子の話とかそんなのはわかってるんですが、戦争するならもうちょっと派手にやって欲しかったなあ。面白い撮り方してるとこもあるけど、一昔前のアクション映画を観てるようでつまんなかったです。猿vs猿も、結局まだフィジカルな戦いに過ぎないんで。

    『ニューヨーク1997』で思い出したけど、マットリーヴス監督といえば自由の女神がドーン!!なんですが、あれやっぱり最初の『猿の惑星』の影響なのかな。(因みに『ニューヨーク1997』にはビジュアルイメージだけでそういうシーンなかったと思う)

  • 猿版ジュラシックパーク。娯楽映画と割り切れば最高。原作ファンは不満だろうな。

  • 名作です!人間対猿という単純な話ではありません。猿のなかにも階級や派閥があり、それが災いたなってよからぬ方向に。悲しい、切ない。素晴らしい作品です。

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