ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか [Kindle]

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制作 : 関 美和  瀧本 哲史 
  • NHK出版 (2014年9月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (231ページ)

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ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるかの感想・レビュー・書評

  • このくだりを読むだけで本書の価値はまぎれもない。「アメリカ人は競争を崇拝し、競争のおかげで社会主義国と違って自分たちは配給の列に並ばずにすむのだと思っている。でも実際には、資本主義と競争は対極にある。資本主義は資本の蓄積を前提に成り立つのに、完全競争下ではすべての収益が消滅する。だから起業家ならこう肝に銘じるべきだ。永続的な価値を創造してそれを取り込むためには、差別化のないコモディティ・ビジネスを行なってはならない」

  • この本での重要な問いは最初に提示されている。
    「賛成する人がほとんどいない、大切な真実とはなにか」これを探求せよと。
    隠れた真実をどうやって探すのか、また隠れた真実を探し出せたとしても、その後どうすればよいか。小さく始めて競争を避け、特定市場の独占企業となる。プロプライエタリ・テクノロジーを持ち、ネットワーク効果、規模の経済を活かす。規模を拡大し、その際にできるだけ破壊はしない。そして最初でなく最後の参入者になれと。
    こうしたことを徹底的に考え抜き、計画し、実現することができなければ、スタートアップでの成功はない、ということでもあるのだろう。
    リーンスタートアップでよしとされた(誤解された?)アプローチよりも、最初からなにをすべきか綿密にビジョンを練り上げる重要性を伝えている。
    簡単なことではないが、いつかそれが見つかるかもしれないと期待して、まだ人が気づいていない大切な何かを意識して考え続けてみよう。

  • 2014年の本。2000年代のテックベンチャーの隆盛の回顧録という趣き。従って、歴史の本としてカテゴライズ。

    著者を始めとするペイパル創業者たちは俺と同世代。副題にある通り、この20年でアメリカのテック企業によって、かつては存在しなかったプロダクトやサービスが生みだされていることを実感する。

  • ニッチでシェアをとってから計画的に拡張。
    チームは仲良しグループ。
    プロダクトは圧倒的技術的優位性を。

  • 起業家ピーター・ティールの経験をもとに、成功するビジネスモデルを構築するにはどうすればよいかのヒントが書かれている。 ペイパル成功の経験や、ジンガ,グルーポンの失敗例など、スタートアップに携わる人であれば、アイディアの目安として読んでおいて損はない内容だったと思われる。 また、FBのザッカーバーグが買収を持ちかけられたとき、ザッカーバーグがFBの将来を具体的に一番考えていたという話など、ペイパル以外の他社エピソードなども書かれているのが面白かった。

  • サービスも会社も人もすべて同じ。競争を前提にした生き残りは消耗を招く。しかし、残念ながら世界は競争にあふれている。

    競争から逃れたければ、結局力を磨くしかない。しかし、磨き抜かれた一流の誰も並ぶことができないような技術・知識・理念はもはや消耗を知らない。
    それは引く手数多の超コンフォートゾーンなのだろう。
    私もその境地に至りたいと心から思う。

  • ピーターティールの思想本。
    独占利潤にこだわるのは、ペイパルとXドットコムの血で血を洗う抗争のトラウマか。

  • 良書。ものすごく刺激になる。

    一言でいうと、「独占」を作り出すことが重要 という内容

  • 「独占できる小さなところから始めること」以外はほとんど頭に残らなかった。

    書いてある最も根本的なことは正しいのだろうけれども、
    『読者に何かを伝えたい』よりも
    『高尚な文章を書きたい』という思いで書かれているのでは、と感じた本だった。
    正直に言って、なぜこの本が高い評価を受けているのかわからなかった。

  • WEB業界辺りに属していると否が応でも評判を耳にするティール教の聖書。評判を含め内容についてはちらほら耳にしていたので、いつか読めばよいかと放置していたのだが、会社で行う合宿の課題図書になってしまったので真剣に読了。
    結論としてはこのタイミングで読むべき最良の本だった(読み終わって即座に二周目を読み進めています)

