「輪るピングドラム」 Blu-ray BOX(限定版)

監督 : 幾原邦彦 

出演 : 木村昴  木村良平  荒川美穂  三宅麻理恵  石田彰  能登麻美子  堀江由衣  小泉豊 

• キングレコード

感想・レビュー・書評

[××さんの感想 · 2023年1月10日]

★3.5

[SnowyYukiさんの感想 · 2018年10月18日]

2011年7月～12月の2クールアニメ。
『銀河鉄道の夜』と地下鉄サリン事件の面影が散りばめられ，ペンギンとリンゴをキーアイテムとし，荻窪から池袋，新宿あたりを主な舞台に繰り広げられるディストピア物語。ピクトグラムで描かれるモブや，「生存戦略しましょうか」「何者にもなれないお前たち」など繰り返される言葉，「こどもブロイラー」で透明になる子供たち。
沢山の謎を残したまま色々な解釈ができる終わり方だったが，大変見応えのある面白い作品だった。同じ監督による『ユリ熊嵐』とは「透明」という言葉の他，全体に流れる雰囲気も似ていた。

[しげみちさんの感想 · 2017年12月31日]

ここ最近見たアニメではダントツに大好きな内容。
エヴァやまどマギのような、個人的な悩みみたいなものにスポットライトが当たりつつも、高尚で難解な世界観に引きずり込まれるところが最高。
このピングドラムは、緩めるところがしっかりと緩めてあるので観やすいのも素晴らしい。
曲も含めてほんとに素晴らしい作品です

[hokubukyuushuuさんの感想 · 2017年6月28日]

改めて見直してみたがやばいことこの上ない作品。愛を与えられなかった人たちの物語であり、愛を与えなかった社会の物語である。あの終わり方にかつては「は？」だったのだが、今見直すとああしないと駄目だよなぁと納得せざるを得ない。それでも彼らは幸せになってほしかった。もう一度笑いあってほしかったと思ったのはご都合主義なのだろうか？

[ーさんの感想 · 2016年6月25日]

このメディアで見たわけではなくAbemaTVでの一挙放送で全話視聴。
暗喩だらけで物語もテーマもぼんやりと分かるような作品。
監督が伝えたいのは物語ではなく哲学なのではと思った。