    WEB業界において幸運にも事業の設計や開発、運用をしたり、場合によっては会社そのものを設計、開発、運用をしたりする経験を一応はしております。
    昨今のWEB業界はホラクラシーだとかリーンスタートアップとかが流行っていると思います。実際にその辺りの要素を取り入れて事業や会社を運営していたりするのですが、やってるとトップダウンの欲望がチラホラと顔を覗かせるんですよね。その度に自分の心に言い聞かせて気持を落ち着かせてはいるのですが、ぶっちゃけ違和感を拭い切ることは出来なかったりします。
    本書、というかティール先生語録はその気持について充分すぎるほど明確な思考で持って答えてくれています。本当に今このタイミングで読めてよかったと感じる一冊です。誤解を恐れずに言えば明確なビジョンの無いボトムアップやホラクラシーは単なる責任逃れになりがちだし、最低限の事業計画の無いリーンスタートアップはスモールビジネス製造機でしかないし、絶対的な信頼が作られる前にチームビルディングとか情報共有とか頑張っても「スタンドプレーから生じるチームワーク」なんてうまれっこ無いのです。
    ちょっとテンションが上がって余分な事も書いてしまった気がしますが恐れずに本音を書けるチャンスを与えてくれたティール先生に感謝すると共に早く二周目に戻ります。
    既にベストセラーでこの界隈の人は基本的に読んでるとは思いますが、全てのスタートアップ関係者にオススメの一冊です。

  • PayPalマフィアの親分の書。正直申しあげて別世界。いちいち納得しながら、全然感情移入できないビジネス書っていうのも珍しい。「競争」そのものがイデオロギーの産物であり、独占企業こそ美しい、という話。目から鱗、というよりも、世の中の大半の人は本来不毛たる競争を主食として仲よく生きながらえてるのかも、とちょっと不気味なものを見てしまった感じ。

  • 小さい市場で圧倒的一位を目指している立場からすると、心に響く本だ

  • これから、そして今後も進化する価値創造の態様、ビジネスモデルの捉え方について、一つの示唆を与えてくれる。新しい観点、考え方が多く記載されているものではない。

    ***

    はじめに
    1.僕たちは未来を創ることができるか
    2.一九九九年のお祭り騒ぎ
    3.幸福な企業はみなそれぞれに違う
    4.イデオロギーとしての競争
    5.終盤を制する―ラストムーバー・アドバンテージ
    6.人生は宝クジじゃない
    7.カネの流れを追え
    8.隠れた真実
    9.ティールの法則
    10.マフィアの力学
    11.それを作れば、みんなやってくる?
    12.人間と機械
    13.エネルギー2.0
    14.創業者のパラドックス
    終わりに―停滞かシンギュラリティか

  • すごくおもしろかったです。これを読んでもZEROからONEを生み出す発想法が身につくわけではありません。しかしZERO to ONEをやろう! という著者からの強いメッセージとZERO to ONEで何に気を付けなければならないかについてはよくわかります。起業する人にお薦めです。

  • Lean Startupと相いれない、的なことを言っているけど、そんな事はないよね。補完関係にあると思う。

  • 飛び抜けている人はさらに飛び抜けようとしているというのが気づきだった

  • 2016/1/2 読了

    この本の面白さを理解するにはまだまだ勉強不足だなというのが一番の感想。理由は、本の内容の大半が企業、投資、ビジネスの戦略に関連することだから。

    自分の領域外のトピックであっても、今の自分と色々関連付けるといい教訓だなと思う箇所も何個かあった。特に印象に残ったのは「本当に安泰なのは、安泰などないと危機感をもって努力している人だ」という箇所。ここ最近安定したい、安定したい、と思う一方で、安定なんてどこにもないな、という不毛な思考回路にピリオドをつけることができた。

    その他にも、成功しうるスタートアップが満たしている条件は、個人にも当てはまると思う。というのは、ディールが示した条件を満たすことができるように努力すると、一流のプロフェッショナルなるになるのだなと、食うに困ることはないんだなと感じた。

    糸井重里がこの本に深く感銘をした、という事実は糸井重里の事業家としての想いの強さを物語っているなと思う。

    自分自身がビジネスのプロフェショナルとして成長できた時にもう一度読むべき本。

  • リーンスタートアップで事例として紹介されていたPayPalだが、この本で「数打ちゃ当たるはダメ。大胆な計画のない反復はゼロから1を生み出さない」とリーンスタートアップを否定している。明記されてないが、内容はブルーオーシャン戦略に通じるところがあるのでなかろうか。競争を避けライバルがいない市場で独占的優位性を狙う。競争からは成功は得られない。他にもベンチャーキャピタルとしての知見や、キャリアデザインについても描かれてて、面白かった。

  • 起業家でベンチャーキャピタリストでもある著者が、自らの経験も踏まえ、成功するスタートアップに必要なことを本にした。もちろん、これはノウハウ本ではないし、これを読んだから起業に成功するというものではないが、様々な成功や失敗の例を観察していて、ちょっとタメにはなる。
    あの瀧本哲史が前書きを書いているので、さぞやありがたい本なのだろうが、起業に縁がないせいか、部分部分は面白いのだが、全体を通してみると、あまり記憶に残らなかった。もっと全体を貫くストーリーのようなものがあればという気がする。

  • PayPal創業者であり敏腕投資家のピーター・ティールが語る、ゼロから1を生む圧倒的スタートアップ企業の条件とは?

    この条件を知っていたからといって、条件を満たす起業ができるわけじゃないしなーというのが率直な感想。
    でもこの時代に勢いある人の視点を学べるという意味ではとても面白かった。

  • 基本的には起業についての本だがしかし、すべてのひとに必要となる「マーケット感覚」についての本とも言える。特に変化の激しい現代では、その他大勢と同じ選択をすることは堅実どころかハイリスクな自殺行為でしかないという主張は強い説得力を持つ。と同時に、筆者のように逆張りで勝ち続けるのはやはり一握りのエリートのみという現実もあり、この主張自体が矛盾を内包した禅問答のようでもある。

  • 資本主義とは競争ではない。それらは実は対局にある。競争は疲弊を招くだけで、真に重要なのは独占だ。という逆説的な本だが、説得力がある。

    論旨は以下の感じ。

    ・トルストイは『アンナ・カレーニナ』で「幸福な家族はみな似通っているが、不幸な家族はみなそれぞれに違っている」と書いているが、企業の場合は反対で、幸福な企業はそれぞれ独自の問題を解決することで独占を勝ち取り、不幸な企業は皆同じく競争から抜け出せないでいる。

    ・競争とは無益なイデオロギーである。

    ・競争の中では長期的に利益を出し続けるのはその構造上無理だ。壮絶な競争から利益が出ることはない。

    ・本当に新しいものとは、既存の仕組みを「破壊」することではなく、名の通り新しいということだ。既存企業との対比で語られる会社は新しいとも言えないし、独占企業にはなれないだろう。

    ・ポートフォリオではなく、べき乗則でひとつのことに集中するべきである。

    ・といいつつ、差別化というのは他より少なくとも10倍は優れていなければならない。

    ・小さな市場から始めなければならない。100億ドル市場の1パーセントを狙いに行くのは最悪で、大きな市場は参入余地がないか、誰にでも参入できるがために目標シェアに達することが不可能かのいずれかだ。スタートアップにMBAタイプが少ないのはそのせいで、そこに事業チャンスを見出せないからだ。

    ・リーンスタートアップについては懐疑的。リーンは手段であって、目的ではない。あくまで計画を持つこと。

    ・テクノロジーは限界には達していない。(そう思うなら、本屋に並んだ啓発本をなぜ我々は手にとっているのだろう)資源は有限なので、途上国の今後の消費増を考えると。テクノロジーの進化なきグローバリゼーションはあり得ない。

    ・いかなるビジネスも答えを出すべき7つの質問
    1. エンジニアリング
    段階的な改善ではなく、ブレークスルーとなる技術を開発できるか
    2. タイミング
    このビジネスを始めるのに、今が適切か
    3. 独占
    大きなシェアがとれる小さな市場から始めているか
    4. 人材
    正しいチーム作りができているか
    5. 販売
    プロダクトを作るだけでなく、それを届ける方法があるか
    6. 永続性
    この先10年、20年と生き残れるポジショニングができているか
    7. 隠れた真実
    他社が気付いていない、独自のチャンスを見つけているか

    ・「社会的にいいこと」というのは、社会のためになることなのか、それとも単に社会の誰もがいいと見なしていることだろうか?それはありふれたアイデアと同じで、もはやただの常識に過ぎない。本当に社会のためになるのは、これまでとは「違う」ものだ。最良のビジネスは見過ごされがちで、たいていは大勢の人が手放しで称賛するようなものじゃない。誰も解決しようと思わないような問題こそ、いちばん取り組む価値がある。


    といった感じだ。つまり、東京でカフェを開くという選択はほとんどの場合間違っているし、ゴールドラッシュの際にやるべきことは金を掘りに行くことではなくて彼らにつるはしやジーンズを独占的に売ることなのだという格言を再認識する。

    ただ、生産者側にとって競争は疲弊だけだとしても、価格競争の意味では消費者に利があるのではないかとも思う。この点についてはどうなのだろう。

  • 経営戦略のコーチおススメの一冊。スタートップはリーンの話もありますが、こちらは、徹底的に起業はじめに突き詰めていくべきポイントを明確にしてくれる内容です。
    「隠れた真実」を探せ!みんながいいということではお金の流れは作れないということに同感!。世の中はあれ?と疑問視するようなことでも、これが本質だ!真実だ!ということを見つけられるかどうか?まさに、ゼロから1を生み出せるかどうかが勝負だとまざまざと感じた一冊です!

  • 1から100を生み出すのではなく、0を1にするために必要なことが書かれているようだが、正直目からうろこ的な内容はあまりなかった。

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